こんにちはあさりのみそしるです。
今回はいつもお世話になっているB3さんより教えていただいた、当時使用されていたデッキをご紹介いたします。
B3さんのnote。
以前他プレイヤーから教えていただいたデッキは以下より。
・ポケモン
ガーディ(e2 015/092)×4
ウインディ(e5)×4
フシギダネ(スターター 001/029)×3
フシギソウ×2
フシギバナ(e1)×2
計:15枚
・サポーター
オーキドはかせの研究×4
モノマネむすめ×1
ウツギはかせの育て方×2
町のボランティア×1
ジャグラー×3
地底探検隊×2
砂漠のシャーマン×1
釣り人×2
計:16枚
デュアルボール×4
スピードボール×4
ワープポイント×2
計:10枚
・ポケモンのどうぐ
ちからのかけら×4
計:4枚
・ワザマシン
ミステリープレートγ×2
計:2枚
・エネルギー
草エネルギー×4
炎エネルギー×9
計:13枚
・基本戦術
序盤はミステリープレートγの効果で手札を補充し、2種類のボールを駆使してウインディを育てて、「ふりとばす」にて場をかき乱します。
ジャグラーによってドロー加速兼トラッシュにエネルギーを送り、進化してポケパワー「エナジーリチャージ」で加速したり、フシギバナを準備し、「だいちのめぐみ」よりウインディにエネルギーを集めて「しろいほのお」でポケモンをきぜつさせて勝利します。
eシリーズ終盤に収録されたウインディとあって、トップクラスの火力をほこっています。エネルギー条件が厳しいため、私(あさりのみそしる)は当時考察をしていませんでしたが、エネルギーを2枚まで手貼りできるポケパワーを持つフシギバナと併せることで連発を可能としています。
確かに思い返してみると、当時は郵送トレード文化というものがあって、掲示板で【提供】と【希望】カードを書き、返信でやりとりしてメールへ移行して郵送でのトレードを行っていました。その中でミステリープレートの希望が多かったのを思い出します。そういうことでしたか。
作成者のB3さんに確認したところ、当時はeシリーズオンリーレギュレーションというものが公式大会になく、このデッキはイトーヨーカドーで行われた経験値イベントで使用されたとのことです。
そういえばありましたね、銀色のペラペラの公式スリーブとかもらえたりするイベント。
・カード個別解説
ガーディ(e2)
HPが高い60の方を採用。旧裏に復帰してから、1エネでわざが打てなくても高いHPの券種を採用して場に留まるようにする方が得策だと考えるようになりました。
HP60のはe2収録のものと、当時マクドナルドでキャンペーンを行っていたプロモーションカードの2種類あります。ハッピーセット(だったかな)を結構食べた記憶があります。
今回このデッキを再現するにあたり、関東は私の足で探し、関西はぷーさんに協力いただきました。
ウインディ(e5)
このデッキのメインアタッカーです。
「しろいほのお」で大体のポケモンはきぜつにもっていける火力を持っており、ドローソースが弱くてゲームスピードが緩やかなe環境では、序盤に完成されたら巻き返すのが困難です。
1体目は「ふりとばす」にてかき乱しておき、その間にフシギバナや2体目のウインディを育ててしまい、あとは「しろいほのお」を連打して倒します。
この時の1進化ポケモンのHPは80と旧裏に比べると高めに設定されていますが、後述のちからのかけらをつけることでワンパンを可能にしています。
スピードボールでサーチする可能性も考慮して4枚採用しています。
フシギダネ(eスターター)
フシギダネはeスターターに2種類、そしてミニマムパックに1種類と合計3種類刷られています。
HPの高い券種を選ぶとするとミニマムパックのと2択になりますが、あちらは草エネルギーを貼ってわざが打てるためできるならばこちらにて揃えた方が良いです。
このデッキを再現するにあたって揃えるのに苦労したカードの1枚でした。仕事終わりに駿◯屋とメ◯カリをしらみつぶしに探し、やっとこさ3枚揃えることができました。
フシギソウ(eスターター)
フシギソウはeスターターとトレーナーズプロモの2種類がありました。こちらも高HP理論によりスターターの方に統一しております。
フシギダネとうってかわって、早い段階で入手できました。eシリーズの御三家はスターター収録でパックに収録されていないので、これからデッキを組む場合は意識して集めた方が良いかもしれません。ミニマムパックやプロモになってはいますが、どれも高めに金額が設定されてます。
フシギバナ(e1)
ウインディの「しろいほのお」を連発するために必要なポケモンです。
「しろいほのお」の弱点は2エネ消費してしまうことです。1ターンに1枚しかエネルギーを貼れないと、「ふりとばす」でお茶を濁すターンが発生してしまいます。それを解消するのがこのカードの存在です。
釣り人やドローによって手札に抱えたエネルギーをウインディに供給し、「しろいほのお」を絶やさずに使うことで相手の場を壊滅させることができます。
当時の環境ですと、ハッサムの相方にヤドランやランターン、ゲンガーオーダイルがいるわけですが、前者はHPが80ないし70ですし、オーダイルもエネルギーコストが重く、スピード勝負になるとウインディに部があるかもしれません。(未検証のため今後行います)
草エネルギーも採用しているので、フシギバナ自身もわざが使えるのも特徴です。
フシギバナはノーマルならばまだ手に入る金額で市場に流れていますが、キラは恐ろしい金額になっています。
ドローソース
オーキドはかせの研究4モノマネむすめ1ジャグラー3地底探検隊2砂漠のシャーマン1
オーキドはかせの研究は必須の4枚で、あとはエネルギーをトラッシュに落として「エナジーリチャージ」するためにジャグラーが3枚です。ジャグラーが入らないデッキは地底探検隊やモノマネむすめが厚めに採用されるのでしょうか。
eシリーズオンリーレギュレーションを構築する場合、ドローソースを集めるのが鬼門になるかと思われます。地底探検隊は3,000円〜のため高額ですし、そもそも市場に出回っていません。
ウツギはかせの育て方
スピードボールで揃わなかった進化先をサーチするカードです。eシリーズではよくお世話になりましたが、次シリーズのADVPCGでもお世話になるとは思いもしませんでした。
釣り人
トラッシュにあるエネルギーを手札に回収するサポート。今も釣り人というカードは存在しますが、初出はeシリーズです。
町のボランティア
夜の廃品回収が枚数を増やしてサポート化したものです。タケシのガッツ等のトラッシュのカードを山札に戻すサポートです。
デュアルボール4スピードボール4
場を準備するカードです。サポーターだけだとどうしても引かない場面が多いため、このように厚めにしているとのことです。デュアルボールはしっかりと採用していましたが、スピードボールはeシリーズがスタンダードだった当時試すことはなかったです。
その他ボールがフレンドボールやルアーボール、マスターボールってことを考えると、上記のボールでも強力なのが理解できます。
ちからのかけら
1進化ポケモンを必ず倒すためのカードです。1回耐えるのとワンパンで沈んでいくのはeシリーズでは特に大きな意味を持ちます。4枚フル投入で反撃の隙を与えない姿勢が窺えます。
ミステリープレートγ
序盤ではハンドリフレッシュして6枚引き直す効果を持つカードです。どのエネルギーにも対応している弱体化した「ピピピ」ですが、前述のとおりドロソが貧弱な環境が故に次につながる準備ができるこのカードは強力です。当時ここまで気がつくことができませんでした。
余談ですが、γの採用を見落としてαやβをだいぶ買い込んでいました。メ◯カリで購入してる大半は私かもしれません。
ワープポイント
手負いのウインディを逃したり、相手が一体しかいない時は突風(ボスの司令・フラダリ)に化けることができます。(要はあなぬけのひも)
エネルギー
草4炎9の13枚です。
ウインディがアタッカーなので炎エネルギー多めですが、フシギバナでも戦えるように草エネルギーも採用されています。
・基本戦術
基本ウインディ主体で育てて、フシギバナはどこかで進化させていきます。
序盤はミステリープレートとジャグラーで手札を拡充し、「エネルギーリチャージ」から「しろいほのお」の連打を目指しますが、1体目のウインディは「ふりとばす」でダメージを与えつつかき乱します。
この環境はベイビィポケモンは旧裏と同様にベイビィチェックがあるものの、そもそもそんなに強力なベイビィポケモンがいないため、採用する意味がほぼないまでになっています。
旧裏のベイビィポケモンたちがいかに強力(凶悪)だったかを感じてしまいます。
大体の1進化ポケモンがHP80までとなっているため、「しろいほのお」+ちからのかけらできぜつさせることができるのも強力です。
複数の券種がある中で妥協せずにHPが高いカードを探し回っていた理由として、ここで1ターン作って進化できないと負けるからです。
進化できないとやられるのがeオンリールールです。
フシギバナまで進化してしまえば、釣り人によって回収したエネルギーがそのままウインディの「しろいほのお」を連打を手助けしますし、最悪、草弱点のポケモンだったり、オーダイルやヤドランといったウインディが苦手とする水ポケモンに対しては場に出ることができます。
「のしかかり」もエネルギーコストは高いものの、40ダメージ+1/2でマヒ状態にできるので、場持ちもできます。
こちらのデッキを今度作成者であるB3さんに回してもらうので、また何か気づきがあればここに書き記していこうと思います。
素敵なデッキを教えていただきありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございました。