ジト目のレアコイルちゃん!

レアコイルの磁力線を利用して、パソコンのデータを破壊する事件が多発しているという。

わるゲンノズク(SMB2020本戦使用断念デッキ)

どうもこんばんは。

今回はSMB2020の本戦で使おうと調整して、見事に断念したデッキを紹介します。

俗に言う紙束です。


私では60枚に収まることができなかったので、もし仮にデッキとして収まることができた方がいたら連絡ください。それを肴にお酒を飲みます。




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ポケモン

ゴース(拡張シート)×1 ★★

ゴース(neo4)×3

ゴースト(拡張シート)×1

わるいゴースト×2

ゲンガー(化石)×1

わるいゲンガー×2

ホーホー(neo1)×3

ヨルノズク(neo1)×2

ビリリダマ(拡張シート)×1

マルマイン(第一弾)×1 ★★

コダック(R)×1

やさしいゴルダック×1

サワムラー(化石)×1

エイパム(neo1)×1



計:21枚




・トレーナー

オーキドはかせ×4

ウツギはかせ×4

マサキ×4

クルミ×3

ポケモン交換おじさん×3

礼儀作法×1

ポケモン育て屋さん×1

夜の廃品回収×3

ポケモンいれかえ×2

ワープポイント×1

超エネルギーリムーブ×1 ★★★★

抵抗力低下ジム×1

マダツボミの塔×1



計:29枚




・エネルギー

超エネルギー×7

闘エネルギー×3


計:10枚




・デッキ構築時の考察メモ

SMB2020でトップに立つスペックを持っているわるいゲンガーを突き詰めたらどうなるかをコンセプトに作成を開始しました。

ロジック自体は海外にもあり、SMB参加者の中にも同コンセプトのデッキを組んた方がちらほらと。


わるいゲンガー自体、フォレトス研究所の所長戦に持ち込んでました。

あの時は殿堂ランクを雑にニセオーキドの逆襲×2にし、「赤紙(レッドカード)の時間だ!」とばかりにハンデスを仕掛けるものの、結局負け。

手応えは感じたので殿堂ランク含めて根本から見直せばいいところまでいけるのではと考えました。



◎わるいゲンガー使用者側がされたら負けること

①二重ねむりを解除される

ポケモンいれかえ、ワープポイント、ポケモンぎゃくしめいを使用される。

②わざ「ひきずりこむ」をされて場をぐちゃぐちゃにされる

→ピクシー、ドーブルトゲチックウソッキー(ミラー対戦)

③高火力で一撃で吹っ飛ばされる

リザードン等々70以上のダメージを与えられるポケモン

④抵抗力

→ノーマルポケモン全般




①に対しての回答

ヨルノズクの「みやぶる」でハンデス

②に対しての回答

→当面はピクシーに絞って対策検討。

③に対しての回答

→相手のテンポを低下させることと素早いリカバリーでカバーするのが最適解と考え、超エネルギーリムーブとマルマインを1-1で採用。

④に対しての回答

→抵抗力低下ジムの採用&超タイプ以外でのセカンドアタッカーの検討。



この段階でヨルノズクラインとマルマインの採用を決め、「ひきずりこむ」が悪用された時のことを考えて入れ替え系カードを3枚採用しました。



あとは逆立ちしても勝てないデッキへの回答カードの採用です。

このデッキはノーマルポケモンで固められると大変しんどいというのは周知のとおりですが、主に鋼ラッキーとピクシーには手も足も出ません。

そしてこれらのポケモンを本戦では高確率で相手することになるだろうと想定しなければなりません。



鋼ラッキーを見るためにやさしいゴルダックに白羽の矢が立つのは時間の問題でした。

わるいゲンガーと超エネルギーを共有でき、鋼ラッキーに対して最大70ダメージを与えることができます。

退化スプレーHyperとハピナスを手札に温存していたとしてもヨルノズクの「みやぶる」で山へおかえりしてしまえばいいのです。

やさしいゴルダックがやられたところで夜の廃品回収で速やかに回収し、ベンチでまた育て直せる余裕まであります。

なんせ殿堂ランクの都合上「突風」や「ポケモンぎゃくしめい」といったカードが採用されることがないのですから。


また、「エネエネ」から動いてくるデッキ、特に川村(ウィンディマルマイン)にも強く出られるようになったのは儲けものでした。

本戦に出場するプレイヤーの中で、ジャストくんがマルマインを好んで使用するため、そこに強く出られるようになります。



しかしながら、対ピクシーを何度もしても勝ち抜くことができませんでした。

わるいゲンガーに対しては抵抗力という壁でダメージを受けず、対してピクシー側は「ゆびをふる」でわるいゲンガーの「ひきずりこむ」をコピーしてこちらの場を壊滅させればいいのです。

ここで閃いたのが「ピクシーに好きなようにさせないカードの採用」と「ピクシーをワンパンできることとベンチ攻撃ができることを両方できるポケモンの採用」でした。

うってつけのカードがありました。マダツボミの塔とサワムラー(化石)です。



マダツボミの塔はノーマルポケモンが与えるダメージが-30されるというスタジアムです。

つまりはピクシー側が「ひきずりこむ」をしたところで0ダメージを与えることになります。

そんなピクシーは怖くありません。

場が壊滅する恐怖から解放されるので「お好きに引きずり込んでくださいな」と余裕綽々でプレイすることができます。

やさしいゴルダックの「コアアタック」をコピーしたところで同じことで、こちらには特殊エネルギーがないのです。



サワムラーは2エネでベンチの好きなところに20ダメージをばらまけ、3エネ50ダメージを与えることができます。

HPが60と心許ないのですが、ピクシーが場に登場したタイミングでエネルギーを貼り、「エネエネ」で闘エネルギー2個分になれば「とびひざげり」でワンパンすることができます。

あとは残っているポケモンをしばいていけばいいのです。

「ひきずりこむ」で刻んだダメージを「のびるキック」で回収していく。

コンセプトはほえらさんのわるいゲンガーエリカのフシギバナまんまです。




・翻訳記事みたいなプラスのことばかり書いてあるのに何でボツになったの?

A.対策に手を出しすぎた結果、60枚じゃ収まらなかったから。



ヨルノズクは3枚欲しいし、超リムーブを使い回すのにリサイクルも採用したいのですが枠がね。

枠がないんですよ!



あとは西の主人公(右手が光ってトップ解決したりコインが2表だったり)と勝手に称しているぷーさんに何度かスパーしてもらったものの、カツラ型リザードンに無惨にやられていきまして。

こりゃ紙束の域を超えないなと判断して考察をやめたのが11月21日、つまり本番まで1週間のところでした。




わるいゲンガーこそ諦めたものの、考察したメタカードを継承しつつ、場から逃げられなくて砂かけ効果を持つ1進化と、ベィビィ無効化+リムーブ効果を併せ持つわるいオーダイルって刺さるんじゃないか?と本番持ち込んだわるいオーダイルヨルノズクに変貌していくのでした。


この場を借りて、相談に乗っていただいた方に御礼を申し上げます。

特にオンライン対戦でわるいゲンガーも候補の一つだったプレイヤーの方には厚く。

(デッキ変えさせちゃってごめんなさい)



わるいオーダイルヨルノズクについては別途記事を書いてますので少しでもわくわくしてお待ちいただければ。

環境考察や対人メタまで詳細に記していくつもりです。



最後までお読みいただきありがとうございました。