アニバーサリーフェスタで予選を突破するためには…。
わるラフのおんねんがメタられる対象である以上、もう一つ急造にデッキを作らねばならなくなったあさりのみそしるさん。
困りきった彼はあるホームページに門戸を叩くことになるのです……。
アニバーサリーフェスタ新潟クラシックバトルで使用したデッキの紹介です。
あさりインスパイア型わるマタデッキ(アニバーサリーフェスタクラシックバトル殿堂レギュレーション使用)
(※ ★が殿堂ポイントを表しています)
(※ ★が殿堂ポイントを表しています)
【ポケモン】
ドガース(拡張シート)×4
わるいマタドガス(R)×3
R団のストライク(ジム拡張1)×1
ラッキー(第一弾)×1 ★★★
ナツメの眼×3
リサイクル×2
ワープポイント×1
まきちらせ!ベトベトガス×1
エリカの親切×1
いきずぐすり×1
ロケット団のアジト×1
計:30枚
【エネルギー】
草×6
鋼×4
計:10枚
ニューラやカメックスを検討しましたが、どうしてもサイド落ちが怖いため却下。
最悪、無水でも使えばいいかなーなんて考えるもスピード勝負だと完敗するだろうなあ。
あっ、わるマタいいじゃん!
2エネで70ないし80が最大出るわるマタ。
また、わるラフのおんねんの時のようにゴースト(おんねん)のダメージ量もUP!
うまくいけば3ターン目から有利に進めることができるはず。
そう考えていたことがわたくしにもありました。
加えて、鋼エネルギーが入る以上、
ラッキーも加わりました。
こちらは鋼ラッキーができればカスミウィニーもそうそう怖くないですし、何よりサイドにラッキーが落ちた場合にはわるマタで殴り続けられればいいのです。
終盤に出てきても80ダメージ与えれば大概のポケモンはきぜつに追い込むことが出来ます。
序盤から終盤にかけて。
まさにゆりかごから墓場までカバーできるのです。
100年ほど前のヨーロッパみたいに手厚いデッキが完成したのです。
そう考えていたことがわたくしにもありました。
【カード個別説明】
・ドガース(拡張シート)
特殊能力の「ぶんれつ」により、ダメージを受けたタイミングでベンチにドガースを並べることができます。
普段行っている新殿堂レギュレーションでは突風などのキーカードにはじかれる形でイントロパックドガースが選ばれていますが、やはり殿堂レギュレーションが割り振られるだけあって強力なドガースだったと感じております。
・わるいマタドガス(R)
最速2ターンでうまくいけば80ダメージを与えられる悪魔なカード。
タケシのキュウコンという強力な相方がいなくても脅威な存在ということはスイカさんが以前に証明してくださり、それを見たわたくしは「このアイディアはいつか再現してアレンジしてどこかで使ってやるんだそうするんだ♪」と考えていましたが、まさか新潟2日前に構築する羽目になるとは思わなんだ。
・マルマイン(第一弾)
草エネルギーのリカバリーが間に合わなかったり、ラッキーに貼るエネルギーが足りず「まるまる」も使えない場合にエネルギーを補給するために使用する予定でした。
わるラフのおんねんデッキと同様にゴースト(拡張シート・おんねん)とのシナジーに加えて、わるマタもいつかはダメージ蓄積でトラッシュに送られるので、「おんねん」ダメージが上がることを見越して。
結局、エネエネによるサイドカード献上によりサイドレースを制することができなかったのが勉強不足でした。
アイディア自体は悪くはないので、25周年とか仮にあるのであれば、このアイディアをリメイクしたいですね。
・ラッキー(第一弾)
ワンキル絶対許さないぞ実行委員会として
鋼の要塞の準備を義務付けられた気がしたので
投入しました。
実際のところ、カスミウィニーが怖いのは1ターン目からきぜつに追い込まれて展開を握られることです。
だったらどうすればいいか…?
答えは簡単!
きぜつしなければいいのです。
では、きぜつしないにはどうすればいいのか……?
答えは簡単!!HPが高いポケモンを
採用すればいいのです。
ということから採用されたラッキー。
使い方はスイカさんのわるマタデッキをお読みいただければお分かりいただけると思います。
そのため、ここではわたくしの誤算をお話したいと。
バクフーンのわざって、ガッチガチに鋼エネルギー貼っても、毎ターン20ダメージは確定なんですよ。
コインが表ならば40ダメージ乗るんですね。
リザードンの「ほのおのうず」だと60ダメージです。
つまり何が言いたいかというと、炎タイプが揃ってしまうと鋼ラッキーの要塞もドロドロに溶かされてしまうのです。
なんてこったい!無敵艦隊が落とされてしまった!!
わたくしが再三にわたって環境を読み間違えたというのはここでして。
軽いアタッカーばかりかな~と思ったらメガバナとかリザバクだらけでやんの!
勘が外れてしまいました!反省反省。
あと、「まるまる」を連打していたら勝利数を競うレギュレーションだともう詰んでいると思うのわたし。
・ポリゴン(ファンクラブ)
本デッキにおける隠し味(スパイス)の位置づけで採用したポケモン。
このカードの恐ろしさはスイカさんのこのページで語られている通りですが、それに加えて、お相手のポケモンを超タイプに変更したとします。そうするとどうなるでしょうか?
そうです、
ラッキーが更なる要塞になるのです。
ラッキーの抵抗力は超タイプで-30。
そこに鋼エネルギーが40ダメージ軽減してくれます。
そうすると70ダメージを与えてもダメージ0!
80ダメージならダメカンが1つ乗る計算です。
そんな要塞が出てきたらどうします?
わたくしなら間違いなくサレンダーします。
元々、知人男性がヤ○オクで落とした中にまぎれており、それを5Kほどで譲ってもらったので自慢する意味合いで投入したのが始まりでした。
わるマタにスペースを割く必要がありアンチシナジーに思われがちですが、きちんと運用すればデメリットを気にする必要がなくなります。
また、この環境ではヤミカラス(neo1)がいないため活躍が激減しましたが、ベンチで悪エネルギーを貼っているポケモンを相手にタイプを変更することで悪エネルギーの効果でポケモンチェックごとにダメカンを置けるようになります。
安心している渦中で奇襲をかけたかったのですけどね、自慢できず残念!
・エレキッド(neo1)
どうせ1ターン目からドガースもラッキーも動けないため、壁兼20ダメージのアタッカーになってくれればという期待を込めて。
ブビィを採用しなかったのはドガースの「ぶんれつ」が消えるのを阻止するためです。
・ドローソース
パソコン通信が4枚フルに投入できる環境であるため、軸はそこから。
オーキドはかせとクルミを4枚採用して、あとはバランスを考えて採用致しました。
正直な話、ウツギはかせを採用せずにエリカ→にせオーキドはかせ構築も考えはしたのですが、結局はいつもの形をとることに。
・リサイクル
鋼エネルギーや夜の廃品回収、回復カードを再度使用するために採用しました。
2枚でも十分なのですが、確率を考えると3枚採用の方が心強かったかなって思います。
・いいきずぐすり/エリカの親切(ジム拡張1)
カードの枠の都合上、各1枚ずつしか投入できず、前半で使用してしまうと後半苦しくなり、採用枚数を見誤ったカード。正直もっと欲しかったです。
基本的にエリカの親切はわるいマタドガス、いいきずぐすりでラッキーをフォローする予定でした。
・ロケット団のアジト(ジム拡張2)
さすがにスタジアム0枚だと相手にアドバンテージを取られ続けるため、それを回避するために1枚だけ採用。
わるいマタドガスをフォローする意味合いで採用したのは間違いでないとはいえ、終盤にエネルギー切れになってしまったことが多々あったのでエネルギースタジアムでもよかったかなって今更ながら。
結局予選ではリザバクに当たってしまい、鋼をフルで貼ったラッキーがリザードンにこんがり炙られてしまうということが起きました。
もう一戦もメガバナに当たり、ポケモンセンターをうまく使用されて粘りきれず負けました。
序盤で悪いマタドガスを用意して、先手必勝よろしくで殴り続けなければならなかったところを、「こわがらせる」ゴースに託してしまい、一方的にリズムを悪くしてしまったみたいです。
まさにゴースをこわがりすぎてしまったが故の結果です。
当初の予想ではゴースゲームになり、じゃんけんゲームとまで言われていましたが、ふたを開けてみれば1エネ20ダメージをコンスタントに与え続ければよかったのです。
ポケモンカードはシンプルにカードを引き、エネルギーを貼り、わざを使いダメージを与えるゲーム。
この根本的な部分を見誤ったいました。
個人的には、以前参加した関東大会等では全て草タイプを使用して敗退していましたので、その弔い合戦の意味合いも込めて草タイプを使用していました。
やはり草タイプは奥が深い!まだまだ自分には使いこなせないタイプだと痛感致しました。
これはわたくしがへっぽこプレイヤーであるが故でして。他の方が使用される草タイプはお強いです!勉強せねば。
このように反省すべき点がボロボロ出てきたクラシックバトルですが、昔に雑誌で見た有名な方や初めて対戦される方など普段は見知った人間としかできていなかった身とするとたくさんの刺激をいただけました。
感想として言えることはすごく楽しかったです!
今回の記事を持ちまして、新潟で行われたアニバーサリーフェスタのクラシックバトルに関する記事はおしまいです。
長々とかかりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。