ジト目のレアコイルちゃん!

レアコイルの磁力線を利用して、パソコンのデータを破壊する事件が多発しているという。

鋼ラッキー SMB2020 8月予選使用デッキ

2020年8月予選で使用したデッキを紹介します。

 

 

f:id:jetome_magneton:20200919195916j:plain

 

 

ポケモン

ラッキー(第一弾)×1 ★★★★

ハピナス(neo3)×1

ベロリンガ(ジャングル)×3

オムナイト( かせきのみちびき)×1

エイパム(neo1)×1

ミュウ(コロコロプロモ)×1

 ファイヤー(化石)×1

コラッタ(R)×1

 

計:10枚

 

 

【トレーナー】

なにかの化石×4

パソコン大暴走×4

エリカ×4

マサキ×3

ウツギはかせ×1

ナツメの眼×3

リサイクル×4

ポケモン回収×4

ポケモン交換おじさん×2

礼儀作法×1

退化スプレーHyper×3

ワープポイント×1

ロケット団参上!×1

くすぐりマシーン×2

にせオーキドはかせ×1

夜の廃品回収×2

ロケット団の特訓ジム×1

エコロジム×1

 

計:42枚

 

 

【エネルギー】

炎エネルギー×2

水エネルギー×1

雷エネルギー×1

鋼エネルギー×4 ★★★★

 

計:8枚

 

 

 

・デッキ選択の理由と基本的な戦術

元々LOが戦術として大好きな人間です。

 

XY環境ではホエルオーEXを採用したデッキを、SM環境ではニンフィアGXを採用したデッキを握り公式大会に参加していました。

相手のリソースを枯らしつつ山札を削り切れるか、それとも相手の方が一手早く盤面を崩壊させられるか。先に気持ちが切れたら負けという勝負に心が踊ります。そんなLO戦術を旧裏にて再現したいと常日頃考えています。

 

過去にもやまやきファイヤーや害悪と呼ばれるアンノーンQと何かの化石、オムナイトを併せたロジック、スリーパーと様々な戦法が登場しましたが、どれも安定して勝ちきれるまではいかず。前回のSMB予選の優勝がカツラのウィンディのほぼ単機ということもあり、そのデッキに勝てるLOを組みたいと考え、過去大会で使用があった鋼ラッキーを軸に、「ポケモンぎゃくしめい」への対策を行ったデッキを構築することを始めました。

 

基本的な展開方法は何かの化石とベロリンガを押しつけるLOを第一に考えつつ、鋼エネルギーを4枚貼ったラッキーを用意します。毎ターン40ダメージを与えつつ−40ダメージという圧を相手に与え、ダメカンが溜まったらハピナスに進化して「たまごうみ」よりHPの回復、退化スプレーHyperにてラッキーに退化して「すてみタックル」により圧をかけていきます。

ラッキーが場でプレッシャーを与える中でファイヤーに炎エネルギーを用意して「やまやき」にて山札を枯らします。もちろん相手の山札が7枚以下になったタイミングでくすぐりマシーン→にせオーキドはかせでも勝ちを拾うことも。

くすぐりマシーンに失敗しても他の勝ち筋を持っておく。LOデッキは対策を行った方が悪いということを今一度知らしめたく、旧裏におけるLO研究の一つの答えとして本デッキを予選会に持ち込みました。

 

 

 

・カード個別解説

ラッキー(第一弾)

本デッキのアタッカー。鋼エネルギーを纏い要塞にできれば大抵のポケモンはダメージを与えることすらできなくなります。序盤から場に置いておくことはせず、相手が割いた殿堂ポイントがある程度予測でき、エネルギーリムーブや超エネルギーリムーブが採用されてないことが判明したらベンチに出し、育成を始めましょう。やむを得ず場に出してしまったならば、ある程度は壁として放置し、オムナイト等の準備をし、タイミングでポケモン回収で退けます。

 

鋼を4枚つけたラッキーが驚異に感じる(ここでいう脅威とはダメカンを乗せられる)ポケモンとしては

 

草:特になし。強いていうならポケモンセンターが2枚以上残っていることが確定しているメガバナor確定特殊状態にするポケモン(わるいベトベトンetc)

炎:カツラのウインディ系統orリザードンorキュウコン(第一弾)orマグカルゴ

水:オーダイル(PF)

雷:ライチュウ(neo3)orレアコイル (化石)

超:ナツメのユンゲラー

闘:4エネ60ダメージを連発できるポケモン

無:鋼ラッキー(ミラー)

鋼:特になし。

悪:特になし。強いていうならブラッキー(neo2)

 

を想定しており、現実的なのが炎系統のデッキでした。ただ、前回の予選で炎デッキが予選を突破していた関係上、次回予選は少なからず水タイプが増えると想像し、それを読んで炎タイプが減ると想定しました。エネルギーカードの消費が激しい炎デッキが息切れするタイミングで鋼ラッキーを押し付ければ終盤で捲れるスペックを持っています。

 

もちろん「まるまる」で粘ることも視野に入れてOK。要は無駄にダメカンを乗せずに場にいればいいのです。

エネルギーが貯まったらすかさず「すてみタックル」でダメージを与えていきます。生ける要塞が如く暴れまわります。

 

 

 

ハピナス(Neo3)

ラッキーのHP回復要員です。進化して確実に40回復し、コイントス次第では追加でさらに40回復します。進化によって異常状態も回復するので、わるいベトベトンなどで毒状態になったら進化して回復するように。

もちろん進化したままではダメージを与えることができない(のしかかりが30ダメージを与えられますが、鋼エネルギーを貼っているとマイナスされてしまうためダメージを与えられないのだ)ので、進化したターンに必ず退化スプレーHyperを使い、退化させましょう。

ラッキーが1枚につきこちらも1枚。

 

 

 

ベロリンガ(ジャングル)

序盤から中盤にかけて活躍する殴れる壁。10ダメージ+麻痺が狙えて相手の展開を遅らせることができます。忘れがちですが「ちょうおんぱ」で混乱させておき、その間に体勢を整えることもおすすめ。率先して場に出したいカードですが、ダメージが乗ったらポケモン回収で手札に戻し、サイドカードを取られないように。体感的に2体はきぜつされても良いと考えています。

 

 

 

オムナイト(化石の導き)

コイントス次第で無限に化石を生み出す悪魔。ポケモンぎゃくしめいの標的候補No.1。無限に化石を相手に押し付け、無駄なターンを費やさせることを目的にしています。個人的な初出は害悪ロジックから。ポケモンぎゃくしめいが複数枚積まれる昨今の環境では向い風ですが、それでも対策さえ練れば十分に活躍できます。お相手がベトベトン(化石の秘密)を採用するデッキならば進化せず、化石だけを壁にします。本当に大変な時は退化スプレーHyperで手札に戻すこともあり。

 

 

 

エイパム(Neo1)

LOのために場を駆け回るポケモン。主にウツギはかせや夜の廃品回収を戻してきます。

 

 

 

ミュウ(コロコロプロモ)

昨今の環境ではまきちらせ!ベトベトガス不採用デッキが多々見られるので、このカードを出しておけばそれだけで詰ませることができます。もちろん上手なプレイヤーはまきちらせ!ベトベトガスを採用しなくても詰みを回避してくるので、こちらとしては取られるサイドカードの枚数を計算し、5枚まで取られても良い状況を作ります。要は無駄にポケモンを出してポケモンぎゃくしめいやワープポイントで入れ替えてサイドカードを取られるなってことです。わざは使いません。

 

 

 

ファイヤー(化石の秘密)

LOの役割を担うカードです。鋼ラッキーを押し付けてる間に炎エネルギーを貼り、山札が削り切れるタイミングで場に出して「やまやき」で削り切ります。「ゴットバード」は使いません。

 

 

 

コラッタ(R)

「わるふざけ」でサイドに行った鋼エネルギーやくすぐりにせオーキドを山札に戻します。貴重な逃げ0枠。用が済んだら回収して退場させます。

 

 

 

ウツギはかせ

基本的に山札切れを回避するために使用するため1枚です。そのため、ミラー対決かつポルターガイスト型構築のデッキに当たったらまず勝ち目がありません。

 

 

 

パソコン大暴走

枠の都合上2〜3枚にしていましたが、デッキについて相談していた友人から4枚必須と言われたので採用。やはり4枚あってよかった。

 

 

 

リサイクル

元々は枠の都合上不採用にしていたカード。調整を手伝ってもらっていたユミルテミル氏(いつもお世話になっております)から「リサイクル0はなめすぎでは」といただくほどの必須カードでした。実際採用してみるとやはり強いカードです。僕が悪かったです。彼からのアドバイスで「序盤リサイクルでエリカを戻すプレイングも大事」と耳にしていたので指示に従ってました。いつもお世話になってます。今後とも何卒よろしくお願いします。

 

 

礼儀作法

あの手札を見せることに渋い顔をしていたあさりさんが礼儀作法を!?となりましたが、そもそもポケモン交換おじさんで戻すカードが手札に来ないことが多かったのでこれはよかったです。ファイヤー見せると相手が警戒してくるのであまり見せたくないです。

 

 

 

ロケット団の特訓ジム

昨今のぎゃくしめい多投型デッキは逃げるコストがかからないポケモンに構成されているから安心して使えるだけで、逃げるコストを増やせばいいんだろう?と実験的に採用しました。ピン挿とはいえ刺さる相手が多く、ぎゃくしめいに一石を投じることができたかなと自負しております。

 

 

 

エコロジム

リムーブが怖いため一応。リサイクルとエイパムで回収すると割り切るのであれば特訓ジム2枚目に変えても良さそう。

 

 

 

基本エネルギー

今流行のルギア偽装(笑)。予選を終えた今再考すると炎エネルギーでよかった。

 

 

 

・予選会の様子

鋼ラッキーミラーをしたのが想定外位で、あとは相性差で勝ち切ることができました。やはり鋼ラッキーは強かったです。詰みを持っていく戦術は詰将棋に似ていて、自分に合っている気がしました。もちろんLOは楽しいです。相手との我慢比べをしている感じがして、何をしたら負けか、何をしたら負けないかを常に考えて行動する必要があります。これが結論とは到底思えないため、本戦や次回以降の予選で使う場合はより練らなくてはならないと思っています。

 

殴れる鋼ラッキーとしてはポルターガイストと合わせたすどうっど君型がやはり強かったです。あちらの存在を認知していたとはいえ、このタイミングで握ってくることは想像できませんでした。抵抗力あって余裕こいていたベロリンガが吹き飛ばされた時は言葉を失ったほどです。

 


最後に、鋼ラッキーのデッキを作成するにあたり、下記ブログを参考にしました。

作成者にお礼申し上げます。


B3さんの鋼ラッキー

催眠ラッキーLO

鋼ラッキー+????を考える

 


最後までお読みいただきありがとうございました。