ジト目のレアコイルちゃん!

レアコイルの磁力線を利用して、パソコンのデータを破壊する事件が多発しているという。

20170401ポケモンカードチャンピオンズリーグ宮城大会~後編~

大会までのあらすじ
年度末の忙しい時期の中、なんとか定時で退社して家に帰って荷物を取り、チームリーダー夫妻(とそのお子様)と新幹線に飛び乗ったあさりのみそしる氏。
日ごろの疲れが出たのか駅弁も食べずに眠りについてしまいます。
眼が覚めた頃には宮城は目の前。
車内になんとなく異臭がしているような気がしていたら、夫妻のお子様が酔ってマーライオンをお決めになさったそうで。
宮城に着いて早々、一生語れるお話が手に入るとは思いませんでした。
うんうん、これも思い出だね!


22時までに着いたので、駅からすぐのカードショップに寄ることができました。
リーダーはお店に予約していたクイックコントラクションエネルギー(要はすごいエネルギー)を購入。
わたくしは1枚あった次元の谷のミラーを安かったので購入しました。
今までわたくしが使っていたよるのこうしんデッキは次元の谷を2枚採用していて、あともう1枚は気長に探せばいいかなあと思っていました。
この行動が後々重要なキーになるとはその時は思いませんでした。


さて、わたくしが加入したチームのご紹介をいたします。
・エリートトレーナー:ユウリさん(ボルケニオンバクガメス
・ベテラントレーナー:ヒガシさん(ゲロジュナ→よるのこうしん)
ホープトレーナー:わたくし(白レック→よるのこうしん)


うちのチームの作戦としては以下の通りです。
・エリートトレーナーであるユウリさんが1勝する。
・わたくしかヒガシさんのどちらかが勝ってチームとして2勝1敗で勝ち進む。
・ベテラントレーナーとホープトレーナーによるのこうしんを配置しておけば、どちらかは確実に勝てる(はず)。
・バトルクロスロードでは3人全員がゲロジュナ握る→勝ちあがれずの結果から、ゲロジュナは多くてもチームに1人いるかいないか。
・白レックかボルケニオンには負けないように展開すること。



これにより、ゲロジュナと白レックからこうしんにシフトチェンジしたのです。


宿に着くとヒガシさんがすでに居り、概要を簡単に説明後ユウリさんはお子様をお風呂に入れに行き、わたくしとヒガシさんはよるのこうしんの練習を開始。
新型のよるのこうしんは、以前の型に比べてより速度が上がり、正直これよりいいよるのこうしんはちょっとないと心から思えるほど。
それでも58枚は確定として残り2枠に対して何を採用しようか論議が始まりました。


1.カプ・テテフ(1枚目)

2.次元の谷(3枚目)

3.かるいし(1枚目)

4.ターゲットホイッスル(1枚目)

5.レスキュータンカ(1枚目)


当初の構築ではカプ・テテフとかるいしが採用されていたのですが、ヒガシさんと対戦するうちに見直す必要があるのでは?ということに。
次元の谷を厚くするのは、フィールドブロアーの存在が大きいことから。
そしてターゲットホイッスルはフラダリ→シェイミを2回決めることができたら強力なことからです。

結局この日は次元の谷とターゲットホイッスルを採用して他を見送ることになりました。
この後はユウリさんも交えて対戦会やデッキレシピ記入をして夜が更けていくのでした。




~当日~

会場に着き、物販にあったチャンピオンパックを購入して受付へ。
初卓1番目とか縁起が良かったです。



1戦目 ジジーロンGXダストダスミュウケンタロスGX 3-4 負け

ハルカお姉ちゃんがいるチームと対戦。
後から聞いたらエリートトレーナーとベテラントレーナーの子はジュニアの有名人なそうな。


相手ミュウでこちらこうしんパーツからスタート。
ジジーロンダストはよるのこうしんでは脅威を感じずにいける、と思いました。
展開してミュウをきぜつさせ、返しにダストダスに倒されても倒し返すという流れに。
相手がかるいしケンタロス→レスキュータンカからミュウが帰ってきてノーエネルギーホーリーエッジで二子玉が剥がされてしまいます。
最初からぶん回すあまり、時のパズルを1枚トラッシュに送っていたのに時のパズル2枚使用で回収できず、二子玉が3枚トラッシュに落ちてしまい厳しい展開へ。
それでもミュウを倒したら返しにフラダリ→シェイミEXを呼ばれてげきじょうでやられてサイド残り3-2へ。
ここでスペシャルチャージを引きたいのとNを怖がるあまりにバトルコンプレッサーでハイパーボールと次元の谷を全て買ってしまったのがプレミで、バケッチャがぽつねんと前に出て二子玉1枚ではわざが打てない始末。
なんとかしようとドローゴーを繰り返したらタイムアップ。
正直勝てた試合だったのにNからの事故を嫌がったあまりにこんなことになりました。
かるいしがあれば…と悔やむことに。


チームとしては1勝2敗のため負け。




2戦目 カプ・コケコGXライコウカプ・テテフGXサンダースEX 6-1 勝ち

東北のチームとの対戦。
相手前カプ・コケコGXでこちらシェイミスタート。
相手先行でコケコにエネ貼ってピーピーマックスしてきたので、こちらはハイパーボールからカプ・コケコ呼んできてバトルコンプレッサーでランプラーを落とし、お相手デッキの中身を理解されます。
後攻なので二子玉貼ってスカイリターンでシェイミEXを回収してエンド。
相手の貼ったエーテルパラダイス保護区でカプ・コケコにダメカンが乗らないようにしつつ、しばらくはセットアップ→オカルトマニアででんせつのひしょうをロックして展開します。
お相手の出したカプ・テテフGXをバチュルのよるのこうしんで倒し、相手がエーテルパラダイス保護区と闘魂の廻しでワンパンされないという安心感をセンパイとコウハイからの時のパズル2枚回収でフィールドブロアーと次元の谷を持ってきて打ち砕いて倒し、フラダリシェイミを決めてサイドを取り、最後はターゲットホイッスル→フラダリカプ・テテフして勝ち。

サンダースEXが出てきたときは焦りましたが、終盤だったので良かったです。
チームも3勝で勝利しました。





3戦目 ボルケニオンバクガメス たなきよさん 6-4 勝ち

名札見たら見覚えのある名前だったのでツイッター見たらフォロワーさんでしたという。
試合前に会話できて緊張がほぐれました。

ボルケニオンバクガメスデッキはうちのリーダーが使っているデッキで、何度も何度もやられた相手。
強力なデッキですが、戦い方は覚えています。
1ターン目からニトロタンクGXが飛び出してエネルギーが4枚つくものの、バクガメスGXを無視してボルケニオンEXを倒すことに専念します。
トラップシェルでこうしんパーツがきぜつするものの、フラダリでシェイミEXを倒したりします。
N使って手札を減らそうものならハラが飛んできてうまいなあと心から思いました。

この試合で覚えていることは、こちら残りサイド2枚の時にNを使用されて、山札を双方がシャッフルした時のこと。
シャッフル後にデッキ置き場にカードを置く際に1枚残っていることを双方気づかずに山札からドローしてしまい。
すぐさまジャッジを呼び、手札の中身を見たことを告白すると、再度切り直して仕切り直すことに。
そこで引いたのがシェイミオカルトマニアでシェイミ展開→二子玉フラダリだかバトルサーチャーだかに触ることができて裏にいるボルケニオンEXを倒して勝ち。
薄氷の勝利だったので思わず喜んでしまいましたが、チームは負けでした。
こういうこともあります。

試合後、たなきよさんからアドバイスをいただきました。
自分の癖はなかなか気付かないもので、このように指摘してもらえるのは大変助かりました!

ここまでチームとして1勝2敗。
次負けたら勝ち上がることができない崖っぷちな状況。


4戦目 メガサナ 6-2 勝ち
ここで当たるはメガサナ。
今までの自分であればよるのこうしんパーツを落としてワンパンを狙うのですが今は違います。
メガサナに対してはいかに傷をつけてからよるのこうしんをするか、です。
向こうフーパスタートだったので弱点ついてこうしんを決め、Mサナが殴ってきたらシェイミ出してスカイリターン→廻しを巻いたコケコを出し、返しのターンでこうしん決めてきぜつさせます。
最後はサーナイトEX出してエンドしたのでこうしんを決めて勝ちました。

チームも勝ち越してこれで2勝2敗!





5戦目 あいりパパさん エーフィGXダストダスケンタロスGX 6-2 勝ち

ここにきてまさかの顔見知りとの対戦。
あいりパパさんとは一度、GXスリーブ配布の時に川越でお会いしたことがあったのですが、対戦する機会がなく。
一度お手合わせ願いたいと思っていたので嬉しかったです。

ダストダス相手でもガンガングッズを使っていけるのがよるのこうしんの強み!と言わんばかりに展開してダストダス(ヤブクロン)をきぜつさせていきます。
ケンタロスGX相手でもわざとダメカンを乗せて相手の出方を伺えるほど冴え渡っていました。
時のパズルを2枚使用できたり、余計なものをバトルコンプレッサーで落として終盤のNに対しても対策はばっちり。
エーフィGXも弱点でワンパンしたりと自画自賛できる展開ができて勝利。

チームも2勝1敗で勝ち越せました。
ここまで3勝2敗。




6戦目 ゲッコウガBREAK 4-4 引き分け

ついにきた6戦目。
だんだんと卓の番号も若くなっていきます。
疲労を感じていましたが、持って来たブドウ糖とポカリでエネルギーを補給して臨みます。

相手ケロマツ見た瞬間にゲッコウガデッキと知ります。
ゲッコウガBREAKとよるのこうしん、わたくしは初めて戦うマッチアップなため、みずしゅりけん厳しすぎだろと思ったら相性良くなかったのですね。
相手のサイレントラボでシェイミEX出せずに展開厳しいなと思ったらトップドローで次元の谷引くという奇跡。
一気に展開していきます。
みずぶんしんされてもサイドにゲコガシラが1枚落ちているようで、3体いるゲコガシラを倒せばよいのかと前向きに。
ゲッコウガかげぬいが厳しかったですが、オカルトマニアを要所で決めて盤面の有利性を維持します。


お相手サイド3枚、とちらサイド2枚で手札山札にシェイミEX2枚二子玉3枚あり、Nが来ても返せる状況にしました。
しかしながら、この対戦途中から体調が悪くなって来て、わざ宣言も厳しいくらいになっていました。

でも、ここで離席したら本戦への道が閉ざされてしまいます。
意識が朦朧とする中、相手がバトルサーチャーを宣言、対象をNとしました。
わたくし返せる盤面とたかをくくったか、それとも意識が朦朧としたためか、はてまたどっちかか。
このNの指定を宣言と勘違いして山札に手札を戻してカットしてしまいました。


当然ジャッジ案件。
結果として警告を受けサイドペナ発生。山札から2枚引いてゲーム再開。

相手からターンが帰って来たところで無情にもタイムアップ。
サイドペナルティがなければサイド差で勝ちでしたし、何よりこのようなミスによりチームを敗北に導いてしまうところでした。
幸いチームのメンバーが2勝してくれたおかげで勝利し、オポメントも変わりありませんでしたが、やってはいけないミスです。
あまりの不甲斐なさに泣きそうになりました。
それでもチームのユウリさんとヒガシさんが勝ちを拾ってくれ、励ましてくれてとても助かりました。

4勝2敗、次で全てが決まります。




7戦目 チェルモ勢 ゲロジュナ 5-6 負け

お互いたねポケモンがおらずハンドを確認して驚愕します。
ここに来てまさかのゲロジュナです。

こちら先行であちら前はエーフィEX。
しかしドロサポもエネルギーもなかったのでオカルトマニアでエンド。
そうすると向こうは展開が厳しいようで考えた末にハイパーボールでガマゲロゲEXを出してエンド。
こちらその隙に展開して闘魂の廻しを2枚貼ったりバトルコンプレッサーでこうしんパーツを捨て、時のパズルからバトルコンプレッサーを使いまわしてハイパーボールを捨てたりしてできる限り回します。

エーフィEXを倒し、モクローを倒し、ガマゲロゲEXを倒して残りサイド1枚、先が見えてきました。
この頃にはゲロジュナが揃いつつあり、こちらのトラッシュに2個玉が3枚落ちてる始末。
ポケモンレンジャーからバトルサーチャーでプラターヌ博士を回収しまして。
Nとオカルトマニア、もう1枚のバトルサーチャーで戻す対象をどちらにすべきか考えた末にオカルトマニアを選択。
フェザーアローを嫌いました。

お相手のN連打に手札を回されるものの、シェイミ3枚プラターヌ博士3枚が眠る山札、どうにかしてそこにアクセスして二子玉が引ければ…。
ジリジリとフェザーアローの餌食になりサイドが並んだ残り1枚、Nできたのがオカルトマニア。
トップドローに全てがかかる…。
ここしばらく聞こえたことがないボリュームで心音が聞こえます…。


オカルトマニア…2枚目……。

ここでエネルギーがついたジュナイパーのはっぱカッターでバケッチャが倒れてゲームエンド。
するりとクライマックス進出が逃げて行きました。

チームとしても3敗で、チームグロリアスミミクリーは予選敗退となりました。

あの時オカルトマニアを選択せずにNだったら変わっていたか、というようなたらればを話せばキリがなくなりますが、此処一番の判断の重さを痛感しました。
心の底から悔しい思いが溢れ、今でも天を仰いだ時の照明の明るさが思い出されます。
それでもあの緊張感の中、最終戦5番卓につけたことは小学生の頃の自分からは考えられないほどでした。
本当にあっという間で、楽しい時間でした。
宮城に来て、このチームで戦えてよかったと思えます。
チームに誘ってくださったユウリさんとヒガシさん、そして宿や新幹線の手配をしてくださった奥様には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。


あとは本戦以外の対戦の履歴を。
ワンデイ
(行進)
行進 勝ち
クワガノン サレンダー(本戦始まるため)
エーフィダスト 勝ち

本気出す
(こうしん)
ボルケニオン 勝ち

サイドイベント
(行進)
オーロット 負け
(レック)
レック 6-2 勝ち

ゲッコウガ 勝ち
6戦目で戦った方の娘?さん。
大会ではベテラントレーナーの方。
話してみたら神奈川の方だそうで、ぶんぶくにたまにいる方でした。
小学生時代(10云々年前)にお世話になったぶんぶく、まだあったのですね。
また今度顔を出してみたいと思います。

ジュナイパーMバンギ 6-1勝ち
山形の小学生。
お互い2勝ずつで買ったらデッキケースがもらえる対戦です。
時間がなく、残り1戦しかできない彼に対して手加減して戦うのは失礼だと思い、全力尽くして勝ちました。

デッキケースが手に入らずしょんぼりする彼に、引き換えたケースを渡し、強くなったら再戦することを約束して別れました。
彼が強くなってクライマックスに上がれる日が来ることを楽しみにしています。



イメージ 1



最終順位です。


イメージ 2



パック開封の儀!






イメージ 3




解散!!!
ユウリさんはトレーナーズポストやかるいしを引くというね。
やってられるか!!!!



最後までお読みいただき、ありがとうございました。