供養対決に負けたので記事を書いています。
今回はスリーパーLOを紹介します。
・デッキ
【ポケモン】
スリープ(R)×4
スリーパー(化石)×3
ポリゴン(R)×2
わるいポリゴン2×2
エイパム(neo1)×1
コラッタ(R)×1
タケシのマンキー×1
ゴース(拡張シート)×1 ★★
計:15枚
【トレーナー】
ウツギはかせ×4
エリカ×4
マサキ×4
パソコン大暴走×2
ナツメの眼×2
ポケモン交換おじさん×3
リサイクル×4
ポケモンセンター×2
カツラのクイズその2×1
夜の廃品回収×2
ポケモンいれかえ×1
ワープポイント×1
ロケット団参上!×1
エリカの香水×1
超エネルギーリムーブ×1 ★★★★
エネルギーリムーブ×1 ★★
マダツボミの塔×1
ロケット団の特訓ジム×1
計:36枚
【エネルギー】
超エネルギー×9
計:9枚
・基本的な戦術
エネルギーリムーブもしくは超エネルギーリムーブで相手の動きを止め、スリーパーの「みらいよち」で主に相手のデッキトップを操作してエネルギーを引かせないようにします。
相手がドローソースでデッキを掘ってくれればこっちのもの。しかるべきタイミングでこちらのデッキトップを操作して欲しいカードを持ってくるようにし、相手がエイパム(neo1)で持久をしてこようものならば、エリカの香水で先にベンチ埋めて出せないようにして、重たいポケモンがベンチにいる場合はタケシのマンキーで呼び出します。
元々は竹の塚のジムバトルで見たヤミラミ(ジャンクハント)+いのちのしずく +ネイティオ(XY)+クラッシュハンマーデッキです。最終的にこちらのエネルギーが枯渇し、Mアブソルのわざが使用できなくなって負けたといういい思い出。その時に似たようなカードが旧裏にあることを思い出し、再現したのが本デッキです。
ちなみにヤミラミデッキのゴールはこちら。みらいよちないけど。
今回の構築は超エネルギーリムーブですが、前回構築の錯乱ジムの方が数倍強いです。
・カード個別解説
スリープ(R)
ベンチに置いておくと安心するポケモンです。「えんかくさいみん」を積極的に使い、相手の動きを止めていきたいです。バトル場のスリープ→ベンチのスリープ→バトル場のスリーパーに進化させます。スリープの選択肢がこのカードと第一弾のみなので、よほどのことがない限りこっちを選びます。
スリーパー(化石)
本デッキのエースポケモン。「みらいよち」で相手のデッキのトップから数えて3枚操作し、エネルギーや夜の廃品回収、ウツギはかせに触れさせないようにします。後述のリムーブ各種でエネルギーを枯渇させ、ドローカードをガンガン使わせ、こちらよりも早くライブラリーアウトに持っていきます。
パックを剥いていた当時の化石の秘密ではミュウはファイヤー、フリーザーにゲンガーと人気のポケモンが登場し、キラ枠かつ、今でこそその外見に愛嬌すら覚えるものの当時は誘拐犯だのロリコンだの催眠担当(意味深)だの言われ続けていたスリーパーはハズレ枠と言っても過言ではありませんでした。パックを剥き、「やあ」と言わんばかりに登場するこのカードを見て露骨にガッカリし、291円(税抜き)を損したと天を仰いだものです。高い買い物です。
しかし、それはまだ筆者が未熟であったため。
このスリーパーの良いところを並べてみると「おや、意外とありなのではないか?」と思うようになるのです。いけっ、スリーパー!催眠だ!!
1.HPが高い
HPが90と1進化ポケモンの中では高耐久を持っています。ポケモンセンターやいやしの野原、おうごんのみを駆使して長く場に出て相手の嫌がらせをしていきましょう。同内容のポケモンにネイティオ(neo1)がいますが、逃げるコストが多い分、倒されにくい仕様になっています。
2.「みらいよち」でこちらのドローソースを節約しやすい。
相手を止められ、空白のターンを設けられた暁にはこちらの山札を対象に未来を見ます。それにより、無駄にドローソースを使うことなく欲しいカードをトップに置き、引いてきます。もし欲しいカードが2枚以上あればドローソースを使います。
3.「みらいよち」がオンラインで盛り上がりやすい
わざである「みらいよち」で山札の順番を入れ替えられるカードです。オンラインの席で何人かに見守られながら行う「みらいよち」はやる側もわくわく、見守る側もわくわく、やられる側もわくわくするという飽きがこない仕様です。やられる側にはさらにトップで引いたカード(=要らないもの)を見た後に取るリアクションを要求できるため、精神的苦痛を与えることも視野に入れています。
以上が化石スリーパーの魅力です。
ここまで読んだ皆様も化石スリーパーの魅力に魅了されたことかと思います。
ちなみに催眠が解けていない読者から「ナイトヘッド」について触れなくていいのかとごもっともな質問を受けると思うので先に答えておきます。そんなエネルギーを貼っている余裕があると思うなよ、甘えは捨てろ。
わるいポリゴン2
錯乱ロジックのなごり。錯乱+野原+特訓にマダツボミの塔orポケモンタワーを試していたようななかったような。
本デッキにいやしの野原がなかったのですが、おそらくメラメラヒトカゲデッキに挿すために抜き、その辺にあったマダツボミの塔を挿したのだと思います。
野原と特訓を交互に差し替えておけばこちらは回復しながら「みらいよち」ができますし、タケシのマンキーもより活きます。
このデッキがあったからこそ、錯乱グドラのスタジアム採用の幅が広がったので、どこで閃きが転がっているかわからないものだなあとしみじみ。
エイパム(neo1)
お守り。リムーブやポケモンセンターなど何度も繰り返し使いたいカードを戻していきましょう。枠あれば2枚採用してもいいかも。
コラッタ(R)
よほどのことがない限りサイドカードを取ることがないため、サイドに埋没したキーカードを回収する役割を担うカードです。
これを書いている時に思いついたんですが、サイドカードを取りにいかずに今いるものと要らないものがはっきりしているのであればラジオ塔の採用余地があるのではないでしょうか。
タケシのマンキー(タケシデッキ)
逃げ0の突風要員。逃げるコストが重いポケモンを呼び出して空白期間を創出し、その間にスリーパーにタッチします。トラッシュに置かれた暁には夜の廃品回収で速やかに山札に戻していきます。
ゴース(拡張シート)★★
いろいろやった後にトレーナーロックすればウツギ博士も夜の廃品回収も使わせなければいけるのではないかという判断から採用したのではないかと思われます。
あれば強いカードですがうまく活用できなかったので検討の余地があるかと思われます。
・デッキ遍歴
スリーパー考察の遍歴がわかる写真が出てきたので貼ります。
2018年7月(初稿)
当時はロックしてわるいクロバットしていれば良いという安易な判断をしていました。
結果としてはもちろん没紙束。詰め込みすぎ。
この後はわるいクロバットラインをわるいデンリュウに差し替えてSMB予選に突っ込み、グドラベトンに蹂躙された記憶が。
不明(2稿)
殿堂ランクを錯乱ジムに割き、いれかえ系カードも無駄に使わせてやろうという魂胆の元誕生。
当時はトラッシュ交換が入っていたり、カツラのクイズが入っていなかったりとLOの詰めの甘さが目立ってました。夜の新宿のカラオケ店で使い、終電をなくして2時間歩いて帰る羽目になったのが良き思い出。
ある程度正解の見えたものが見えましたが、リムーブ系統に寄せた方はどんな動きをするのかを研究すべく解体。写真残し忘れたため現存せず。
2020年6月(3稿)
これ。超リムーブ型は強いけどわるいポリゴン2ロジックを活かすなら錯乱ジムでよかった。
・終わりに
この記事を書きながら2稿の構築に戻しつつ、いるものといらないものを精査しています。
勝てない相手(キングドラなどの改良アタッカー)に勝てるような構築を目指しつつ、オンラインで使うと盛り上がることが確認できたのでもうしばらく遊んで行こうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。