ことのあらまし
SMB2019本戦参加権を手に入れたあさりさん。
新しく組みたいデッキも気力もインスピレーションもないため、暇つぶしにチンパンのデッキ相談に乗ることにしました。
チ「学習装置3のエネ11枚って多い?」
あ「タイプによる。何使うの?」
チ「わるいアーボックとヤンヤンマ」
SMB2019本戦参加権を手に入れたあさりさん。
新しく組みたいデッキも気力もインスピレーションもないため、暇つぶしにチンパンのデッキ相談に乗ることにしました。
チ「学習装置3のエネ11枚って多い?」
あ「タイプによる。何使うの?」
チ「わるいアーボックとヤンヤンマ」
◎アーボックの勝っている点
・2エネでわざが使える。
・「ショックアイ」で特殊能力を一時的に無効化できる。
・全体攻撃+バトル場ポケモンを毒状態に。
◎ライチュウが勝っている点
・ピカチュウの時点でエネルギーの加速が可能により、2ターン目から「びっくりサンダー」が使える。
・HPが10高い。
・バトル場30ダメージ+コイン次第で全体攻撃へ。
次に考えたのが一度全体攻撃をしてダメカンをばらまいた後、1回ないし2回のわざで倒して主導権を渡さないようにするにはどうすればいいかでした。
そこで頭に浮かんだのが、
進化をロックするプテラ(化石の秘密)。
もちろん40ダメージを与えられるたねポケモンがいないと始まりません。
ここは壁にもなり、初手からバトル場に出しておきたいR団のストライクがすんなり採用されました。
デッキの軸がこれで概ね決まったので、必要なカードを集めて組んだ初稿がこちら。
この頃はわるいアーボックメインで考えていたため4-4採用にしていました。
わるいアーボック→たまごの化石
以上により、SMBの予選で使用するデッキが完成しました。
【ポケモン】
アーボ(R)×4
わるいアーボック×3
R団のストライク×3
プテラ(化石)×1 ★★★★★★
コラッタ(R)×2
計:13枚
【トレーナー】
オーキドはかせ×4
ウツギはかせ×4
クルミ×4
マサキ×2
礼儀作法×2
ポケモン交換おじさん×2
マスターボール×1
学習装置×3
夜の廃品回収×2
R団参上!×2
パソコン通信×1 ★★
ポケモンいれかえ×1
ワープポイント×1
なにかの化石×2
たまごの化石×4
せまいジム×2
計:37枚
【エネルギー】
草エネルギー×10
◆デッキ採用カードと解説
・アーボ(R)
化石の秘密のアーボ」との2択ですが、迷うことなくこちらのほうが優秀。
1ターン目で1~2体場に出したいから4枚採用していますが、3枚でも事足りることが判明したので1枚他のカードに差し替えていいです。
・わるいアーボック
本デッキのサブアタッカー。決してメインではありません。
アーボが引けなければ諦めるまであります。
後述のR団のストライクをフォローするために「どくのきり」でダメカンをばらまきつつ、バトル場を10ダメージ+毒状態にして何事もなくターンが返ってきたら3つダメカンが相手ポケモンに乗っているというなんちゃってわるいライチュウ。
相手が先行でゲームが始まり、先行2ターン目で進化されてしまった場合、「ショックアイ」で特殊能力を封じるまであります。
基本的には相手の場のポケモンのHPを40の倍数にするためにダメカンをばらまきます。
そうすることでR団のストライクの「こうそくカマ」が致命傷になります。
R団のストライクを輝かせるためにダメカンをばらまいていくのです。
・R団のストライク
本デッキのメインアタッカー兼壁役。
初手にアーボとR団ストライクがいればR団ストライクをバトル場に出し、アーボはベンチに。
手貼りはR団ストライクの行い「かげぶんしん」
あとは学習装置をベンチポケモンに貼り、次のアタッカーが止まることなくわざが使えるようにエネルギーを貼っていきます。
3枚で事足りるだろうと思っていましたが、夜の廃品回収で優先的に戻すことがあるため、4枚に増やしてもいいかもしれません。
・プテラ(化石の秘密)
本デッキのキーカードです。
場にいるだけで双方のポケモンが進化できなくなる極悪特殊能力の1つ「げんしのちから」を持つカード。
BWにおけるアーケオス。
何かの化石を経由して進化をすることは中盤以降を想定しているので化石は2枚に抑え、卵の化石をフル投入して2ターン目から場に出すようにしています。
プテラが場に呼ばれて縛られた時が負け筋の一つになるので、優先的に1枚エネルギーを貼っておくように意識してください。
・コラッタ(R)
せまいジムでの回収対象の1つです。
・オーキドはかせ+ウツギはかせ+クルミ(各種4枚)+マサキ(2枚)
卵の化石を引きたいので気持ち厚めのドローソース枚数にしています。
・礼儀作法+ポケモン交換おじさん
2ターン目にはプテラによる進化ロックを発動するため、1ターン目にアーボをベンチに置いておく必要があるので礼儀作法は厚めの2枚にし、手札に来たプテラを山札に戻すことやわるいアーボックをサーチするために交換おじさん2枚採用しています。
・学習装置
3エネ要求のわざを持つポケモンが多いため、厚めの3枚採用。
HPが60とそこまで高くないため、毎ターンエネルギーにアクセスしていないとすぐテンポを明け渡すことになるため、場にエネルギーを常に残す意識が大事です。
・夜の廃品回収
いつもの。
本当は3枚欲しい。
・ロケット団参上!
サイド落ち警戒のため厚めの2枚。
駄目押しのアーボやわるいアーボックを引きたいので1枚採用。
・ポケモンいれかえ+ワープポイント
プテラが場に縛られたら嫌なので各種1枚ずつ採用。
枠があるならもう1枚どちらかを増やしたいかも。
卵の化石やせまいジムにアクセスしたいため採用。
殿堂ランクを割いているだけあってとても心強いサーチカードです。
・何かの化石
序盤は出番がなく、むしろ中盤から仕事をするセットアッパー。
そのため枚数は2枚に留めておき、壁役などは任せないようにしています。
ベンチには必ず1枚出しておきたいです。
・卵の化石
2ターン目にプテラを召喚する強い意志があるため4枚フル採用です。
・せまいジム
・エネルギー
概ね満足の枚数。
もう1枚あるとさらに満足。
◆苦手デッキ
テストプレイや対戦会で使用し、概ね勝てたデッキですが、負けたデッキもあるのでこちらを紹介いたします。
・エネルギーきゅうしゅうミュウツー軸デッキ
お相手(ユミルテミルさん)の構築、プレイングが一枚上手というのもありましたが、速度の壁は思ったより高かったです。
こちらもやはり速度がネック。
先行取られてわるいマタドガスに進化されたらかなり厳しいです。
従来のわるいマタドガスであれば、まだ五分五分の勝負ができますが、ポケモン逆指名でベンチのプテラやR団ストライクが倒されていくと「かげぶんしん」を挟んでから「するどいカマ」を打たねばならず、一手遅れます。
わるいアーボックの「どくのきり」でバラマキを挟めばワンチャンありそうに思えますが、「みんなでばくはつ」は60ダメージは簡単に出るので単純な速度なら厳しいです。
◆改良後の最新デッキ。
【ポケモン】
アーボ(R)×4→3
わるいアーボック×3
R団のストライク×3→4
プテラ(化石)×1 ★★★★★★
コラッタ(R)×2
計:13枚
【トレーナー】
オーキドはかせ×4
ウツギはかせ×4
クルミ×4
マサキ×2
礼儀作法×2
ポケモン交換おじさん×2
マスターボール×1→0
学習装置×3
夜の廃品回収×2
R団参上!×2
パソコン通信×1 ★★
ポケモンいれかえ×1
ワープポイント×1
なにかの化石×2
たまごの化石×4
せまいジム×2
計:37枚
【エネルギー】
草エネルギー×10→11
こんな感じでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。