おたがいのプレイヤーは、それぞれ、のぞむなら、自分の番ごとにコインを1回投げてよい。「おもて」なら、自分の手札の「基本エネルギーカード」を1枚選び、相手プレイヤーに見せる。その後、その「基本エネルギーカード」と同じ「タイプ(色)」の「たねポケモン」を、自分の山札から1枚選び出し、ベンチに出す。山札を見た場合、その山札をよく切る。
「スタジアム」は、バトル場の横に出して使う。別の「スタジアム」が場に出たとき、このカードをトラッシュする。
以前お伝えしたように、eシリーズの展開スピードは遅いため、いかにベンチにポケモンを置けるかが問題となります。
有力なのがデュアルボール(第一弾)だったり、ポケモンだいすきクラブ(第二弾 地図にない町)。
次点では不確定なマスターボールといったところでしょうか。
そこで、何かないかと調べていて見つけたのがぼんぐりの森(第三弾 海からの風)です。
コイン判定が絡むものの、手札にあるエネルギーカードと同タイプのたねポケモンをベンチに配置することが出来ます。
早い段階でたねポケモンをベンチに出すことは進化させることのスピードアップにつながることはもちろんのこと、デッキを圧縮してキーカードを素引きする確率が高まることになります。
手札をすべて戻して5枚引いたり、山札の底から4枚見て2枚手札に加えるといったドローソースしかない環境であればこそ、早め早めに展開していくことは大事です。
バナキュウやゲンダイルといったサポートポケモンを複数枚ベンチに配置するデッキでは、最速で用意することを意識してアタッカーを育てます。
この時にサポートポケモンが育たないと、殴り合いになった時に打ち負けてしまうことがあります。
また、スタジアムカードだからこそ注目が集まります。
正直な話、eシリーズオンリーで考えることが現役当時皆無だったため、eのスタジアムには目もくれなかったのが本音です。
こうやってeオンリーで考える場合、採用されやすいのがミステリーゾーン(第五弾 神秘なる山)。
こちらは進化カードと基本エネルギーカードの交換です。
そこに対抗できるスペックを十分に持ちあわせているカードだと思います。
さらに言えば手札の枚数を減らすことなくたねポケモンを呼んでこれるのでデメリットを感じることがなく使えます。
デメリットを挙げるとすれば、相手がハッサム(第三弾 海からの風)を使う時でしょうか。
ベンチが増える分、相手に狙われる可能性が増えることを意味します。
旧裏のように強引にスタジアムカードを投入する必要のあるシリーズではないと個人的に思っていますが、万が一相手のスタジアムを破壊する必要が生じる場合には、選択肢の一つとして考えてみても面白い存在ではないでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。