ジト目のレアコイルちゃん!

レアコイルの磁力線を利用して、パソコンのデータを破壊する事件が多発しているという。

ジト目のレアコイルちゃんデッキ

【公式大会では日の目を見ることができなかったカードにスポットを当ててみよう】のコーナー。

第一回は【わるいレアコイル】にスポットを当ててみました。

わるいレアコイルは旧裏ポケモンカード第4弾のロケット団に封入されていたカードです。
当時はわるいカメックスやわるいカイリューハクリュー)といった有名どころが注目されており、
わるいレアコイルは見向きもされていませんでした。
とくに旧裏のレアコイル族はエネを貼っては自爆、大爆発で華々しく散っていく特攻隊という言葉が似合いました。
ポケモンカードのコンボ集では「ディフェンダー+じばく」が並び、当時プレイヤーだった自分は「やるわけないだろ…」と思っておりました。

時が経ってもその扱いは変わらず、ただでさえ投げ売りが行われている旧裏カードの中でも
使用率が低いため、さらに投げ売られているのが現状です。

そこで!
そんなわるいレアコイルも、実はなかなかやりおるんだぞ!と世間に(少しでも)知らしめるため、
組んだのがこちらの【ジト目のレアコイルちゃん】デッキになります。

※レシピを記入するに当たり、えれめんたるぶらすと様レインボージムWeb様の記述を参考にいたしました。
 この場を借りてお礼申し上げます。

↓↓レシピ↓↓

ジト目のレアコイルちゃん(新・殿堂ランク(全カード対応Verβ)版)
(※ ★が殿堂ポイントを表しています)

コイル(Lv.12)×3
コイル(Lv.15)×1
レアコイル(Lv.37)×4
わるいレアコイル(Lv.26)×1
タケシのロコン(Lv.16)×3
タケシのキュウコン(Lv.30)×3
デンリュウ(Lv.46)×2
スピアー(Lv.36)×1
ビリリダマ(Lv.13)×2
マルマイン(Lv.40)×2 ★★★★
サンダー(Lv.28)×1

計:23枚

【トレーナー】
オーキドはかせ×4
マサキ×4
ウツギはかせ×2
ナツメの眼×2
プラスパワー×4
ポケモン交換おじさん×1
ポケモンぎゃくしめい×2 ★★
夜の廃品回収×2
抵抗力低下ジム×1

計:27枚

【エネルギー】
雷×8
鋼×2 ★★

計:10枚


【殿堂ランクの割り振り】






































殿堂ランクは、序盤の壁&アタッカーとしてサンダーが起動できるように、
そして雷に抵抗力のある闘ポケモンをけん制できるスピアー用のマルマイン(★×2)、
相手ベンチで籠城しているPPLをきぜつさせるためにポケモンぎゃくしめい(★×1)を、
そして鋼レアコイルがダメージを軽減して終盤乗り切るための鋼エネルギー(★×1)を使用しています。


【主な動き】
1.レアコイル(Neo3)+タケシのキュウコン+わるいレアコイルをベンチに並べて、
 コイル(R団)のちょくれつじりょくで殴る。







































夢は大きく【ともだちのわ】なのですが、
コイル君にはバトル場+ベンチ3体で最大40ダメージしか与えられません。
そこで、【わるマタ】や【ナツメスピリッツ】を参考にタケシのキュウコンを使うことで
バトル場+コイル+レアコイルレアコイル+タケキュウが化けたレアコイル
+タケキュウが化けたわるいレアコイルで最大60ダメージが与えられます。
コイルのHPが40しかなく次ターンできぜつしかねませんが、そこはご愛敬で。

ただ、レアコイル(Neo3)の特殊能力【でんじりょく】で、場のコイル、レアコイルについている
エネルギーを移動することができます。
そのため、奇襲としてコイルが襲いかかり、予期せぬ致命傷を与えることができるのです。

ちなみに序盤はベンチをコイルで固めたいのでコイル(拡張シート)を呼びましょう。



















コイルの持つ特殊能力【マグネット】はコイン判定ではありますが1/2の確率で
コイルをベンチに出すことができます。
また、【ちょうでんどう】は相手の場のポケモン1体に弱点・抵抗力関係なく10ダメージを与えます。
終盤の詰めに使えなくもないスペックを持っています。


2.無傷のコイル(もしくはレアコイル)+ポケモンセンター



















エネルギーを移動させ、ポケモンセンターで全回復させる。
このロジックは皆さま一度は見たことあるでしょう。
新裏ならばギギギアルが、そして旧裏ならおなじみフシギバナが可能としていたコンボですね。
第一弾のフシギバナは花だけに華がある存在ですが(ここは華麗にスルーしてください)
レアコイルだって負けてはおりません。
レアコイル族でしかエネルギーの移動ができないという制限つきですが、
同じようなコンボが可能なのです。
どうですか?レアコイルの魅力が伝わってきましたか?


3.脇を固めるサイドパーティ






































デンリュウ(Neo3)は序盤のタケシのキュウコンの化ける先にして、
【ゆうでん】によるエネルギー加速でベンチのレアコイル族を育てましょう。
また、このデッキではサンダーに次ぐダメージ量を持つアタッカーですので
隙あらば【ギガボルト】を放ってください。
コインが表なら60ダメージを、裏ならば40ダメージ+マヒを付与する効果ですので
大体が裏を祈ってコインを投げます。

サンダーは序盤ならマルマインの【エネエネ】の付与先にしましょう。
2ターン目で50ダメージならば、マルマインのきぜつも含めて1-1で
サイドカードを引くことができます。
また、このデッキにはプラスパワーも入っておりますので、
進化ポケモンともほぼ互角に戦えます。

スピアーは雷抵抗を持つ闘ポケモンと対峙したり、
逃げるエネルギーなしに場を離れたりと臨機応変に対応ができます。
マルマインの【エネエネ】で雷エネルギーかそれとも草エネルギーにに変換するかは
状況判断とプレイヤーの度胸にかかっています。


4. Q.わるいレアコイルはどのように使う?
  A.タケシのキュウコンの化ける先…かな?


【採用を見送ったカード】

・【思い出させる】 【プテラ(Neo3)】
 レアコイルの体力で、【ちょくれつじりょく】を連発できるのはおもしろいと思ったのですが、
 プテラはベンチを圧迫するのと、思い出させるは枠の関係から採用を見送りました。
 思い出させるはおもしろいカードだと思いますので、枠が空くと投入したいです。

・【レアコイル(拡張シート)】
 3エネでベンチ攻撃ができるので採用を考えたのですが、
 鋼レアコイルを早急に立てたいので不採用へ。
 同様に第一弾や化石の秘密の自爆特攻隊も不採用へ。

・【コイル(Neo2)】
 鋼エネルギーの恩恵を受け、ロマンあふれるでんじほうで相手を翻弄するぜ!
 →恩恵受けることなく終了しました。

・【ナッシー(ポケモンジャングル)】
 レアコイルの【プラズマ】で回収しつくしたエネルギーを使って、
 最後は男気溢れるナッシーの【たまなげMAX】のじかんだあああああ!!!!
 →そこには序盤でトラッシュに行くナッシーの姿が!
  (初期のバナナッシーを久しぶりに思い出すことができてほっこり)

・【ランターン(Neo3)】
 タケシのキュウコンの化ける先でランターンを投入して鋼タイプの弱点の炎タイプに
 対して逆に水タイプになって返り討ちにしてやるぜ!
 →特殊能力は使えまセーン。
  やってしまったよ、ちくしょう。

・【やさしいレディアン(Neo4)】
 タケシのキュウコンの【ばける】→特殊状態にならないので化けたままでいけますね。


いかがだったでしょうか?

このように、わるいレアコイルにスポットを当てて皆様が興味を示す
→わるいレアコイルの価値が相対的に上がる、までが当初の予定で、
わるいレアコイルを手に入れていないポケモンカードトレーナーの
阿鼻叫喚が聞こえるのではないかと推測していました。

ところが、某通販サイトでわるいレアコイルを購入したところ、
100円未満だった金額が缶ジュース1本分の価値にまでなってしまいました。
さっきまで投げ売りしていたくせに…。

ちなみにここまでわるいレアコイルわるいレアコイルと言って使い道を模索していましたが、
たとえば鋼エネルギーを貼って【じりょくせん】を放つことでベンチに基本エネルギーを
移動して疑似ロックをかけたり、ベイビィを倒しにいったりと意外な活躍を。

何より、このブログのタイトルにもなっているジト目のレアコイルなので
他の使い方もできればいいなあ、なんて思いつつ紹介を終えたいと思います。

なお、旧裏のオフどころか身内(新裏初心者)とのテストプレイを10回ほどしかしておらず、
まだまだ改良の余地があると思いますので、
何か感想とかアドバイスとかあるととても嬉しいです^_^