ジト目のレアコイルちゃん!

レアコイルの磁力線を利用して、パソコンのデータを破壊する事件が多発しているという。

ホエルオーライブラリーアウト~デュアルスタジアムルール仕様~

どうもこんにちは。
気がつけば今年も残りわずかとなりました。

さて、年の瀬に行われた対戦会で使用したデッキをご紹介します。
その前に、今回の特別ルールのご説明を。


・デュアルスタジアムルールとは?

・文字の通り、場にスタジアムが2枚出せるルールです。
こちらが2枚で相手が0枚の状況も考えられますし、また逆も然り。
2枚スタジアムが場にある状態でスタジアムを出す場合、どれか好きな方をトラッシュします。


・カードの効果は重複します。
うねりの大海の効果により30ダメージ回復×2=60ダメージ回復になります。
次元の谷の効果により無色2個分のコストがなくなります。

ただし、パラレルシティとスカイフィールドが重複した場合、調整が面倒なためベンチは5枚(すなわち通常数)に戻ります。
パラレルシティ(ベンチ3体)とパラレルシティ(ベンチ3体)は重複せず。
しかし、草炎水-20とベンチ制限は両立可能。
スカイフィールドも同様に8体まで。


・フィールド破壊カードの裁定。
こわいおねえさん、ペンキローラーは「スタジアム」としか明記されていないため、2枚出ている場合には共にトラッシュに送られます。


以上の特別ルールを踏まえて、あさりのみそしる氏が使用したデッキは…ホエルオーライブラリーアウト!




ホエルオーEX×4

計:4枚


【グッズ】
バトルサーチャー×4
まんたんのくすり×4
いたずらスコップ×4
クラッシュハンマー×4
改造ハンマー×1
ヘビーボール×1
ダイブボール×1
みがわりロボ×2
闘魂のまわし×1
どくバリ×2
時のパズル×4

計:28枚


【サポート】
AZ×4
フレア団のしたっぱ×4
スカル団のしたっぱ×1
こわいおねえさん×1
ロケット団の工作×1
オカルトマニア×1
N×4
リーリエ×2
フラダリ×1
ポケモンだいすきクラブ×1

計:23枚


【スタジアム】
うねりの大海×4
パラレルシティ×1

計:5枚



【カード個別説明】

・ホエルオーEX

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本デッキの唯一のポケモンにして最強の盾。
たねポケモンでありながらHPが250と、うまいことされなければワンパンできぜつがありえず、デュアルスタジアムルールによって毎ターン60回復するという驚異的な存在です。

元々Mアブソルの相方として進化エンドをバトル場で見守る存在であったものの、いつの間にか市民権を得て独立して単体のデッキが組まれるまでの。
そもそも世界大会でライブラリーアウトのデッキがあったのだから、当然と言えば当然。

エネルギーを貼って殴るわけでもないため、どくバリや闘魂のまわしをまとって相手を威嚇してターンを返します。
今のSM環境ですとラランテスが驚異的なため、ジムチャレでは使いにくい印象ですが、デュアルスタジアムルールならそこまでいないだろうと判断しました。




フレア団のしたっぱ

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XY~SM環境で確実にエネルギーをトラッシュできる強力なサポート。
ホエルオーを倒さねば勝ちが見えないお相手が貼ったエネルギーをトラッシュ送りにして、ほぼ強引にプラターヌはかせなどのドローソースで山札を自ら削ってもらうように促します。

ボルケニオンジュカインデッキではほぼ必須で入っている「釣り人」が最大の敵ですが、デュアルスタジアムルールでは採用されないだろうと踏んでいました。
内心バクバクでした。

バトルサーチャーを使用すると最大8枚のエネルギーを確実に剥がせるため、動きは止められる自信がありました。
初手で引いておきたいカードNo.1です。






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特殊エネルギーもしくはポケモンのどうぐをトラッシュ送りにできるカードです。
このカードの利点はバトル場のみならずベンチも対象になるということです。
すなわち、フレア団のしたっぱを警戒したお相手が、ダブル無色エネルギー等をベンチポケモンに貼って育て始めた際に、リムーブしていくことができます。

加えて、どくバリをまとったホエルオーEXに攻撃したお相手のポケモンに貼ってあるかるいしを剥がして逃がさないようにする狙いもあったり。
殴ることをしないホエルオーだからこそ、相手の算段をずらしてやることが大事です。




スカル団のしたっぱ

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なるべくお相手がサポートを使用した後で使用したいカードです。
クラッシュハンマーや改造ハンマーでバトル場のエネルギーを剥がしたあと、スカル団のしたっぱで手札を破壊し、エネルギーを枯渇させます。
加えて、相手の手札も確認できるため、次ターンどのサポートを使えばよいかが把握できるのです。

大会当日は、お相手のジュナイパーGXがホロウハントしたダブル無色エネルギーをトラッシュに送りなおすという大変大きいお仕事をしてくれました。
さすがスカル団!ありがとうスカル団!!





ロケット団の工作

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このデッキのコンセプトであるライブラリーアウトを加速させるためのカード。
…のわりに1枚しか採用されていないという作成者が頭を抱える展開となりました。

コインに依存するものの、お相手に与えるプレッシャーは半端なく、バトルサーチャー等のキーカードをトラッシュに送ることができればストレス大間違いなし。
ちなみにコインが2裏だったらこちらのストレスが大きくなります。

お相手のエネルギーをリムーブし尽くしたらバトルサーチャーで使い回したいカードです。





・AZ

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手負いのホエルオーを回収して、ダメージをなかったことにするカードです。
ダブルスタジアムルールのおかげで毎ターン60も回復するため、ある程度ダメージが乗る頃には5ターン程経過しているので、そろそろかな?そろそろかな?と思いながら計算してAZしていました。
もちろんフル投入です。






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トレーナーカードならば何にでも化けられるカードが弱いわけがありません。
第一に優先して引っ張ってくるのがうねりの大海でその次が時のパズルといったところでしょうか。
その他改造ハンマーやリーリエ、まんたんのくすりなど状況に応じてお好みで。






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ホエルオーEXを2体ベンチまで持ってこれるサポートです。
デッキ圧縮して必要なグッズを持ってこられるように1枚ピン刺し。





・フラダリ

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エネルギーが枯渇したお相手に殴られるのも癪なので、フーパとか用なしになったポケモンを引っ張ってきてバトル場に拘束しているうちにライブラリーアウトしたいなと思って採用しました。
正直、こちらもフラダリを使用している暇がなかったので、ここの枠をロケット団の工作に変更してもいいかなって思ったり。





・こわいおねえさん

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スタジアムをトラッシュして手札を3枚減らすことができるカードです。
デュアルスタジアムルール化だとすべてのスタジアムが対象になるのでピン刺ししてみましたが、こちらとしてはうねりの大海をトラッシュに起こることが負けにつながるため、なかなか使用できなかったカードです。
通常のライブラリーアウトデッキならば採用されるカードです。
シェイミやNなどで山札を多く引かせるカードは正義です。




・N

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なるべく序盤で使用したいカードです。
このカードの利点はお互いの手札を戻してサイドカードの枚数分引くというもの。
そのため、最大6枚引く(=引いてもらう)には序盤しかないのです。
また、お相手の手札がサイドカードより多い場合には山札の枚数を回復させてしまうことがあるので、お相手の手札の枚数を常に意識しておくことが大事です。

加えて、こちらとしては貴重なハンドリフレッシュカード。
序盤から時のパズルが固まったりしてクラッシュハンマーやフレア団のしたっぱが引けないと負けを意味します、
また、手札が多いと後述のリーリエが意味をなさないので、出来るだけ軽くしておきたいのです。





・リーリエ

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このデッキはプラターヌはかせが入っていないため、手札がどんどんと減っていく仕様です。
そのため、手札を多くするにはこのリーリエが必要になるのです。
後攻を選択してゲームをはじめるため、ほぼ最初のターンにリーリエを使うことはないので8枚まで引くことはないでしょう。





・オカルトマニア

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ジュナイパー用に投入したカードでしたがまさかオーロットBREAKに刺さるとは思わなんだ。
グッズロックに大変弱いため、あってよかったオカルトマニア。





・みがわりロボ

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1ターンでも多く耐えきるために、1ターンでもまんたんのくすりを使うタイミングを遅らせるために採用したカード。
旧裏におけるピッピにんぎょうのように、ADVにおけるねっこのかせきのようにバトル場にてターンを稼いでくれると大変ありがたい。





・クラッシュハンマー&改造ハンマー

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エネルギー剥がすの大事!
バトル場のみならずベンチポケモンも剥がせるの大事!!





・まんたんのくすり

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うねりの大海で体力を回復しても少しずつ乗るダメカンを取り除き、相手プレイヤーを奈落の底に落とすカードです。





・いたずらスコップ

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お相手の山札を確認して、確認したどころで速やかにトラッシュにお送りするカード。
4枚フル投入でさくっと、そりゃもうさくっとデッキ切れに持っていきたいところです。
時のパズルからトラッシュにあるスコップで砂遊びして勝ったりした試合もありました。





・どくバリ&闘魂のまわし

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ホエルオーをさらに魅力的にするカードです。
従来は闘魂のまわしオンリーでHPを最大290にしていましたが、今回はどくにすることでサイドカード取れたりできるといいなあと邪な考えからどくバリも採用しました。
計算ミスによりサイドカードが本当に取れたのでわたくしが一番驚いたのは内緒の話。





・時のパズル

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第5のバトルサーチャーや第5のいたずらスコップに化けられる万能カード。
フウロあたりで2枚揃えてキーカードを回収することに努めましょう。





・うねりの大海

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デュアルスタジアムルールにて輝いた海。
毎ターン60回復することで、ターンを稼ぎ、気が付いたら山札が薄くなっていました!となるカード。



1回戦 ルナアーラGXナンスゲンガー 0-4 負け
ルナアーラGXのGXわざでホエルオーがワンパンされ、ダメカン乗ったホエルオーがソーナンスによって葬られ、タケシのガッツにて山札をこちらより多くされたためライブラリーアウトになったため負けました。


序盤から向こうがスタジアムをプラターヌで切ってくれたため、安心してうねりの大海を2重に設置して60回復し、クラッシュハンマー等でリムーブ、どくバリにてブラッキーGXを撃破。
奇跡的にサイドカードを引けた試合でした。


3回戦 オーロット 0-0 勝ち
フレア団のしたっぱでリムーブし、後はドローゴーしてなんとか勝利。
時のパズルでいたずらスコップを拾っておけば早めに勝てた試合でしたが、オーロットにビビってバトルサーチャーを2枚回収してオカルトマニアとロケット団の工作を回収したのがあだになりました。
そもそもロケット団の工作を2枚積んでおけば(略)


4回戦 ゲロゲジュナイパー 0-2 勝ち
1ターン目から無色2個エネルギーを貼ってくれたためフレア団のしたっぱを使用。
それを3ターン程繰り返して4枚の無色2個エネルギーをすべて葬ります。
GXわざで無色2個エネルギーを回収してきたのでスカル団のしたっぱを使用してトラッシュへ。
それでも特性からのはっぱカッターでホエルオーが気絶したので、返しのターンでフレア団のしたっぱ→クラッシュハンマーでで全トラッシュへ。
その後はまんたんのくすりはAZを使用して粘りつつ、うねりの大海で回復して、最終的に時のパズル→いたずらスコップで山札削りきって勝利。



サイド差から主催者に負けて2位でしたが、さいころの目で決着つけて1位になれました、やったね。
楽しい1日を過ごすことができました、また是非開催の暁にはお誘いいただけると嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。