ジト目のレアコイルちゃん!

レアコイルの磁力線を利用して、パソコンのデータを破壊する事件が多発しているという。

カメックスFIND 高槻レギュレーションオンライン対戦会使用デッキ

昨日行われた高槻レギュレーションオンライン対戦会使用デッキで使用したデッキの紹介です。

 

1勝2敗1分けと振るわなかったこと、供養対決でぷーさんに負けたのでここに記します。

最後に新殿堂Ver.での構築も掲載しています。

 

 

 

・デッキ

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ゼニガメ(イントロ)×4

カメール(イントロ)×1

カメックス(第一弾)×1 ★★★★

わるいカメックス×1

メノクラゲ(化石)×1

コラッタ(R)×1

フリーザー(拡張シート)×2

アンノーンF×1

アンノーンI×1

アンノーンN×1

アンノーンD×1

 

計:15枚

 

 

トレーナー

オーキドはかせ×4

ウツギはかせ×4

エリカ×4

ナツメの眼×1

カスミの勝負×3

ポケモン交換おじさん×3

ポケモン育て屋さん×3

トラッシュ交換×4

ポケモン回収×2

夜の廃品回収×2

まきちらせ!ベトベトガス×1

ワープポイント×1

リサイクル×1

ロケット団参上!×1

超エネルギーリムーブ×1

 

計:35枚

 

 

エネルギー

水エネルギー×10

 

計:10枚

 

 

 

・デッキ作成の経緯

 

主催のぷーさんとは先月に行っていた一日一戦で何度か相手をしてもらっており、今回は参加しなくてはと思ったものの、高槻メンバーと東京で仲良くしてる面々で構成されたグループで日々雑談していることから「周知されているデッキではなく、1からデッキを作った方が面白い」と考えました。

その時にどこかでカメックスの相方まとめ一覧の記事を見て、いちゃもんをつけたくなった私は、相方は他にもいると考えるようになりました。

その結果、カメックスの相方は他ならぬカメックス自身であるし、水ポケモン固執する必要がないと結論に至ります。

 

要は相手を止めている間にカメックスのエネルギー加速を利用して前のめりで殴り続けさえすればスピードが追いつかなくなって勝ちを得られるというものです。

 

 

なので超エネルギーリムーブが入りました。

 

 

最適なタイミングで相手のエネルギーを剥がし、こちらは「あまごい」で加速。前のめりで殴りに行ければテンポを取ることができます。

それでも昨今はマルマイン(第一弾)で強引に加速する手法が増えてきており、油断すると捲られる恐れがあります。

 

なので3回以上超エネルギーリムーブを使用できるようにトラッシュ交換とアンノーンFINDを採用しました。

 

トラッシュ交換で強引に戻した超エネルギーリムーブを「FIND」で手札に確保することで、エネエネしたターンの返しにリムーブできます。それを繰り返すことで大体止まります。

カメックスの最適な相方を考えた結果、超エネルギーリムーブになりましたというのが本デッキの結論です。

 

 

 

・基本的な戦術

1ターン目にゼニガメ2体を何とかして並べて番を返し、2ターン目にカメックスに進化して「あまごい」でフリーザーないしわるいカメックスにエネルギーを加速してダメージを与えていきます。

お相手が同一のポケモンに2枚エネルギーを貼ったタイミングで超エネルギーリムーブを放ち動きを止めます。

あとは適切なタイミングで超エネルギーリムーブが使えるようにトラッシュ交換で山札に戻しておき、動きを止めつつサイドカードを取り切ってゲームを終わらせます。

 

 

 

・カード個別解説

ゼニガメ(イントロ)

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HPが高く1エネルギーでわざが使え、「あまごい」で2エネ貼ればバリヤード(ジャングル)やミュウ(コロコロプロモ)に致命的なダメージを与えられるカードです。

元々は従来のあまごいカメックスのように3枚採用から始めていましたが、どう考えても初手で2体並べたいため4枚採用に。

 

 

 

カメール(イントロ)

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ほぼ使わないため第一弾とどちらでも。

逃げることがまずないのでこちらの方がわずかに採用メリットあり。

 

 

 

カメックス(第一弾) ★★★★

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本デッキのキーカード。「あまごい」でエネルギーを加速する役割兼アタッカーを担っています。

後述のトラッシュ交換の確率を高めるためにはオーキドはかせによるエネルギーをトラッシュに送ることを避けて無駄なく貼れば良く、それができる旧裏唯一無二の存在です。

一応5エネ60ダメージを与えられるアタッカーになり得ますが、このカードがバトル場で暴れることはまずないので、万が一バトル場に出なければならない時は2エネないし3エネ貼ったゼニガメをベンチで用意し、カメックスがきぜつしたあとに育て屋さん→カメックスリカバリーできる準備を忘れずに。

 

 

わるいカメックス

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本デッキで一番火力が出るカードです。

このカードでサイドカードを3枚くらい取る計算をしています。

4エネで70ダメージが出せる「ハイドロキャノン」と自身に10ダメージを乗せつつコイン次第では次ターンダメージを受けない「ロケットタックル」を使い分けていきます。

他のデッキならば別の水タイプのアタッカーが場に出てカメックスはベンチに篭城していれば良いですがこのデッキはそうはいきません。そのため、この番でサイドカードを引けたとしてお相手がどのポケモンでダメージを与えに行くかを逆算して「ロケットタックル」を使用するか否かを考えます。次のターンでわるいカメックスがきぜつするデメリットを考えれば負う10ダメージなんてかわいらしいこと。掛け捨ての保険と対して変わりません。状況によっては積極的に「ロケットタックル」を使っていくことになります。

 

 

 

フリーザー(拡張シート)

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ギフトパックフリーザーを安値で仕入れた時から、このカードをメインに組もうと考えていました。

某有名ブログではランクCとなかなかの評価を得ている割に使用者を見ることが皆無ですが、本デッキではアンノーンを守る序盤の壁兼、あまごいの恩恵を受けた30ダメージ+1/2の確率でマヒ状態にできる序盤のアタッカーとして採用しています。

やはり「オーロラヴェール」により、ピチュー(neo1)の「パチパチ」でアンノーンが全滅してしまうことを避けたいです。逆にピチュー以外で集団でベンチ攻撃してくるポケモンは思いつく限り複数回わざを使用してこないので、ピチューを凌げば負けることはありません。

(壮大な死亡フラグ)

 

 

メノクラゲ(化石の秘密)

高槻ルールにある「ポケモンの枚数を15枚以上」をクリアするためだけに採用。

この枠をポケモンに割くかトレーナーに割くかで安定感がだいぶ変わり、トレーナーの配分もガラリと変わりました。新殿堂ならさっさと抜いてください。

 

 

アンノーンFIND各種

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本デッキのエンジン。特殊能力「FIND」はアンノーン各種が全てベンチにいる時に使用することができます。山札から好きなトレーナーカードを確実にサーチできるこの特殊能力は弱いはずがありません。問題は揃える労力を割いてまで使いたいトレーナーカードが山札にあるかということです。

 

そこでまず複数回使いたいトレーナーカードを考えました。

・超エネルギーリムーブ(エネルギーリムーブ)

ロケット団の罠

・ニセオーキドの逆襲

ロケット団のおねーさん

・突風(ポケモンぎゃくしめい)

・まきちらせ!ベトベトガス

 

上記のリストの中でニセオーキドの逆襲やロケット団の罠は使い回すにしても他の妨害ロジックがないとそこまで強くなく頓挫。その他カードも複数枚積めるカードなので除外。残ったのが超エネルギーリムーブでした。

しかし、既存のリサイクルで使い回す手法だとコイン依存が否めず、ダウジングマシーン採用型だと2回は確実に使用できる代わりにデッキパワーが落ちてしまうことは明白。

ここで思ったのが「終盤要らなくなるドローソースをトラッシュに送り、必要なカードが何かしら山札に残ればいいのではないか」ということ。

オンライン越しにすどうっどくんが回すハンデスオーダイルを見て閃いたのでした。

超エネルギーリムーブが大体3回使えるとは想定されておらず、カメックス型やマルマイン2投3投型ではない限りリカバリーは不可。

もちろん超エネルギーリムーブを使用しないタイミングでサーチするのはトラッシュに置きたくないカードなので、個人的な優先順位は以下の通り。

 

・トラッシュ交換

・まきちらせ!ベトベトガス

・ワープポイント

・リサイクル

・夜の廃品回収

ポケモン育て屋さん

・ウツギはかせ

以下同列

 

 

ちなみにアンノーンを出す順番についても。

供養ブログをかけた試合でミスをし、壁役(フリーザー)を置いて凌ぐことができなかったのでおさらいも兼ねて記載します。

1.アンノーンI(アンノーンが複数手札にいてもここから)

2.アンノーンその他(個人的にはD→N→F)

アンノーンDの個性を消してしまう「だましうち」というわざは味方だと頼もしく敵にすると嫌なやつという印象しかわきません。

脳死で手札にあるアンノーンアンノーンIって出して山札サーチしてもサイド納品されていれば再度献上のカモに成り下がるため、良い子のみんなはくれぐれも悪い状況を想定してプレイしていこうな。

 

またワープポイントをこちらが使用するプレイングについても。

手札にポケモン回収がある場合は、

1.FIND使用→トレーナーカードサーチ

2.ワープポイント使用→アンノーンFバトル場へ

3.ポケモン回収使用→アンノーンF手札へ

4.アンノーンFベンチへ→トレーナーカードサーチ

と1ターンで2回トレーナーカードをサーチできるのでこのような盤面が有れば是非活用していきましょう。

 

 

 

コラッタ(R)

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本当は入れたくないカードですが、カメックスがサイド落ちしたらまず勝てないので安定を取るために採用。役割を終えたらポケモン回収してください。

 

 

 

各種ドロソ

オーキドはかせ4ウツギはかせ4エリカ4ナツメの眼1カスミの勝負3

メノクラゲ1枚のためにガラリと変わった配分になっています。

序盤からゼニガメを2体用意したいが故に縦に引くカードをマサキからエリカに変更したことに伴い、クルミの枠をカスミの勝負に変更。こちらはエリカで増えた手札を5枚に戻すことと、ゼニガメおよびアンノーンにタッチする手段を増やすことから採用しました。

 

 

 

ポケモン交換おじさん

最低限の枚数。カスミの勝負云々で場が揃ったなら無駄打ちせず、カメックスがきぜつした後のリカバリー用に取っておきます。

最初の1枚でアンノーン各種、カメックスわるいカメックス・超エネルギーリムーブとトラッシュ交換の枚数は最低限数えておいてください。

 

 

ポケモン育て屋さん

こちらも最低限枚数。

枠作れるなら4欲しい。

 

 

 

トラッシュ交換

超エネルギーリムーブを使い回すためのカード。トラッシュに置かれた超エネルギーリムーブを山札に戻してFINDしてサーチするために現物は極力オーキドはかせ等でトラッシュに置かないようにします。

超エネルギーリムーブをサーチしなくていい場面では「FIND」で積極的に手札に確保し、トラッシュに交換されないよう自衛に努めてください。

 

 

 

リサイクル

1枚でも積みたくて採用。

コイン次第で超エネルギーリムーブを山札トップに戻せて「FIND」で手札に確保できるのはやはり強い。

本当は2枚積みたい。欲を言えば4枚積みたい。

 

 

 

ポケモン回収

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使い終わったコラッタフリーザー、ワープポイント等々で場に出たアンノーンを回収するために採用。サイド落ち考慮して2枚。殿堂かかってないのえらい。

 

 

 

夜の廃品回収

トラッシュに置かれたカメックスやわるいカメックスアンノーンの回収はもちろんのこと、3枚山札に戻してからトラッシュ交換使えば実質2枚のトラッシュ軽減につながる貴重なカード。

 

 

 

まきちらせ!ベトベトガス

バリヤード(ポケモンジャングル)やミュウ(コロコロプロモ)はもちろんのこと、メガニウム(neo1)やリザードン(PF2)の特殊能力を消せて1ターン遅らせることができるカードです。環境次第では2枚欲しい。

 

 

 

ワープポイント

ベィビィで粘ってくる相手へのアンサーカード。こちらは1ターンでも惜しいので積極的にベンチに押し除けてサイドカードをとりにいきましょう。

 

 

 

ロケット団参上!

コラッタと共に採用したくないカード。

安定に割いた2枚です。一応ミニスカート型のFINDも考えたのですが、このカードの存在により頓挫。

 

 

 

超エネルギーリムーブ ★★★★

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相手の心をへし折るカード。

3回は使われないって思ってるでしょ?残念!3回以上使います。

 

 

 

水エネルギー

10枚は少なすぎですが枠のために泣く泣く削りました。本当は11枚が最低ライン。

 

 

 

・本戦の様子(早く終わってメモ残していた1戦目・2戦目のみ)

 

1戦目 ねねしさん

フリーザースタート

交換おじさんでゼニガメ持ってきてエネはってエンド。

ズバット毒を飛ばされ、引いても引いてもドロソ来ず、フリーザゼニガメアンノーン落とされて負け。

 

 

2戦目 さたくさん

化石レアコイルマルマイン6-6 引き分け

フリーザースタート

アンノーン揃うもゼニガメベンチ出せず。

2ターン目からエネエネディフェンダーフルかつ見えない壁のレアコイルがじばく。

フリーザーしす。

こちらアンノーンにエネ貼って逃してフリーザー前でエンド。逃げずに超リム使えば良かったと後悔。

相手まきべと使ってじばく。

こちらベンチにダメージ。2-2

意地でカメックス進化、後ろに貼ったエネルギーを超リムーブしてあまごいで加速してレアコイルを倒す。3-2

相手エネエネ×2からレアコイルがじばく。

こちら4体(カメックスアンノーンF以外)死す。向こうもエネエネ2レアコイル倒れる。

ドロー。

 

3戦目 すどうっどくん リザードン 勝ち

バリヤード出てこなかったのでテンポ取り続けて殴り勝ち

 

4戦目 まくらぎくん メガバナ 負け

メガバナ対策怠っていたのと、水エネルギー10枚に絞ってたので終盤1枚足りず投了。メガバナというよりもポケモンセンターが無理ゲー。

 

 

 

 

・新殿堂レギュレーションVer.での構築

 

新殿堂レギュレーションを考慮してでは以下のようになります。

 

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ゼニガメ(イントロ)×4

カメール(イントロ)×1

カメックス(第一弾)×1 ★★★★

わるいカメックス×1

コラッタ(R)×1

フリーザー(拡張シート)×2

アンノーンF×1

アンノーンI×1

アンノーンN×1

アンノーンD×1

 

計:14枚

 

 

トレーナー

オーキドはかせ×4

ウツギはかせ×3

クルミ×4

マサキ×3

ナツメの眼×1

ポケモン交換おじさん×3

ポケモン育て屋さん×3

トラッシュ交換×4

ポケモン回収×2

夜の廃品回収×2

まきちらせ!ベトベトガス×1

ワープポイント×1

リサイクル×2

ロケット団参上!×1

超エネルギーリムーブ×1

 

計:35枚

 

 

エネルギー

水エネルギー×11

 

計:11枚

 

 

・終わりに

超エネルギーリムーブをたくさん使えるという夢のようなデッキでしたが、メガバナに勝ち切ることが出来ませんでした。

今後はメガバナ含めて特殊能力でエネルギーをリカバリーできるデッキに対して強く出られるように構築を変更していく必要が求められます。

今まではUNDOハガネールやWANTヤドキングといった即座にアンノーンを並べるデッキを作っていましたが、FINDのように4ターン目に並べばいいかなといったデッキは心の余裕ができていいですね。

カメックスの相方は水ポケモンではないという、今までの解釈に一石を投じることが出来たなら僕は満足です。相方は超エネルギーリムーブ、そしてわるいカメックス。いいね?

 

最後になりましたが高槻オンライン大会主催のぷーさんをはじめ、対戦してくださった方、デッキ案を練ってくれたすどうっどくんに感謝を。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。