ジト目のレアコイルちゃん!

レアコイルの磁力線を利用して、パソコンのデータを破壊する事件が多発しているという。

Nothing Carved In Stone(ゴローニャ杯使用デッキ 新殿堂ランク使用)



一度は考えたでしょう。

ポケモンカードの中で「一番ダメージがあるわざ」は何かを。

ハイドロポンプ?ほのおのうず?ほのおのあらし?

それは可能性を考えず、
合理的な考えを身につけてしまった大人な発想です。



もっと柔軟に考えるのです。


「コインが裏を出さなければ
 ダメージは無限大」と。


そんな、大人になれない僕らの強がりを一つ聞いてほしい気持ちを
込めたデッキを紹介します。


対戦動画はこちらから(ニコニコ動画のアカウントが必要です)
(あさりのみそしるVSてぃらの対戦がご覧いただけます)



Nothing Carved In Stone
ゴローニャ杯使用デッキ 新殿堂ランク使用)
(※ ★が新殿堂ポイントを表しています)






イシツブテ(化石の秘密)×4
ゴローン(neo3)×3
ゴローン(拡張シート がんせきくだき)×1
ゴローニャ(化石の秘密)×3
プテラ(neo3)×3
タケシのサイホーン(タケシデッキ)×1
タケシのサイドン(タケシデッキ)×1
ヤドン(化石の秘密)×2
ヤドラン(化石の秘密)×1

計:19枚


【トレーナー】
オーキドはかせ×4
ウツギはかせ×2
マサキ×3
ナツメの眼×2
ポケモン交換おじさん×1
リサイクル×3
夜の廃品回収×2
なにかの化石×3
学習装置×1
突風×1 ★★
エネルギーリムーブ×3 ★★★★★★
カスミのわがまま×1
たまごの化石×1

計:29枚


【エネルギー】
闘エネルギー×12

計:12枚



【デッキ作成のいきさつ】

ゴローニャ杯のデッキを考える際、ゴローニャを起点として考察すると大きく3つに分類できます。

1.化石の秘密ゴローニャ
2.拡張シートプロモゴローニャ
3.タケシのゴローニャ

レアリティで度肝を抜くならば2の拡張シートゴローニャが、奇をてらうならばタケシのゴローニャが候補に挙がります。
つまり、化石の秘密ゴローニャの存在は自然に薄れるのです。
そこに目をつけたのがあさりのみそしるさん。
わずかな隙をつき、相手にインパクトを与えるのです。



しかし、よく見てもよく見なくても
化石の秘密ゴローニャって地味だなあ・・・。



4エネ貼って60ダメージ!特に追加効果はありません。
4エネ貼ってお互いのバトルポケモンに100ダメージ!その後お互いのベンチポケモンに20ダメージずつ乗せます。

このようなかわいらしいテキストを見てしまうと困惑と同時に笑みがこぼれてしまうあさりさん。
ようし、素材はこれにしよう!
あとはいかにおいしく調理をするか、シェフの腕にかかっています。
僕も言ってはなんですけどシェフみたいなものですからね。
あとは作り手のセンスでどうにでもなるんですよ。


ウツギはかせが2枚しか空いていない・・・まあ、2枚でいいか!
交換おじさんが1枚しか空いていない・・・まあ、1枚でいいか!


このようにスリーブのいれかえ>シェフの尊厳になりつつも
60枚組み上げたのでした。



【カード個別説明】

イシツブテ(化石の秘密)

皆さんも少ない資金の中でお世話になっているであろうカード。
ギャルゲーで言うところのTo HeartKanonみたいな立ち位置。

2エネ起動でコインを投げ、表の数×10ダメージという宝くじ感覚のわざです。
当時はリザードンカメックス、エレブーやストライクが前線にいた資産を持つ友人に対抗すべく、イシツブテで殴り勝とうとする武闘派がいたとかいなかったとか。
そもそも2進化ポケモンで唯一光っていないゴローニャ君はストレージの常連で、コツコツやりくりしてカードを楽しむ友人には採用されていました。

そんな古き良き心を取り戻すため、今回はあさりさんこちらをフル採用。
neo3?ああ、第一弾コラッタみたいなやつね。
イントロneo?ああ、お金持ちが持っているやつね。
拡張シート?ああ、ツルツルしているやつね。
やっぱり原点が最高にして至高!
ノスタルジックにならないと!!





・ゴローン(neo3)

本来ここは化石の秘密ゴローンを
採用すべきだと思うのですが
すなまい!
さすがにノスタルジックになっている場合では
なかった。


ほぼすべてのみんなが闘抵抗を持つポケモンを採用してくると思うので、そこはカバーしておかないとまずいと思い、こちらのゴローンを採用しました。
3エネ50ダメージで抵抗力関係なくダメージを与えるわざはゴローニャ杯で1、2を決めるほど強力。
2エネで使える自信も合格点であり、デメリットも後述のヤドランやタケシのサイドンでカバーすればOK!
いち早く2エネ貼ってゴローンに進化して、殴っていきたいところです。




・ゴローン(拡張シート)

せっかくじばくで双方のベンチにダメージカウンターがバラまかれるのであれば、ベンチ狙撃強くない?と思ってピン差し採用しました。
当初の狙い通り、ベンチ狙撃してサイドカードが取れたので嬉しかったです。
HPが60であるため、そこが不安点です。





ゴローニャ(化石の秘密)

このルールの原点にして至高のポケモンです。
そもそもゴローニャ杯を思いついたのも、そういえば通信進化ポケモンで初出で綺羅カード化されていないのってゴローニャだけだなあと思い出したのがきっかけです。

フーディン:第一弾(ダメージスワップ
カイリキー:第一弾(はんげき)
ゴローニャ:化石の秘密(じばく)
ゲンガー:化石の秘密(のろい)

資産のあるプレイヤーないプレイヤーを考慮し、多少は手に入りやすい工夫をしたのかもしれません。
しかしながら現実には特殊能力も付加されず、4エネ貼って初めてわざが使え、困ったらじばく(笑)をするしかありません。
当時は「思い出させる」もプテラ(neo3)もないため、進化前のわざも使えず、早い段階で進化してしまえば壁として使わざるをえません。HP80だけど。

そのため、わたくしが知る限りゴローニャを使っていたプレイヤーは記憶にないのが本音です。
過去の記憶を辿っても使用用途が思い浮かばないので、単純に4エネそろったら前に出し、きぜつしそうになったらじばくすればいいと開き直る事にしました。

使用しての感想は、HPがあと10高ければ・・・高ければハイドロカッターできぜつしないのに・・・ということです。





プテラ(neo3)

化石ゴローニャを採用するにあたって、すぐに採用を決めたポケモンです。
どうしてもわざの脅威がゴローン>ゴローニャなのと4エネ貼っている間にきぜつしたら元も子もないので、なんとかしてわざを使う必要があります。

レシピでは3枚採用していますが、当日の朝見直したときに「1枚足りない!」と思って追加したため、
本来は2枚でいい枠です。





・タケシのサイドン(タケシデッキ)

特殊能力「ベンチガード」により、プテラはもちろんゴローニャラインのダメージを軽減するために採用。
後述のヤドランとダブルで採用し、ポケモンセンターで回復する戦法をとります。
時たま4エネ貼って一か八かのラリアットを決めにいってしまうお茶目なサイドン君になります。
同じ考えを持っている人がいたので驚きました。




・ヤドラン(化石の秘密)
是が非でも1回でも多くゴローニャにはわざを使用してほしい(そうでないと育てる割にあわない)ので延命するために採用しました。
同じ考えを持っている人がいたので驚きました。





・エネルギーリムーブ(第一弾)
育つのに時間がかかるからリムーブしていけば何とかなるだろう精神で採用しました。
元々わるいゲンガー+タケシのゴルバットデッキ(魍魎の匣)でも採用し、直近のリムーブ率が高いあさりさんですが、こちらはむしろデリバード杯1回戦で対戦した、たねさんの影響が色濃く出ています。





・カスミのわがまま(リーダーズスタジアム)
参加してくれたみんな、僕のわがままを聞いてゴローニャデッキを組んできてくれたありがとうという意味を込めて採用しました。
圧倒的感謝!!!

ここで当日のマッチアップを振り返りましょう。


1回戦:てぃらくん(タケシのキュウコンカブトプスゴローニャ





対戦動画はこちらから(ニコニコ動画のアカウントが必要です)
序盤は攻めてアドバンテージを取れていたものの、タケシのキュウコンから化けたカブトプスの「ハイドロカッター」で2/2で表を出されてゴローニャくんきぜつ。
その後に出せるポケモンが育っていないため負け。


2回戦:ちんぱん(タケシのゴローニャ





序盤ドローソースが引けず耐える戦いを強いられていましたが、
中盤で展開を逆転させ、エース級ポケモンを倒して勝ち。


3回戦:せつなくん(拡張シートゴローニャ




「ランドクラッシュ」により育成中のポケモンが倒されても複数のアタッカーが準備できていたので勝ち。


対戦会結果

1位はタケシのキュウコンによる奇襲が決まった!
てぃら君のタケキュウゴローニャデッキ!!

2位はオリジナルゴローニャの意地!
わたくしあさりさんの化石ゴローニャデッキ!!

3位は投資額ならばぶっちぎり1位!
せつなくんの拡張シートゴローニャデッキでした。


併せて対戦後にTwitterで公開した誰が1番ゴローニャ使いだったかアンケートは
せつなくんが最多投票でした。
こちらも併せておめでとうございます!!!


このようにたまには頭を使うお題チックな対戦会をすることができました。
カードを評するとどうしても強いカード弱いカードに分類されますが、そこは使いよう。
誰もが考えつかないコンビネーションを発見する事が、新しいロジック解明につながるのではないかと考えます。
参加者の皆様には改めて感謝申し上げます。
今後、対戦会の後に飲み会という感想会をやりたいと思います。
その際に優勝者インタビューとかやれればいいなあ・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。