どうもこんにちは。
今回は最近まで使用していたデッキをご紹介します。
その名もサイレントマグマ。
【前置き】
(長くなるので割愛してもらっても大丈夫です)
このデッキの元になった封印マグマデッキはポケモンカードADV期~にトップメタに躍り出たデッキらしいです。
らしい、と記載したのには訳があり、自分はその時にはプレイヤーではありませんでした。
ちょうどマグマ団アクア団のブースターパックが出たあたりで完全に興味がなくなり、
以降一切カードを触ることがありませんでした。
そういう意味でも区切りとなるシリーズです。
月日は変わり現在。
カードプレイヤーに復帰したものの旧裏がメインとなりカード環境の研究を行っていまして。
その際にトップメタデッキのノウハウを旧裏(もしくは新裏)に還元できないかと思いました。
ADV当時ではそのポケボディー(今でいう特性)からは見向きもさせず、完全にファンデッキ用だと思っていました。
ここまで調べたうえで改めて復刻したグラードンを見てみました。
「パワーセーバー」は相変わらずなものの、わざがエネルギー4つ必要。
しかもダメカンが乗っていないポケモンへのダメージは80のみ。
ここで解決しなければ問題が3つ生じることが分かります。
1.特性である「パワーセーバー」をどうにかして解除しなければいけないこと。
2.4つのエネルギー(闘闘闘無)をどうにかして用意しなければいけないこと。
3.相手ポケモンへダメカンをどうにかして乗せなければいけないこと。
ADV期に一時代を築いたグラードンを現代に蘇らせることが早速暗礁に乗り上げます。
しかし、封印マグマのノウハウを無理やりにこじつけるならば、以下のカードで応用することができます。
1.特性である「パワーセーバー」をどうにかして解除しなければいけないこと。
旧:封印の結晶
新:サイレントラボ・オカルトマニア・ダストダス
2.4つのエネルギー(闘闘闘無)をどうにかして用意しなければいけないこと。
旧:特になし
3.相手ポケモンへダメカンをどうにかして乗せなければいけないこと。
旧:砂漠の遺跡(?)・呪われたほこら(?)
ここまでカードパーツが浮かんだときに「これは、いい線行くのではないか」と思いました。
そして、脳内に浮かんだ構築を形にしなければと思い、急いで構築を行うのでした。
この時、ストレージでカードとともに投げ売りのスリーブないかなあと探していると…。
Kanonスリーブを見つけました。
Kanonは私が一番最初に買った恋愛シミュレーションゲームです。
当時はもう泣いた泣いた。ボロボロ泣いた。
今見ると絵こそ違和感を覚えるのですが、当時は全く気にならず。
相当ネタバレするのですが、タイトルにある「ボクのこと、忘れてください……」はすごく大事な場面でのセリフ。
そして、私の涙腺が崩壊したのもここ。
ここでさらに閃きます。
ボクのこと、忘れてください……
ボクのこと、忘れてください……
ボク(パワーセーバー)のこと、忘れてください……
< マ グ マ ク エ イ ク !
160ダメージで乗っていたダメージと合わせてきぜつです。ありがとうございました。
(願望)
構築当時は3枚入っていたマグマ団のグラードンEXがいつのまにか2枚に減っていたり、
現環境ではまったく騒がれないカードですが、人よりも研究出来たのではないかと自負しています。
※前置きここまで。
【ポケモン】
マグマ団のグラードンEX×2
ライボルトEX×3
MライボルトEX×3
ルチャブル×1
パッチール×1
計14枚
【サポーター】
プラターヌ博士×4
サナ×3
フラダリ×2
フウロ×1
コルニ×1
オカルトマニア×1
エリートトレーナー×1
計13枚
【トレーナー】
ハイパーボール×4
はかせのてがみ×2
ピーピーマックス×2
バトルサーチャー×3
バトルコンプレッサー×2
かるいし×3
ライボルトソウルリンク×3
まんたんのくすり×1
すごいつりざお×1
サイレントラボ×2
計23枚
【エネルギー】
雷×3
闘×7
計10枚
【主な動き】
サイレントラボである程度の特性が消えるのと、マグマ団のグラードンEXの特性も消えるため、意識過ぎるのは逆によくありません。
後攻ならばベンチに配置するライボルトEXに手貼り+ピーピーマックスで「アサルトレーザー」を狙いに行きます。
【カード個別説明】
・マグマ団のグラードンEX
このデッキを構築する理由となったカードであり予定では切り札。
ADVではわざが2つあり、2エネからわざが使用できたが、今回は4エネのみと調整という名の弱体化されています。
たねポケモン扱いのためサイレントラボの恩恵をいい意味で受けるため、特性ロック環境だと強く出られます。
序盤では相手からフラダリなどでバトル場に監禁される的になることがしばしばあるので、その際にはかるいしでベンチへ。
基本的にハイパーボールではなくコルニでサーチしましょう。
ダメカンを乗せる相方探しに苦労しています。
個人的に相手プレイヤーからテキストを確認されるのが好きなのですが、大体確認していただけます。
そして怪訝な顔をされます。ここまでがセットです。
・MライボルトEX
このデッキの真のアタッカー兼エネルギー加速要員。
Mライボルトがいないと事故であり、ほぼ負けると言っても過言でないほど大きな存在。
最早切り札とも言うべきです。
当初は3-2でラインを組んでいたのですが、プラターヌはかせでMライボルトEXが落ちてしまい、回収手段のすごいつりざおがなかなか引けずに後続を育てることができないとなり、3枚へ。
(厳密に言うとまだ買っていないので早急に揃えます)
逃げるも0なためとりあえずバトル場に出せるのも強みです。
欠点としては進化後だと110しかダメージを与えることができず、EX同士の戦闘では苦戦することがしばしば。
ツールスクラッパーが使用できないため、ツールストリップの導入を検討するほど。
いや、やっぱり枠ないなあ。。。
ご存じダストオキシン。
クロバットラインに代わって投入された存在です。
ラッタBreak+アリアドスに蹂躙された時、進化前のみならず進化後の特性を消さなければならないと決意して投入しました。
相手も自分も特性を消せるため素晴らしい存在ですが、個人的にどうぐを手札に多めに持っておけなければ不安です。いつびっくりメガホンとんでくるかわからないのです。
クロバットに取って替わる存在として投入された期待の新人。
Mライボルトで大体のエネルギーカードがベンチについたらバトル場に行き、「さわぐ」でダメカンをばらまきます。
その後、返しのターンでパッチールきぜつ→こちらエリートトレーナーで手札をシャッフルまでつなげたいところです。
こちらがあまりにも事故っている場合には「フラフラウォーク」でお茶を濁していきます。
パッチールもテキストを確認していただけるカードです。
コモンだもんね、影薄いよね。。。
・コルニ フウロ
ともにピン刺しです。
本来なら格闘デッキにコルニは3枚ほど必要だと思うのですが、このデッキの場合は格闘ポケモンが3枚しか入っておらず、
ただし、グッズと格闘ポケモン(大体ハイパーボールのコスト)が必要な場合には使用していきます。
一方でフウロは様々はトレーナーカードにアクセスが可能なため、状況に応じて呼んでくるカードが変わってきます。
サイレントラボやフラダリも引っ張ってこれるのが超クール。
・エリートトレーナー
このデッキの当初から投入されているサポートカード。
相手を妨害するカードがこれくらいしか入っていないため、タイミング良く使いましょう。
使用してみて意外と使いやすいカードだと認識を改めました。
・オカルトマニア
サイレントラボが壊れ、ダストダスがベンチから消えたら最終手段ででも。
ここまで警戒するのも違う気がするので、他の枠に変更されるかもしれないですね。
・かるいし
びっくりメガホンが天敵。
BW仕様の画像なのはXY仕様のカードを持っていないためです。
・はかせのてがみ
多色デッキのため、雷エネルギーを確保するために2枚投入。
1枚だとサイド落ちしたときに雷エネルギーへのアクセスが封じられ、大幅に対戦の速度が落ちてしまうのを警戒します。
1枚使用した後はピーピーマックスを使用して、その後に2枚目の使うのがいいと思います。
もしくはハイパーボールのコスト用にでも。
・サイレントラボ
現代における封印の結晶の役割。
スタジアムなので壊されやすいのが玉にきず。
たねポケモンの特性限定のため、シェイミEXやギルガルトEX、もちろんマグマ団のグラードンEXの特性を消すことができます。
ダストダスが立つまでのつなぎと、相手のスタジアムを破壊するために2枚。
スタジアムなので壊されやすいのが玉にきず。
たねポケモンの特性限定のため、シェイミEXやギルガルトEX、もちろんマグマ団のグラードンEXの特性を消すことができます。
ダストダスが立つまでのつなぎと、相手のスタジアムを破壊するために2枚。
・ピーピーマックス
逃げるのにはかるいしを貼りましょう。
基本エネルギーのみで構成しているので、案外成功率が高いです。
失敗したら天を仰ぎましょう。そんなものです。
【使用感】
ADV期あたりの封印マグマとは全然違う形となりました。
事故が起きやすく、強いかと言われればおそらく違うでしょう。
ただし、温故知新の言葉通り、過去のロジックを見直すことで新しい形が生み出せることもあります。
またこのデッキも新カードの登場とともにバージョンアップが行われると思います。
このレシピではまだ実は回していません。
XY環境のドローソース配分が分からず、以前まではプラターヌ4枚のみでした。
サナを3枚追加し、今後もドローソースに配分を変更できれば、もしかすると事故が起きずに展開できるかもしれませんね。
その時はオカルトマニアとかが変更点の第一候補になりますかな?
ヨルノズクBREAK杯や大会では新しいデッキを試してみようと思います。
今度はどのノウハウを温めましょうか。研究心をくすぐりますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。