ジト目のレアコイルちゃん!

レアコイルの磁力線を利用して、パソコンのデータを破壊する事件が多発しているという。

夏だ!クリスマスだ!灼熱のデリバード杯!!レポート

真夏のクリスマス会へようこそ!
夏だ!クリスマスだ!灼熱のデリバード杯!!に
参加してきました!



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今回はビクトリージム主催のイベント、つまりはわたくしもホストの立場だったのですが、
前日に大阪入りしてチンパンジーと練習した結果、ガッツリと寝てしまい、到着はギリギリになりました。
このままではカッコがつかぬ!とセロハンテープで紙を貼ったりして仕事をした感じを醸し出しました。


しかし、何も聞いていなかったとはいえ、ここまで昔のポスターを含めたグッズを惜しげもなく披露できるこの団体には毎度毎度驚かされます。
ホストとして恥ずかしい!
前夜につくつく氏から「クリスマス風の小道具って用意した方がいいですかね?」と連絡が来てはじめて気がついたほど。
次回からは意識して収集する事を決意するあさりさんでした。


今回のルールは特殊なもので、デリバードチームとルギアチームに分かれて対戦を行い、その対戦結果を集計してチームでの勝敗を決めるというもの。
チームは当日、くじを引いて決めるものであり、引くまでは誰とチームになるかは分かりません。
今回わたくしが使用した魍魎の匣デッキはスイカさんのレポートを覆す目的で作成したもので是非とも直接対戦して強さを痛感してもらいたかったので、違うチームになりたいなと思っていました。

わたくしは最後に自己紹介を兼ねてくじを引き、ルギアチームへ配属が決まりました。
最初の対戦者は・・・たねさん!


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1回戦 たねさん
   (リムーブヤドキング 


こちら:タケシのズバット(タケシデッキ)
あちら:ヤドン(化石の秘密)


ほかにたねポケモンがなく、ドローソースもマサキが1枚ほどの手札で厳しいスタート。
マリガンをもらったはずだけれども噛み合ず、厳しい状況に。
練習ではここまで噛み合なかった事はなかったんだけどなあ、おかしいなあ。

お相手のたねさんのバトル場はヤドンで、ダメージを与えてくるポケモンではありませんが油断はできません。
ポケモンいれかえ→ナツメのケーシィ「エネループ」でタケシのズバットがきぜつする恐れがあります。

山札をめくっているとゴース(化石)にアクセスする事ができました。
これによってワンキルされることはなくなりました。
あとはゴースを壁にズバットの「しらせる」で山札にアクセスして、キーカードを引いて展開していくのみ。

たねさんも負けじとエネルギーリムーブでエネルギーカードを剥がしてきます。
そして超エネルギーを2枚貼った事で「ゴミあさり」をしてエネルギーリムーブを回収します。

なるほど!エネルギーリムーブを使い回して、エネルギーが枯渇したところを叩いていくデッキですな。
幸いエネルギーは手札にあったのでエネ切れにならなかったこと、夜の廃品回収を厚く積んでいるためエネ不足になる心配がなく、緩やかだけど展開できるだろうと思いました。


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こちらもエネルギーリームーブを使い、1ターン「ゴミあさり」を止めることができました。
「ゴミあさり」はエネルギーをトラッシュするため、1枚剥がされたら厳しいでしょう。
ドローソースが引けたこともあり、その隙にゴースを進化させて戦える盤面を整えました。
あとはヤドキングが出てくる前にヤドンを叩き、勝利!


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ヤドキング軸は昔にオーダイル(neo1弾)と組み合わせて考察していましたが、エネルギーリムーブと合わせるのはいいロジックだと思いました。
プテラ(neo3)と併せて「ゴミあさり」を使えるようにして疑似トレーナーロックを決めていけば面白いことができそうな気がしたので、今度試してみようと思います。



そして、なんとか初戦突破!!
関西オフは毎回初戦の入り方が難しく、どうしても押し負けてしまう事がありました。
この鬼門を突破できた事がどんなに大きいか。
たねさん、対戦ありがとうございました!


対戦が比較的に早く終わったので他卓の対戦を見学に。
心配していたニューラの数はジョゼさんでドキッとしたものの、同じチームだったため一安心。
他にもソラさんがフシギバナ(第一弾)を使用しており、ポケモンセンター型だったらどう考えても無理ゲーだなあとか。

個人的にインパクト大だったのがスイカさんのデッキで、イマクニ?ドードー軸デッキ。
まさかこの日のために曲まで用意して歌ってくるとは!
まずい!このままだと僕のデッキのインパクトが薄くなってしまう。
ただでさえ玄人好みに作った地味な戦術デッキであり、一撃の爽快感もなければ派手さもない。
てぃらくんとは「白音紅さんが食いついてくれれば実質優勝だろ」と結論づけるほど。
それを対戦中にあそこまで歌と歌われると印象に残ってしまう。
正直に申しましてやられた!完敗だ!!と。

あちらが陽であればこちらは陰。
このままではプレゼン対決は負けたままになってしまう・・・。
かくなる上は直接対決で制するしかないな、と思ってました。


1回戦終了後には恒例のBig Boyへ。
今回はネコアルツさんソラさん白音紅さんと食べました。
皆さんお元気そうで何より。もう同窓会に参加しているような雰囲気でした。

お昼休憩も終わり、本戦2回戦目が始まります。
わたくしのお相手は・・・コウタロウさん!


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2回戦 コウタロウさん
    (ネルトプス) 

過去の関西オフで上位入賞を果たしているコウタロウさんが相手です。
ついでにいうとアニバサリーフェスタ新潟で初卓で僕の隣に座られていた方でもあります。

お相手のマリガンのおかげで手札も潤沢で、いいスタートが切れました。
何よりナツメのスリーパーを初手で引けたのは大きいところ。
お相手のマリガンを見るに純正ネルトプスのようです。
仮想相手としてネルトプスを見ていたため、どうやって対戦していくかは想像できているつもりですが、高HPのハガネールカブトプス相手にどうやって立ち回るかが見物です。
そこを誤ると一気に押し切られます。

こちら:ナツメのスリープ(ナツメデッキ)
あちら:なにかの化石


コウタロウさんが先攻です。
ドローソースからイワークにアクセスされたので、ワンキル作戦は失敗に終わりました。
しかし「いかり」型イワーク。このイワークにダメカンをあまり乗せたくないというのが正直なところ。
お相手イワークを育て始めたので、こちらもナツメのスリープからエネ加速を行っていきます。
序盤は緩やかなスピードで展開をしていく両者。

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なにかの化石をトラッシュしてハガネールで殴り始めた頃にはこちらもある程度育ちました。
鋼エネルギーが付こうものならばエネルギーリムーブでトラッシュに流します。
序盤から鋼エネルギーを2枚トラッシュに置けたのは大きいと思います。

順調にわるいゲンガーに進化して「ひきずりこむ」を開始。
ここで注意しなければいけないのがハガネールプテラの「げんしんきおく」を駆使してイワークのわざである「いかり」を使用してわるいゲンガーをきぜつに持っていく事。
そのため、ハガネールをきぜつさせるのではなく、ダメカンをばらまくことが大事です。


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コウタロウさんのなにかの化石を放っておいた結果、カブトの「なかまのふっかつ」から登場する化石ポケモンたち。
また、カブトもカブトプスとして君臨しました。
カブトプスの「ハイドロカッター」ってエネルギーの色指定がなく、鋼エネルギーを貼って「ハイドロカッター」を使用してくるものだから焦るあさりさん。
ダメージが減るとはいえわるいゲンガーをうまくいけばワンパンできる火力であること、ダメージ量が20に減る事で数ターン延命してしまいます。
コウタロウさんが序盤事故っていた事もあり、山札の枚数に差が出ているこの試合、ここでカブトプスの処理にもたついているとデッキ切れで負ける可能性があります。
そのため、「ひきずりこむ」でベンチポケモンに30ダメージをきっちり与えること→次ターンにゲンガーの「のろい」でカブトプスに10ダメージ移した上で「ひきずりこむ」でカブトプスを前に。
こうすることで擬似的に0ダメージを毎ターン与える事にしました。

おそらく従来のネルトプスですといれかえカードは複数採用されている。
しかし、多く積まれているのはふうせんのみだと踏んでいました。
つまりワープポイントやポケモンいれかえは採用されていても1枚だと仮定しました。
つまりは中盤あたりでポケモンいれかえを使わせるとお相手は苦しくなるのではないかと。

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お相手のカブトプスを残りHP50にしてわるいゲンガーがきぜつしました。
ここで学習装置を貼っていたタケシのゴルバットを出し、ゲンガーの「のろい」でカブトプスにダメカンを移して「つばさでうつ」で弱点きぜつさせるあさり氏。
タケシのゴルバットの使い方を誤っている気がしなくもないのですが、このようにサイドカードを取るとは思わなんだ。

返しにハガネールで殴られるものの一撃では落ちないのがタケシのゴルバット
すぐさまアタッカーをチェンジしてベンチポケモンを狙撃していきます。
この時、もしかしたら山札切れで負ける可能性が出てきた事に気がつきます。
タケシのゴルバットでのサイドカード一気取りは難しいと判断し、倒せるポケモンを倒していく事を決断します。

ミュウツーで30ダメージ与えて倒したあたりで、夜の廃品回収を使ってわるいゲンガーを立てる必要があることに気がつきました。
ロケット団の爆発ジムの効果でダメカンが乗ったハガネールに怯えつつ、脅威の軽減のために「のろい」で別のポケモンに移し替えることに。
最後は山札の枚数が4枚以下なため、夜の廃品回収でわるいゲンガーと超エネルギー回収→オーキドはかせで引いて進化して「ひきずりこむ」をすれば勝ちな盤面にしなければなりません。
お相手のベンチに20ダメカンの乗ったプテラがいまして、なんとか10ダメージをどこかに与えておく必要があります。
わるいゴーストに手貼りしないとわるいゲンガーが間に合わないこの状況において、ハガネールが草抵抗だからこそわるいゴーストを前に出さざるを得ず、わるいゴーストで殴る事が正直賭けでした。


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しかし、エネルギー供給がお相手も間に合わず、「テールクラッシュ」をされてわるいゴーストが倒される事なくターンが返ってきたので、オーキドはかせ→エネルギー手貼りから進化して、「のろい」から「ひきずりこむ」で勝利!

正直な話、デッキ切れ負けも視野に入っていて、途中からいかに白星を拾うかだけを考えていました。
二重眠りのチェックで目が覚めなかった事も追い風でしたが、それを抜きにしても展開を重視するあまり自分の首を絞める運用をしていたのかもしれません。
ハガネールだけであれば他を倒せば問題ないのですが、それはお相手も重々承知済みでなかなか6枚分のサイドカードを引かせてくれるポケモンをベンチに並べてくれませんでした。
その中で拾った勝ちが嬉しくて嬉しくて自然とガッツポーズが飛び出しました。

コウタロウさん、対戦ありがとうございました!


ここまで全勝で進んでおり、次に勝てば上位入賞も見えてくるところまで来ました。
1戦目でサイドカードが取れていないのが心配のたねですが、要は全勝すれば問題ないのです。

そして発表された次の対戦相手は・・・せつなさん!


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終戦 せつなさん
  トゲチックピクシーライコウ


ここに来て関東勢、しかも勉強会に参加してくれるせつなくんと対戦する事に。
せつなくんも最近ではこちらのキャパシティを超えるデッキを使用してきていて、対策を練る事が難しいプレイヤーの一人です。
プレイスタイルは安定型ですが、中盤から突発的に暴れてくるため注意が必要なお相手です。

以前の関西オフ決勝卓でも対戦した経験があり、苦手な印象はないものの、ここ最近は負け越しているため油断は禁物です。


こちら:ナツメのスリープ(ナツメデッキ)
あちら:トゲピー(サザン)



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正直当たりたくなかった・・・。
トゲピー・・そうかチンパンと同じポケモンを採用してきたのか。


前日の夜にチンパンと深夜に及ぶ練習をした時、正直あと一歩で負けそうになるほどでした。
その理由としてはやはり抵抗力
どうしてもわるいゲンガーのダメージ量だと太刀打ちできません。


拡張シートプロモミュウツーを出すのも正直ためらったのですが、殴り合いになった時に30ダメージを確実に与えられるポケモンがいないと押し負けると思い、泣く泣く出しました。
ここが勝負の分かれ目になるとは、この時のあさりさんは思いもしませんでした。



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そのうちピッピ(拡張シート)が出てきました。
そこであさりさん理解します、これがせつな君のピクシーデッキのゴールかと。
思えばトゲチックもピクシーも無色エネルギー1つで起動できるポケモン
つまりはポケモンセンターも入っているわけです、つまりは相性が悪いデッキタイプなのです。
しかも抵抗力のためこちらのダメージは通らないくせに、あちらのダメージは貫通するという優れもの。
早いうちにトゲチックにダメージを集めてピクシーに分散して息の根を止めなければ一気に押されてしまいます。

しかし、それはお相手も考える事で、こちらのわるいゲンガーの「ひきずりこむ」で行動を制限して、ミュウツーの「テレキネシス」で30ダメージをベンチポケモンに与え続けて盤面を崩壊させるのです。
前にめんどくさい相手が出ようものならばライコウの「いなびかり」でいれかえを強要すればいいのです。
ぼ、ぼくのポケモンのわざで僕が苦しめられているだと!?


こちらも負けじと「ひきずりこむ」で二重眠りにして盤面を立て直そうにも
眠り判定2連続表→「おおきくゆびをふる」でも表を出し、コイン運に抜群に恵まれている始末。
ぼ、ぼくが用意したタテトプスコインが反逆を起こしているだと!?


こちらが「ひきずりこむ」されてコインを投げようものならば裏が出る始末。
なんということだ。
運命がせつなくんの味方をしている・・・。


それでもライコウトゲチックにダメカンを乗せて反撃の隙を伺っていくあさりのみそしる氏。
それを王者の風格のごとく受け止め、飛び出すのはポケモンセンター


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ああ、ひどい!
コツコツ積み上げていたものが
一瞬で水の泡になってしまった・・・。


きれいさっぱりダメージを回復され、こちらの隙を作らせません。
(本来僕だけのオリジナルの)ミュウツーの「テレキネシス」やわるいゲンガーの「ひきずりこむ」でじわじわと追い込まれるあさりさん。
デッキをめくれどもめくれどもチャンスは回ってきません。
のろいゲンガーを出したくてもゴーストがサイド落ちというまさかの事態で、育て屋さんを引いたときにはゴース君の影も形もありませんでした。


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勢いを止められるまま押し切られて負けてしまいました。
奇しくも関西旧裏オフでのリベンジを果たされた形になりました。

これまでタケシのキュウコンとピクシーを併せていたせつなくんがガラリと方針を変えてきたこと。
タケキュウ型であれば五分五分、それ以上に勝てると踏んでいたため、奇麗に予想を裏切られて笑うしかありません。
それほどまで完敗でした。
せつなさん、対戦ありがとうございました!


結果としては全勝者が2名ほどいたデリバードチームが勝利。
わたくしの所属したルギアチームには全勝者がいませんでした。
その後に行われたデッキ紹介ですが、参加者皆様の個性が光るデッキばかりで「こういうところに力を入れて作っているのか」と刺激になりました。



本戦が終わったあとは、現行レギュレーションで白音紅さんのよるのこうしんとこちらのルガルガンライチュウで対戦したり、初めましての方のバクガメスボルケニオンとこちらのよるのこうしんで対戦したりしました。
2戦とも勝利して伸びに伸びきったお鼻はかかしくんによってぶった切られました。


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その後は何人かとトレードしたり、対戦して時間を過ごし、本日のサブイベントである・・・ソラルダンことソラさんとのトレードです。
わるいレアコイルやモノマネむすめの英語版はもちろん、レスキュータンカ含めて有用カードもトレードしていただきました。
英語版のカードも欲しくなったのでいただきました。


トレード後、会場使用ギリギリ時間まで他の方の対戦を見たり、野球観戦から戻られたネッシュさんと野球談義に花を咲かせたりしました。
その後は車で来ていたジョゼ君に無理を言って新大阪まで送っていただき、一緒にラーメンを食べて帰りましたとさ。



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こちら2枚の画像は今回のトレードでいただいたお品物です。
ソラさんをはじめジョゼさん首領さんネコアルツさんありがとうございました!


改めて、この度も楽しい会を開いてくださったネコアルツ氏をはじめビクトリージムの面々、
対戦者や会話をしてくださった方々にお礼申し上げます。
加えてデッキ紹介欄でもお伝えしましたが、こんなすばらしいデッキを共に考えてくださったてぃら君にも改めてお礼申し上げます。

年に数回、このように全国から人が集まって交流できるイベントはございませんで。
これをモチベーションに生きているといっても過言ではないのかな?と最近思ったりしております。
なんでしょうね、同窓会みたいな位置づけにあるみたいです。

当時の自分から見ると「お前そんなの使ってるのかよ」とため息をつかれそうなくらい真逆の戦術を取っていたりして、振り返ってみて成長をしみじみと感じています。
限られたカードプールの中で知恵を絞り、対戦していく楽しさは壮快そのものです。
今後も運営や参加で携わっていけたらいいなと思っております。



2日目はお買い物で一日を過ごしました。
まんだらけさんをはじめあちこちのお店を訪問し、お安く購入させていただきました。

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たくさん買ったせいでお金がなくなりました。
旅って本当に怖いですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。