ジト目のレアコイルちゃん!

レアコイルの磁力線を利用して、パソコンのデータを破壊する事件が多発しているという。

キングラー(拡張シート)考察

拡張シート第三弾(緑)に【キングラー】というカードが存在します。



しおまねき 水
コインを投げて「おもて」なら、自分の山札から「水」エネルギーカードを最大3枚選び出し、このカードにつける。

もろばバサミ 水水水水 80
次の相手の番、このカードが受けるダメージは2倍になる。


このカードは当初カメックス(第一弾)オーダイル(Neoプレミアムファイル)の相方として活用を検討していました。
というのも、キングラーで特出すべき点としては「1/2で次ターンわざが使える可能性が得られる」という点です。

例えば水タイプのポケモンでアタッカーといえばカスミウィニーのパーツであるカスミのニョロモ(ジム拡張第一弾 リーダーズスタジアム)カスミのヒトデマン(カスミデッキ)が候補に上がるでしょう。
特にカスミのニョロモは進化後のカスミのニョロゾ(ジム拡張第一弾)も強力ですし、序盤から中盤まで対応してくれる存在です。

その一方で、カスミ(カスミデッキ)プラスパワー(第一弾)が尽きるとダメージ量を与えられないのが玉に瑕。
普通はその前にエースポケモンの育成を完了させ、引き継ぎを行います。


キングラーは初ターン~2ターンまでは遅いものの、最速3ターン目で80ダメージを与えられる可能性があります。
もちろんコイントス判定によるところが大きいですが、3ターン目で80打点を与えられれば、大抵のポケモンをきぜつに追い込むことができます。
もちろん強力なわざですのでデメリットも存在し、「次の相手の番にキングラーが受けるダメージが倍になって」しまいます。
そのため、HPがまんたんでも40打点を与えられればきぜつします。


しかし、キングラーの本質は「エネルギーをまとってトラッシュに落ちること」だと思うのです。
例えばカメックスでは、特殊能力である「あまごい」により「1ターンに何枚でも水エネルギーを水ポケモンにつける」ことができます。
現環境であればほぼ見ることがあるエネルギースタジアム(Neo4弾 闇、そして光へ…)超エネルギー回収(Neo1)による回収手段があること、
そして水エネルギーを予め山札からサーチできるために引くカードから事故が起こりにくくなることが挙げられます。
個人的に言えばxyで登場したバトルコンプレッサーみたいなイメージです。

また、オーダイルのわざ「ぎゃくりゅう」は「トラッシュにある水エネルギーを山札に戻し、戻した枚数×10ダメージ」を与えます。
大体はオーキドはかせ(第一弾)トラッシュ交換(ジム拡張第二弾 闇からの挑戦)、殿堂ランクを使用するならばカスミのいかり(カスミデッキ)でトラッシュに送るのですが、こういった運用方法も存在するのです。


進化前のクラブですが、使用感で言うとHP50のクラブ(化石の秘密)が一歩リードというところでしょうか。
拡張シートクラブもありと言えばありなのですが、前述のHPとクラブをベンチにサーチするわざを持っているため、ベンチにポケモンがいない序盤では1ターンキルを免れることもできます。
にげるためのコストが2つ必要ですが、キングラーには序盤の壁兼アタッカーの役割をしてもらいたいため、考慮しなくてよいかと。

もろばバサミは80打点であるため、ロックカード(ベトベトンプテラ、わるいラフレシア)を一撃できぜつに追いやるダメージ量と自ら水エネルギーをまとえるチャンスがあるため、ピンチを打開できる可能性も秘めています。
ポケモンぎゃくしめい(Neo1)突風(第一弾)でベンチに籠城するPPLを呼び出して退治することができます。
(わるいラフレシアに対してはププリンとか挿しましょう)
もちろん終盤にバトル場に出して、相手ポケモンをきぜつさせて、返しのターンでキングラーがきぜつさせられるという、ある種のスーサイド寄りの試合展開も楽しめるといえば楽しめます。


カスミウィニーの良さを再確認しつつ、また違った良さを持っているキングラー
このカードが旧裏オフで陽の目を見る機会があるのでしょうか。
それは今後の研究次第ということでしょう。

ちなみに私はカメックスキングラーからスタートして、結局カスミウィニーカメックスに浮気しました。
1-1くらいで入れてもいいんですけどね。


最後までお読みいただきありがとうございました。