第3回パソ通杯で使用したデッキを紹介します。
【ポケモン】
ワニノコ(neo1)×4
アリゲイツ(PF1)×3
オーダイル(PF1)×2 ★★★★★★
ラプラス(拡張シート)×1
ラプラス(サザン)×1
タケシのマンキー(タケシデッキ)×1
ビリリダマ(拡張シート)×1
マルマイン(第一弾)×1 ★★
計:14枚
【トレーナー】
オーキドはかせ×4
ウツギはかせ×4
エリカ×4
クルミ×3
ナツメの眼×1
ポケモン交換おじさん×3
トラッシュ交換×4
夜の廃品回収×2
ポケモン育て屋さん×2
ワープポイント×2
学習装置×1
まきちらせ!ベトベトガス×1
計:31枚
【エネルギー】
水エネルギー×15
計:15枚
デッキ選択の理由と基本的な戦術
有志で行なっているオンライン旧裏大会に参加してるのですが、その中でデッキの相談から私生活の遊びまで共にしているうっどさんがオーダイルを握って酷い負け方をしまして。
正直な話、私もオーダイル(ハンデス仕様の)をその大会で握る択を持っており、デッキの選択次第は悪くはなかったと思いますが、多少の運と相手の読みが優れすぎていて負け。完膚なきまでに負け。その日は荒れていたうっどさん。
なので、うっどさんのデッキ選択が間違いではないことを証明するために純正オーダイルにリチューンしてパソ通杯に臨みました。
本来ならば大会参加者の特徴から、もしくは披露したいびっくりドッキリメカを持ち込む私ですが、今回は上記の理由から面白みのないデッキを握りました。
基本的には2ターン目にエネエネしてオーダイルが殴る速攻軸と3ターンかけてゆっくりと準備し、1体目のオーダイルがやられたタイミングでエネエネ込みで無駄なターンを上げることなく2体のオーダイルが殴れるようにするリカバリ軸の2本をメインに、最近採用率が上がっているミュウ(コロコロプロモ)やバリヤードとも不利なくやりあえるようにしました。
脳内構想としては
・オーダイル×2+突風
・オーダイル×2+ぎゃくしめい×2
とありましたが、上記の理由からマルマイン型に。
エネルギーを調整してトラッシュに送り、最小限のダメージを与えて相手のポケモンを気絶させる。あとはリソースと相談して何ターンかけてどのようにサイドを取り切るか。高火力の中にも繊細な部分があって非常に楽しいデッキです。
・カード個別解説
ワニノコ(Neo1)
ワニノコはこのカードの他にPF1とNeo4、イントロNeoのがありますが、私は最近はこのカード1択です。1エネで使える「みだれひっかき」はコインによっては20以上のダメージを見込めることがあり、ずつうコダックやこわがらせるゴースを牽制することができます。
逃げるコストがないゴースにはまず使いませんが、お相手のデッキの構築上エネルギーの枚数がかなり限られていると想定できるならば「にらみつける」で逃げるを要求することも頭の片隅へ。
アリゲイツ(PF1)
上わざでバリヤードを、下わざでたねポケモンを倒していきます。山札を削っていくため、ある程度必要なカードを引き、クルミで水エネルギーを戻していくプレイングが求められます。
カスミのいかり不採用型に伴いこのアリゲイツのみを採用しました。
オーダイル(PF1)
本デッキのメインアタッカー。瞬間風速で高ダメージを与えることができます。
バンギラスやカツラのウィンディデッキの特徴として、1体やられた後のリカバリーにそこまで力を入れていない。つまりは育てきってしまえばしばらくは倒されないのでその間に後続を育てるプランが取られがちです。そこでそういったポケモンを上から叩いてしまいテンポを取ってしまえば良いと考えました。
逆に言えばその弱点をオーダイル側にも存在するため、ワンパンされる相手、特にわるいマタドガスデッキがきたら素直にごめんなさいしてください。
トラッシュ交換を使い回し、相手が気絶しうる最小ダメージを与え続け、1枚でも多いサイドカードを引いていきます。
ラプラス(サザン)
1エネで確定回復+眠りの「やさしいうた」と2エネ20ダメージ+コイン次第で麻痺も狙える「れいとうビーム」を持っており、中盤でこちら側の立て直しが必要な場合、もしくはバリヤード(ジャングル)が相手の場に出ている時に主に場に出ます。
ラプラス(拡張シート)
壁役その2。HP60は心許ないですが、2エネ30ダメージ出せる「なみのり」で、ベィビィやヤミカラスを倒していきます。特にヤミカラスを2回できぜつに持っていけるのはサザンラプラスと大きな差が出ます。
タケシのマンキー(タケシデッキ)
一応のベトベトン対策。
マンキーが場に出てる時点で負け濃厚。
マルマインライン
最低限の1-1。ベトンを全く見ないならばマンキー抜いてビリリダマ増やしてもいいかも。
ドローソース
柚樹さんのドロソ構築をベースにナツメの眼を採用しました。これはナツメの眼後にポケモン交換おじさんに触れたら使いたいがための苦肉の策であるため、クルミ4枚目でもマサキでもお好きなものに変えてもらって結構です。
ワープポイント
ヤミカラスロックからの解放、バリヤードやミュウを退けてベンチに籠るポケモンを狩るなどに使用。ポケモンいれかえと2択でしたがワープポイントでよかったかな。
学習装置
マルマインいるのに学習装置あり得なくない?って思われがちですが、草相手だと学習装置1枚でも足りないくらいなんです。
採用しててよかった。
まちきらせ!ベトベトガス
相手の動きを1手止めたい場面が発生したら使用。夜の廃品回収込みで2回バリヤードを使いまわされたら面倒なのでさっさとこのカード使って倒してください。
当日のマッチアップ
1戦目 ヤミカラスポリゴンバリヤードドードリオミュウ(七男さん)
特殊能力の壁で詰ませ、その間にヤミカラスロックを決めてサイドを取り切ろうとするデッキと分かったのでバリヤードをまきちらせ!ベトベトガスで倒そうとしたらサイド落ちが判明。
相手が貼った癒しの野原をトラッシュに送る術がないので、ワープポイントで後ろのポケモンをラプラス(拡張シート)で刈りつつサイドを引いていきます。ポリゴンで超タイプにされてもいいようにアリゲイツのまま置いておき、「まきこむ」連打して追いつかないようにして勝ち。
2戦目 わるマタベトン(ぷーさん)
オーダイル無理ゲーな相手。マルマイン用意してアリゲイツで50連打して学習装置貼られないことをお祈りするムーブ。お相手がウツギ×2でわざ使ってターンパスするから「みんなでばくはつ」による突然の死にならないことを計算。やっと引いた学習装置をベトベターに貼ったから多少勝ち目が出るかと思われましたが、相手のロケット団のアジトによって耐久値が上がり、徐々にテンポ取られて最後はベトベトン(化石)に殴られて負け。
3戦目 わるマタ軸(まくらぎさん)
2戦続けて相性が絶望的なデッキ。お相手の展開が遅れていたのでアリゲイツで50を連打して強引にテンポをとりにいくものの、1体壁にして作り上げたわるマタによってアリゲイツが突然の死。お相手の交渉に乗ってサイドもらってもアジト込みHP80のわるマタを倒せる術は複数回作れずに負け。
結局蓋を開けてみれば絶望的な相性に当たってしまうというミス。マッチング運がありませんでした。
その他の参加者のデッキを見てみるとそこそこにはやれそうだったのでデッキ選択に間違えはなかったかなと。
強いて挙げるならばスタジアム0構築はウソですね。入れたいスタジアムもないんですけどね。
予選突破者の対戦を見ながら同じく敗北者した面々とわいわい騒ぎながら観戦するのは楽しかったです。
一日運営してくれたうっどさん、参加者の皆さんありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございました。