ジト目のレアコイルちゃん!

レアコイルの磁力線を利用して、パソコンのデータを破壊する事件が多発しているという。

あさり式メガニウムフシギバナ(メガバナ)

供養対決に負けたので記事を書いています。

今回はメガバナを紹介します。

 

 

・デッキ紹介

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ポケモン

フシギダネ(イントロ)×1

フシギダネ(拡張シート)×3

フシギソウ(第一弾)×1

フシギソウ(イントロ)×1

フシギバナ(第一弾)×3

チコリータ(イントロneo)×3

ベイリーフ(PF1)×2

メガニウム(neo1)×2 ★★

カイロス(ジャングル)×1

タケシのマンキー(タケシデッキ)×1

エイパム(neo1)×1

 

計:19枚

 

 

【トレーナー】

オーキドはかせ×4

ウツギはかせ×4

マサキ×3

クルミ×3

ナツメの眼×1

ポケモン交換おじさん×3

ポケモン育て屋さん×3

夜の廃品回収×2

ポケモンセンター×2

突風×1 ★★

ポケモンいれかえ×1

まきちらせ!ベトベトガス×1

超エネルギーリムーブ×1 ★★★★

プラスパワー×1

マダツボミの塔×1

 

計:31枚

 

 

【エネルギー】

草エネルギー×10

 

計:10枚

 

 

・基本的な戦術

メガニウムを早い方に立てて、特殊能力「おいしげる」で草エネルギーを2倍にし、フシギバナもしくはカイロスをアタッカーにして低コストで殴り続けます。ダメージカウンターが乗り始めたらフシギバナの「エナジートランス」でエネルギーのついていないポケモンにつけて、ポケモンセンターで回復します。火力・耐久・安定といいところを兼ね備えたデッキです。

ここまではメガバナと呼ばれるこのデッキの特色ですが、それに加えてこのデッキでは天敵に対する対策を行なっています。

 

・対ピクシー→プラスパワー、マダツボミの塔

・対鋼ポケモン→超エネルギーリムーブ

 

まず第一に1エネで起動してくるピクシー(ジャングル)。フシギバナの「ソーラービーム」を1エネ使ってくるとともに、こちらの最大火力は60。1ターンで倒すことは不可能です。先に殴られるとポケモンセンターを無駄に1枚使うことになってしまい、非常に効率が悪いです。

そこで採用するのがプラスパワー。これにより70ダメージを瞬間的に出せるようになるため、ポケモンセンターの節約と、相手に夜の廃品回収を使わせる要求を早くすることができます。ピクシーのみならずゴースト(ポルターガイスト)やカメール等HP70のポケモンは多く、1ターン猶予を与えるのと瞬間的にきぜつに持っていくのでは展開がガラリと変わってきます。

従来のメガバナには枠がなくて採用されていないカードですが、枠を空けて採用しています。現環境と流行りのアタッカー等を考慮するともう1枚入れたいまであります。

 

次にマダツボミの塔。こちらは1エネでわざを繰り出してくるピクシーへの守りでのアプローチ。このスタジアムにより、ゆびをふる後の「ソーラービーム」は基礎点の60ダメージから-30の30ダメージになり、ポケモンセンターを使うまでに最大3回耐えうることができます。

ピクシーではなくハガネール(neo1)を重く見るならばこの枠は抵抗力低下ジムになると思われます。

 

最後に超エネルギーリムーブ。こちらは主に鋼(ハガネール)対策。こちらのフシギダネフシギソウで毒状態にしたところでかすり傷に過ぎず、上手なプレーヤーならばなんでもなおし配合エネルギーや入れ替え系カードで簡単に解決してきます。そこで考えるべきは「物理的にダメージを与える手段を用意して勝つ」です。そのためにも相手の防御力を取っ払うためにこのカードが採用されています。

また、メガニウムの「おいしげる」ともシナジーがあり、こちらは3ターン目まで順当に手貼りと進化ができさえすればわざを宣言することができます。超エネルギーリムーブを使用して殴り始めることができればテンポを取ることができます。相手側としては失ったテンポを取り戻す手段としてカメックスバクフーンマルマインが考えられますが、カメックスは殿堂の観点から概ね1枚のみ採用でアタッカーは大体フリーザー(化石)。バクフーンもとい炎デッキはそもそも当たったら運が悪かったということで。マルマイン軸ならばサイドカードを1枚取得できます。

 

逆に不要枠だったのがまきちらせ!ベトベトガス。こちらはプテラベトベトンを嫌って採用していましたが、リサイクルも入っていない本構築では的確なタイミングで使用することが難しいこと、こちらの「おいしげる」が止まるためメリットよりデメリットの方が多いことから他の枠に割けばよかったと思います。

今の環境を鑑みると入れ替え系カード(ポケモンいれかえ・ワープポイント)あたりか、安定を取ってクルミあたりでしょうか。ポケモンで言うとヤンヤンマ等逃げるコストがかからないポケモンも考えられます。

 

 

・個別解説

フシギダネ(イントロ)

2エネで確定30ダメージを与えられるアタッカー。30という数値はベィビィポケモンをワンパンできるため、重宝します。「どくのたね」で確定毒にするフシギダネを重要視しがちですが、中盤〜終盤以降にかけて登場するベィビィポケモンフシギバナを出すのは正直もったいないところ。こういった小回りのきくカードがあると安心して場に出すことができます。「おいしげる」下では1エネで30ダメージを与えられることをお忘れなく。もしくはプテラ(化石)を一撃できぜつに持っていけることも。個人的にはフシギダネを4枚採用するならば拡張シート3:イントロ1の割合が好み。

 

 

 

フシギソウ(第一弾)

確定で毒状態にできる「どくのこな」が使えるポケモンです。似たような性能でベイリーフ(PF1)もありますが、あちらはコイン。HPこそは低めですが、確実にダメージを与えて毒状態できるポケモンになります。フシギソウといえばイントロパックに収録されたHP70の方が採用されがちですが、2枚ともイントロであっても特に脅威ではないこと、次ターンのフシギバナへの進化を見据えつつ毒状態にしておいて相手を牽制したいことから1-1で採用しています。そもそもイントロフシギソウがバトル場にいる状態自体が異常でしかなく、第一弾フシギソウが率先してバトル場に出ざるをえない場合として考えうるのが相手の場がハガネール(neo1)くらいしか想像できません。ハガネールデッキ(ネルトプス等)にプラスパワーが採用される余地がまず考えにくく、コイントス次第でも最大火力が「テールクラッシュ」の50ダメージと考えると、このフシギソウが「どくのこな」を打つ可能性は十二分に考えられます。

 

 

 

フシギバナ(第一弾)

本デッキのアタッカー。2エネ(本当は4エネ)で60ダメージを与えられるのは強力。3枚採用しているけれども、1枚はGBプロモにして特殊状態によるターンロスを防止するのはアリだと思います。

 

 

 

チコリータ(イントロneo)

個人的に一番強いと思っているチコリータ。イントロneoという流通が少ないことが問題でなかなか現物を手に入れられにくいかもしれないのでPF1で代用してもよいかも。

本デッキでは3枚採用にしてますが、このデッキの軸はメガニウムです。絶対に2ターン目に立てたいのがメガニウムであり、それを立てるためならばサイドを2枚まで献上してもいいくらいには思ってます。何が言いたいかって初手でベンチに並べないとダメなカードのため4枚絶対採用したいところ。逆にメガバナを相手にしていてチコリータが1体しか出てこないならば絶対にきぜつにもっていかないといけない。

 

 

 

ベイリーフ(PF1)

今まではneo1を第一に考えていましたが、昨今の新殿堂の超デッキではバリヤード(ジャングル)が採用されることが多いため、20ダメージ+毒チェックで入れ替えを要求するこちらのカードの方が使い勝手が良いと判断。個人的な優先順位としてはPF1>neo1=イントロneo。

 

 

 

メガニウム(neo1) ★

本デッキの軸。バトル場に極力いかないため、サイド落ち考慮して2枚が最低ライン。3枚採用できればより強いけどやや過剰になるので他に殿堂ランクを割くのが無難そう。

 

 

 

カイロス(ジャングル)

フシギバナ以外のアタッカー。使用する機会がなかったので使用感は不明。2エネで50ダメージはおいしいとは思うところ。一応マヒで1ターン作ることもできるため、今後も検討が必要。

 

 

 

タケシのマンキー(タケシデッキ)

せめてものベトベトン対策。それ以外にも準備に一手欲しい場面にこのカードで適当なポケモン呼び出しておけばターンを稼げるかも。逃げるコストがかからないこともえらい。夜の廃品回収で結構な頻度戻すくらいには重宝しています。

 

 

 

エイパム(neo1)

超エネルギーリムーブや夜の廃品回収、ポケモンセンター等山札に戻したいカードはたくさんあるデッキなため必須。かと、この記事を書くときに思っていたけど、もしかすると不要枠になりうるのかもしれない。逃げるコストがかからないポケモンなためタケシのマンキーと同じく優秀。

 

 

 

ドローソース各種

概ね不満はないと思われていたが、供養ブログ対決の際にひどい事故を起こしたため諸説。オーキドはかせによってトラッシュに送りたくないトレーナーカードが多数入っているためクルミがさらに1枚あると良いかもしれない。このデッキではクルミ>マサキ派。

 

 

 

ナツメの眼

相手の山札に干渉したい時や、こちらの手札に今のタイミングではないトレーナーカードがジャムった時に使いたいところ。私の好みは1枚ですが、上記ドローソースの見直し次第で2枠必要になるかもしれない。

 

 

 

ポケモン交換おじさん

最低枚数。枠が取れるならば4枚あって損はない。

 

 

 

ポケモン育て屋さん

このデッキで立てたいポケモンメガニウム>フシギバナのため、枠が取れるならば4枚採用したいカード。4枚採用すると大体中盤以降に腐らせることになるので、3枚で回せるプレイングが求められる。

 

 

 

夜の廃品回収

最低枚数。メガバナ使っていればわかりますが、大体草エネルギーを優先的に回収しています。3枚は多分過剰。2枚をここぞというタイミングで使用+エイパムでの再利用が望ましいところ。しかし、それをやっているということはメガバナとしてものすごく弱いムーブなので本当はやってはいけない。

 

 

 

ポケモンセンター

最低枚数。上記夜の廃品回収と同意見。しかし、こちらは何回使っても強い。

 

 

 

突風 ★★

ベトベトン(化石)もしくはわるいラフレシアクサイハナ(7月5日13時5分訂正・わるラフ化でトレーナー使えないっす)、プテラ(化石)を対象に使用したいカード。序盤から終盤まで腐ることなく使えるカードであり、タイミング次第では相手の心をへし折ることができる。天敵ベトベトンベトベトンに進化させなければいいわけで、進化前のベトベターの段階できぜつにもっていけば問題ないのです。昨今はプレイヤーレベルが上がり、ベトベターを2体同時にベンチに出し、どちらかが倒されてもベトベトンに進化させるプレイングを行ってくるので、そうなってしまった場合はエネルギーを分散して複数のアタッカーで対応できるようにしなければならない。

 

 

 

ポケモンいれかえ

ワープポイントと2択。

 

 

 

まきちらせ!ベトベトガス

不要枠でした。素直に他のカードでいいです。

 

 

 

超エネルギーリムーブ ★★★★

対鋼やエネエネマルマイン(特に川村)、拡張ストライク等幅広い相手に対して強く出られるカード。高耐久中打点高持久と文句ないのこのデッキにおいて負ける原因といえば、「こちらを上回るスピード」もしくは「こちらを上回る高耐久」であり、それらのカードを無力化・機能させなければ問題にならないのです。その答えになりうるカードが超エネルギーリムーブです。序盤からエネエネして速攻をしてくる相手については超リムーブ→フシギダネの「どくのこな」で1ターンわざ宣言のスキップもしくは逃げるコストを求めることができ、中盤以降ならばフシギバナの「ソーラービーム」やカイロスの「はさみギロチン」でダメージを与えられます。メガバナ、特にメガニウムとの相性がいいのはエネコストの半減であり、場に3エネありさえすれば好きなタイミングで使うことができます。

 

 

 

プラスパワー 

割愛。本当は2枚欲しい。フシギバナで70ダメージ与えられるようになるのはえらい。

 

 

 

マダツボミの塔

諸説。ピクシーの採用率が高いならばこのスタジアムでいいかも。

 

 

 

草(基本)エネルギー

世の出回っているサンプルレシピ見ると大体9枚で運用してますが、右手光ってるなあって印象。序盤は毎ターン1枚ずつ必ず手貼りをしないと、超リムーブを使用したターンにわざが使用できなくなるため10枚は最低でも欲しいところ。

 

 

 

・採用検討カード

フシギバナ(GBプロモ)

特殊状態によるターンパスを回避するサポート桃太郎ポケモンフシギバナ(第一弾)で殴っていれば大体サイドカード取れるので、2体目はフシギソウで温存しつつ、3体目としてポケモン育て屋さんを経由してこのカードをベンチにおいておくのはアリ。フシギソウのまま温存する理由はピチュー(neo1)によりダメカンが乗ることを避けるためです。

 

 

 

ヤンヤンマ(neo2)

逃げるコストがかからないポケモンかつ、コイン次第ではダメカンをばらまけること、プラスパワー込みでバリヤードを一撃で仕事をさせないなど夢が膨らむポケモン。痒いところに手が届きそうで届かずに枠の関係上で抜けていくカードです。

 

 

 

抵抗力低下ジム

対鋼用カード。抵抗力の壁によりメガバナの耐久の上をいくのであれば、その抵抗力を薄くしてしまえばいいというのが答えです。新殿堂、特にSMBの予選や本戦の結果を見れば鋼エネルギーこそ採用されているものの、鋼ポケモン(特にハガネール)はあまりデッキに採用されておらず恩恵を受けることがありませんが、関西旧裏オフ環境等ではハガネールは健在。前述のマダツボミの塔含めて環境に沿ったスタジアムを採用するのが望ましいと思います。僕は抵抗力低下ジム派です。

 

 

 

・終わりに 

以上があさり式メガバナでした。本当はリサイクル論がここから始まったのですが、本編からだいぶ脱線したので割愛することにしました。戻したいカードが3種類以上あるデッキならリサイクル、2種類以下ならエイパムでいいかなという論だったので別の機会にでも。夜の廃品回収はみんな戻したいので除外して考えてください。このデッキならば超リムーブ・ポケモンセンター・スタジアム(抵抗力低下ジムならば)・プラスパワーかなと。

エイパム使う余裕があるならソーラービームでゴリゴリ攻めていった方が強いデッキなので前のめりで戦っていくプレイングが好きな方にはおすすめ。対ベトベトンは無理なのでミュウツーなり試してみてください。バランスが崩壊して目も当てられない結果になります。

 

供養ブログに負けたのが3週間前でアップまでに時間がかかったため、旬を逃している感が否めないですが、メガバナもいろいろとアレンジができる面白みのあるデッキです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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7月5日13時訂正

突風欄にてわるいラフレシアと記載がありましたがわるいクサイハナの誤りです。

訂正してお詫び申し上げます。

お詫びとしてお風呂入りながらぼんやりと考えた改良案のデッキを掲載しておきます。ご査収ください。

 

・改良案(リサイクル採用型)

ポケモン

フシギダネ(イントロ)×1

フシギダネ(拡張シート)×3

フシギソウ(第一弾)×1

フシギソウ(イントロ)×1

フシギバナ(第一弾)×3→2

フシギバナ(GBプロモ)×1

チコリータ(イントロneo)×3→4

ベイリーフ(PF1)×2→1

メガニウム(neo1)×2 ★★

カイロス(ジャングル)×1→0

タケシのマンキー(タケシデッキ)×1

エイパム(neo1)×1→0

 

計:17枚

 

 

【トレーナー】

オーキドはかせ×4

ウツギはかせ×4

マサキ×3

クルミ×3→4

ナツメの眼×1→0

ポケモン交換おじさん×3

ポケモン育て屋さん×3

夜の廃品回収×2

ポケモンセンター×2

突風×1 ★★

ポケモンいれかえ×1

まきちらせ!ベトベトガス×1→0

超エネルギーリムーブ×1 ★★★★

プラスパワー×1

リサイクル×3

マダツボミの塔×1→0

抵抗力低下ジム×1

 

計:33枚

 

 

【エネルギー】

草エネルギー×10

 

計:10枚