ジト目のレアコイルちゃん!

レアコイルの磁力線を利用して、パソコンのデータを破壊する事件が多発しているという。

関西旧裏オフ特別編~ウツボット杯レポート~

参加してまいりましたウツボット杯!



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まだ1回くらいしか会っていない(会ったと言っても挨拶くらいしか交わしていない)ネコアルツ氏が企画したツッコミどころ満載の対戦会。
しかも関西旧裏オフから少しの期間を経て開かれるということもあり、参加するものがそもそもいるのかというのが正直なところですが、あさりさんは関西旧裏オフの日にお仕事が入ってしまった影響で参加することができず。
どうせならばウツボット杯で入賞すればいいんだ!とプラスに捉えることに。


レギュレーションを見て閃いたカメックスデッキをブラッシングしてカメベトン型にチューンし、チンパンジーや地元の友人(ゆずハイボール大好き)と調整しました。


関東を発つ前日(金曜日)の昼休みにネコアルツ氏にまさかのデッキがバレる事案が発生するものの、煮詰めたものを無に帰す手間やこれからデッキを1から作る労力、カバンに荷物を詰める時間を考慮した結果、諦め、「ネコアルツに当たったらその時考えよう」と言い聞かせるのでした。


川越で飲んだあとに新宿へ向かい夜行バスへ乗り込むあさりさんとチンパンジー
なんか関西方面吹雪いてるんだって。
無事に着くかねえ、大丈夫でしょ止まらんでしょ、だよねーなんて話してたらバスが定刻に着かないでやんの!




えっ?1回戦敗退すんの!?

僕の考えた結論デッキであるところのカメべトンがバスに負けるとは。
いやあ、メタを読み違えましたなあHAHAHA!
そんな心境をTwitterで叫んだ(呟いた)ら、参加者の方々からあさりさんはバスを乗り間違えられたんじゃないかと思われる始末。
今まで様々なポカをやらかしてきたとはいえ、バスの乗り間違えまではしないです、多分。


そんなこんながありつつも紳士のたしなみとお風呂に入って汗を洗い流し、服を着替えて向かうはいつもの公民館。
足を運ぶのは2回目なはずなのにいろんな方のオフレポートで見ているため、実家のように見飽きた風景になりつつあります。

主催者のネコアルツ氏に挨拶と受付を済ませると、対戦相手を決めるくじへ。
気になる対戦相手は・・・かかしくん!

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1回戦 かかしくん
   (エネエネRサンダー) 





こちらバトル場:カスミのニョロモ(ジム拡張1)
あちらバトル場:ビリリダマ(R)



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なん・・・だと?

ひかるリザードンやクリスタルリザードン争奪のウツボット杯をもってして
何故、目の前のリザードンコレクターはビリリダマを使っているのだろうか?
エネエネで炎エネルギー2個分になって「ほのおのうず」を連打してくるのだろうか?
雷エネルギーも採用してひかるリザードンで殴ってくるのだろうか?
どちらにしろメインアタッカーが見えていない以上、邪推は疲労をさせるだけだ。
そう考えていたら出てきたのはR団のサンダー。




この人、コテコテの雷使ってきてる!





今回の環境はカメックス等2進化が動かしやすい環境であるのは事実ですが、
わたくしとしてはメタの読み合いが進んだ結果、草か超、鋼がメタられるため、カメックスのマークは甘くなると読んでいました。
まさかここで踏みたくない相手を踏むことになろうとは!


ここで辛いのがR団のサンダーのHPが70ということ。
すなわち、カメベトンにおける火力では一撃で気絶させることが難しく、
逆に向こうは弱点を突けるためワンパンでほとんどを倒すことができるのです。
サイドカードを1-2で交換することになり、
下手をすると一気に押されてしまうのです。




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R団のサンダーでエネ加速しながらダメカンを乗せていき、「エレクトロバーン」で殴られていくのも辛い展開です。
70ダメージですとフリーザー(化石)もワンパンで沈んでいく高火力。
こちらの戦術プランの一段も二段も上から攻めていくかかしくんに苦しむあさりのみそしる氏。
4エネまとったフリーザーやカメックスが一撃で落とされるとエネルギーの供給が間に合わなくなります。
そして困ったことにいいタイミングでディフェンダーを貼ることにより、自傷ダメージを防ぐことに併せてカスミのニョロモなどで1エネで起動できるポケモンできぜつに持っていけないことです。
1ターン相手に渡してしまうことになるのです。ガクブル。


加えてサンダー(第一弾)も登場する始末。
サンダーのネックであるエネルギー供給をマルマイン(第一弾)で補うことで2ターンで起動ができ、あまごいカメックスと同等の、もしくはそれ以上のスピードで展開してきます。
HPも90あってワンパンできないですし、正直言って当たりたくなかったお相手です。




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エネエネマルマインだけの採用かと思ったらわるいマルマイン(R)も積まれており、30ダメージ与えてエネルギーを後ろにバトンされてしまいました。
最近現行レギュレーションで「ねがいのバトン」が出ましたが、イメージはそんな感じです。
サンダーが育ってしまって絶望するあさり氏。
以前、わるいマルマインを研究されている方に否定的な考えを述べてしまったことをここで悔やむことになろうとは。


本来ならば、お相手のまきちらせ!ベトベトガス(R)を使用したタイミングで進化させるのが筋なのですが、山札に眠る超エネルギー回収にアクセスしなくてはならないこと、カメックスがいつ突風で呼ばれて倒されるかが分からず、やむを得ず進化しております。
この後、バトル場のフリーザーは倒されてしまってエネルギーがますますなくなることに。

今回は超エネルギー回収を2枚積んでいたのに、序盤に手札に来てしまったがためにオーキドはかせで切ってしまったので回収手段がなくなりつつあります。



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何体ものフリーザーの犠牲のもとに出陣したカメックスと相打つタッツー(neo1)。
何故タッツーが採用されているのか・・・?
キングドラを採用するスペースを設けたのか??
確かに空けられると言えば空けられるのですが、これはなかなかトンデモな発想じゃないか!
関東勢は僕やてぃらくん以外まともなデッキを制作される方がほとんどだと思っていましたが、彼もこちら側の人間ではないかと思われます。

夜の廃品回収でよみがえったR団のサンダーに恐怖のあまり手が震えるあさりのみそしる氏。
心の乱れはエネルギーの貼り方を見ていただければ察してもらえるかと思います。

ディフェンダーを張り、R団のサンダーにエネエネマルマインをしても基本雷エネルギー扱いじゃないから自傷ダメージが乗らないという頭のいいロジックにやられました。
一矢報いようとカスミのニョロゾマルマインをリムーブしたのが見せ所で、ポケモン交換おじさんで山札をサーチしたとき、水エネルギーがないことを悟り、負けを覚悟するのでした。


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最後はわるいマルマインで弱点60ダメージです。
どう見てもきぜつですありがとうございました。
サイドは5-6で、うまく捲られました。


関西オフ、またしても所詮勝利ならず・・・。
テストプレイでは切っていたR団のサンダーを使いこなし、こちらの反撃を押し返したかかしくん。
お見事なプレイングで完敗いたしました。

かかしくん、対戦ありがとうございました!



この後、対戦者同士でウツボット杯レギュレーションがキチンと守られているかを確認しました。
言い訳をさせていただくならば、敗戦のショックと、それによる精神的疲労から眠くなってきてしまい、脳があまり働かなくなっていたかというか・・・(ゴニョゴニョ)
R団のサンダーやマルマインに隠れてウツボットラインの枚数を確認し損なう(=気にも留めていなかった)始末。
それが後々、大きな問題になることをこの時はまだ知りませんでした。


ここでお昼休憩のBig Boyへ。
僕はあの佐々岡さんと首領さん、ソラさんとカカシさんとご一緒しました。
首領さんがカレーをたくさん召し上がられていて、たくさん食べられる人すごいなって思いました(小並感)



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会場に戻ってきてから、そういえば装飾を写真に収めていないことを思い出し、慌ててカメラ機能の準備をするあさりのみそしる氏。
入賞の盾はもちろんのこと、右にあるウツボット君のカンバッヂの存在感たるや!

毎度のことながら、未開封パックを含めた昔懐かしのグッズがポンと展示されているこの空間はやはりおかしいと思いの、わたくし。



2戦目のマッチングが発表され、席に着く参加者。
僕は先ほどの試合でサイドを5枚取っていたので、負けた人の中ではトップの成績でした。
気になるお相手は・・・ミラさん!!



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2回戦 ミラさん(スライ) 


こちらバトル場:ププリン(neo2)
あちらバトル場:ゼニガメ(拡張シート)


ミラさんとはほぼ初対面でして、男だらけの旧裏オフにおいて数少ない女性だなあという印象でした。
また、いつも一緒にいるボーイフレンドと仲が良さそうに見えて、「これが勝ち組というやつか」と勝手に納得していました。

ミラさんは現行勢ということもあり、今回はソラさんが組んだデッキを引っさげて参戦しています。
1回戦も接戦だったと思えるほど時間をかけていたので、気が抜けません。
また、ミラさんはゴーストタイプのカードを収集されていると耳にしていたので、ゲンガーやナツメスピリッツなのかな?と個人的に思っておりました。


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ププリンとタケシのロコンが出てきました。
タケシのキュウコンのばけるロジックを駆使するゴーストデッキだとナツメスピリッツで間違いない。
読みが鋭いぞあさりさん!調子が出てきたぞあさりさん!!
女子供にも手加減しないテクニックは川越のジムチャレで
磨いてきたから慢心せずにいくぞあさりさん!!!




(回想はじまり)


わたくし「ホエルオーEX出します。クラッシュハンマー使います。コイン表です。ロケット団の工作使います。表1回なので2枚トラッシュに送ってください。バトルサーチャーが落ちた!ヒャッホー!あっ、うねりの大海で体力回復させますターン終了ですどうぞ」

おあいて「チッ!!!


(回想おわり)





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ミ「ビリリダマ出します」


そして出てくるビリリダマ(R)。

あさりさん、雷タイプを踏むの巻(2回目)



ソ・・ソ・・・ソラさんの馬鹿っ!!
なんと言うことだなんと言うことだ。
何故ここまでみんなカメックスをピンポイントでメタっているんだ。
2進化ポケモンが立てやすい環境なんだぞ!炎タイプに殿堂ランクついているんだぞ!!
何故ここまで露骨にカメックスくんを警戒するのか!?

ビリリダマの登場に動揺が隠せないあさりさん。
ミラさんがドローソースを使うごとにビクンビクンし始めます。
イメージですとダンシングフラワーです。
カード使用宣言の度に体が反応しておりました。

それでも頭は意外と冷静でして、雷エネルギーとプラスパワー貼られたら終わりだなあとか
そういえばせつなくんとの最終戦でも同じシチュレーションだったなあ、
プラスパワーって害悪カードマジ害悪カードとか思っていました。
今思い返してみると冷静ではなかったです。




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それでもドローソースが止まったようで、ウツギはかせを宣言して手札をリフレッシュするミラさん。
この宣言によって九死に一生を得たことを思い出します。
お相手は結局わざの使用もせずにエンドしてくださったので、これはチャンスだとばかりに展開していきます。
カスミのニョロモを出しフリーザーを出し、あげくの果てにベトベターを出し、準備は万端です。



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この辺りになるとお相手がスーサイドライチュウロジックということも分かったので、ライチュウの準備が完了する前にフリーザーとカメックスをペチペチ準備をし、順当に殴って勝ち。

お相手の事故ということもありましたが、なんとか初勝利!
サイドが5-1(だったかな?)で大勝でした。

ミラさん、対戦ありがとうございました!



1勝1敗ですがサイドカードをたくさんめくったこともあり、上位卓に座れることはほぼ確実。
このまま前回の時のようにジャイアントキリングして、
あわよくばひかるリザードンを・・・。

周りを見ると白音紅さんや将棋さん、首領さんといった名が知られているメンバーが勝ち上がっております。
白音紅さんはわるラフポルター、将棋さんはカメックス、首領さんはネルトプスと相性はほぼ五分。
誰が対戦相手でも雷が出てこないことは確定。
あとは構築力と展開力で勝利をもぎ取るのです。

そんなわたくしの最終戦のお相手は・・・白音紅さん!


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終戦 白音紅さん
   (わるラフポルター) 


こちらバトル場:マダツボミ(拡張シート)
あちらバトル場:ゴース(拡張シート)



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よりによって最終戦でこのバトル場とは・・・。


というのも、実はこの手札、マリガンをしてなってしまった手札だったのです。
その前の初手7枚がゼニガメカメックス、育て屋、オーキドはかせと良かったと言えば良かったのですが、お相手がわるラフですとカメックスをトラッシュに送ることは死を意味するのではないかと珍しく慎重になってしまったのです。
それならば手札をリスタートさせ、ストレスフリーな状態で最終戦を迎えたかったのです。

しかしふたを開けてみればマダツボミフリーザー、ドローソースもありません。
あれ?これはどうすればいいんだろ?


しかも、しっかりと先攻を取られ、ゴース(拡張シート)でこわがらせてきます。
ドローしてトレーナーカードを引くも使用できず、フリーザー等で粘ります。
ゴーストに進化して「ポルターガイスト」を使った時が隙を見せる時だ。
でも、その前にこわがらせるゴースに対してカスミのニョロモで殴っていけばいいのです。
やつは所詮HP40のたねポケモン
20ダメージを与え続ければきぜつすることを新潟アニバーサリーフェスタで学んだのです。
(この頃は怖がらせるゴース使っていたのです)


フリーザーが落とされたタイミングで出陣するカスミのニョロモくん。
これを見越してか白音紅さんはきのみを貼ってきます。



WCS2012実況のお姉さん
  「木の実をうまく使いました」



ここに来て計画が頓挫します。
ロックデッキの弱みとしては「ロックが切れたときに押し切られて負ける」があります。
ロックしている間は展開が自由にできないとしても、一度解除されてしまえば溜まりに溜まったトレーナーカードで暴れることができるのです。
そのための!そのためのゴース抹殺作戦が!!頓挫するなんて!!!


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この頃にはわるいラフレシアが登場し、ゴースくんも安心してゴースト(拡張シート)に進化しましたとさ。

しばらく時間を稼いで状況を変えるカード、つまりはベトベトンに賭けたい、もう賭けるしかない状況に追い込まれたあさりさん。
まだ負けたわけじゃない、しかし場にはマダツボミと有象無象しかいない。
マダツボミで時間を稼ぐだけ稼いで反撃の隙をうかがうしかあるまい!




あ「マダツボミのわざ「ゆれる」を使います!」


コイン、表!!



やったぜ!!!
(あさりさん、心の中で渾身のガッツポーズ)







白「ワープポイント使いますね」

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ゆれる、意味なし!w


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ああ、なんとひどいことを!
マダツボミ君の見せ場どころをつぶすなんて。


ここで心が折れかけたあさりさんですが、このあと3回くらい「ゆれる」が成功し、マダツボミ君って実は耐久力あるんじゃないか?と錯乱し始めます。

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結局、マダツボミがやられ、カメールの「あわ」で粘るもわるいクサイハナの「くさいかふん」で混乱してしまい、わざが失敗して終わるのでした。

0-6で完敗・・・っ。

正直、関東のフリーでは勝ち越していたため苦手意識がなく対戦できていたのですが、
今回はきっちりリベンジを決められてしまいました。

白音紅さん、対戦ありがとうございました!

すべての試合が終わって集計結果が主催者から発表されます。



優勝はネルトプスを使われ、安定したプレイングでサイドを多く取り全勝した首領さん!

2位はわるラフポルターロックをしっかりと実践し、このわたくしに(ここ大事)「ゆれる」しかさせなかった白音紅さん!

3位は同じくカメックスを使い、イワークの「いかり」にふっとばされなければもしかしたら・・・の将棋さん!


あとは他の方のブログを読んで、だいどんでんかえしが起こったことをご確認ください。笑



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途中で来られたはんしんこうそくさんとの1戦です。
あさり式カツウィンが関西に初披露です。


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こちらはソラルダン伯爵に対して、東京中のホビーオフからフーパを集めてぶん投げて中破させた図です。
塵もつもればリザードン★にだってなれるんだ!君も努力を怠ってはいけないよ(ニッコリ)


ここまで濃い一日を過ごすきっかけを作ってくださったネコアルツさん、本当におつかれさまでした。
ここまで準備するのに相当な苦労をされていたことでしょう。
わたくしにそれを図ることはできません。労をねぎらい、そして見るべきアニメを進めるだけです。
改めてお招きくださってありがとうございました!


さて、7月には新しい杯が開かれるとかなんとか・・・。
今度はどういったレギュレーションで行われるのか?
まさかデリバードにダブル無色エネルギーつけて殴り合う大会な訳ないですよね!?
レギュレーションが発表される日を楽しみにしつつ、オフレポートを終了されていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!