君たちは願ったことがないだろうか?
宿題を忘れた時。
遅刻をした時。
忘れ物をした時。
仕事で失敗して死ぬほど怒られた時。
こんな世界なんて
なくなってしまえばいいと。
かくいうわたくしも同じでして。
常日頃失敗ばかりしては破滅しろ!と心の中で思っては、
同じ失敗をしないためには何をすればいいのか?を落ち着いて考えて次につなげるのです。
生きている限りはやり直しがききます。
例え死ぬほど失敗することがあっても逃げずに挑戦することが大切です。
周りにかけた迷惑は君自身の成功と成長をもってして恩返しすればいいのです。
それでも破滅しろ!!と思う訳です。
現実世界がもし破滅した場合、それはそれで大問題な訳です。
しかしこの現実世界ではなく、あくまでもカードゲームの中であれば…。
破滅をしたところで実生活には問題がないですね?
嫌なことから逃げ出したい気持ちを持つ君へ。
破滅を願う君へ。
そんなあなたに紹介したいデッキを
この場を借りてご紹介しよう!
破滅を願う★
ミュウ(XY10)×2
計23枚
【サポーター】
プラターヌはかせ×4
サナ×2
フラダリ×1
計7枚
【グッズ】
レッドカード×2
かるいし×3
バトルサーチャー×3
レベルボール×2
トレーナーズポスト×3
ハイパーボール×3
バトルコンプレッサー×1
せいなるはい×1
びっくりメガホン×1
計19枚
【スタジアム】
スカイフィールド×2
計2枚
【エネルギー】
鋼エネルギー×9
計9枚
ロジックは至って簡単。
2ターン目にジラーチ又はミュウに鋼エネルギーを2枚貼り、アリアドスとドラミドロを立てて「どくのす」で相手のポケモンをどく状態にして「どくのけっかい」によって逃がさないようにし、確実に「はめつのねがい」をお見舞いするのです。
「はめつのねがい」は貼っているエネルギーを全部トラッシュに送らなければならないため、かるいしなどで速やかにバトル場から逃がすこと、加えてドータクンの「メタルチェーン」によって2枚鋼エネルギーをつけられるようにして再び「はめつのねがい」をお見舞いすればいいのです。
つまり延々と「はめつのねがい」を行い続け、あとは相手がポケモンいれかえやAZ、ゴジカを使わないことを祈るのです。
これをわたくしは「おおきなねがい」と呼んでいます。
手札事故起こせ!手札事故!!
映画のタイトルにもなったくせに使用するわざがちっともかわいくない星。
わたくしのイメージでは荒川アンダーブリッジの星。
星スリーブが販売していたら迷わずこのデッキに入れたいくらい。
愛くるしい出で立ちとは打って変わって逃げたり進化しないと次のターン、あなたはトラッシュに送られてサイドカード引かれますよ?と突きつける死刑執行人になります。
2エネトラッシュするコストもドータクンで補えば多少はね?
大体かるいしをまとってふわふわしたお星様に。
「ちいさなねがい」も後攻1ターン目から使うとデッキ事故を回避出来たり出来なかったりするのでおすすめ。
小さな願いな分だけカスミのやる気よりもやる気なしですが。
HPも70とはちまきファストレイドにも耐えうる耐久性を備えており、「スターダスト」のジラーチに引けを取りません。
そんなカードがストレージで投げ売られているなんて…。
バブリーな世の中だと思いませんか?
なお、ポケモンいれかえとワープポイントとAZとゴジカとかは顔も見たくないほど嫌いなお星様。
みんなも星に願いをしたことがあるならば、そういったカードをデッキに投入することは控えましょう。
そうでないとお星様が泣いてしまいます。
・ミュウ
大体が次元の谷とセットで夜の町を行進したり、ブルブルしながらパンチしてきたりとやりたい放題ですが、このデッキではただ単純に破滅を願います。
にげるコストもかからないため、とりあえず出す→「どくのす」使う→にげるができます。
ごくまれに糸を吐きますが、一体どこから出してくるのでしょうか?
逃さない………
今夜必ず撃墜す………
撃墜すと定めた目標を必ず撃墜させるために必要なキーマンその1。
特性の「どくのす」を用いることで双方が毒になるけれども、
こちらはかるいしあたりで軽やかに逃げれば問題なし。
むしろキーマンその2のドラミドロがいないとかわいそうなクモに成り下がるので進化はお早めに。
ごく稀に進化前のイトマルが糸を吐き、1ターン耐えようと試みたりします。
ドラミドロ
アリアドスと組むのはカイリキーやジュカインだけじゃない!
逃げる相手ならば逃がさなければいいということで投入されたカード。
このデッキ、大半がレベルボールで呼べるのに、
このドラミドロ、レベルボール非対応という豪華仕様。
せめてHPが10低ければ…。
レベルボールで呼んでこられるのに、と恨み節のあさりのみそしる氏。
サクッと進化して「どくのけっかい」を張りたいと常に思っているのですが、
大体うまくいかないので、気長にやってみてください。
レッドカード
オカルトマニアもゴジカも使わせないためにはどうすればいいか…ハンデスだ!
という思想で投入されているカード。
以前は3枚採用で、今回は枠の関係上2枚になっていますが、正直3枚ほしい。
フラダリも2枚にしたいしバトルサーチャーも4枚にしたいので、人間の欲望とは恐ろしいものです。
【使用感】
決まれば爽快だし、決まらないと
星とミュウを差し出すだけの簡単なお仕事が始まります。
スタジアムも巨大植物の森や次元の谷を試した結果、数並べた方がいいんじゃね?という
結論からスカイフィールドへ。
いや、森も谷も強いんだけど、ドータクン並べなきゃ機能しないということがわかりました。
ドータクン強いな、いっそドータクンBREAKしたいな。
2ターン目から破滅を願うのは意外と嫌なみたいで、案外決まったりします。
おそらくこれはカリンナイトバトルだからかもしれませんが、決まります。
ちなみに最近の傾向として、鋼マギアナが流行っているため、願いが届かなくなっています。
そこにギラティナがウィールウィールしてくるものだから目も当てられません。
同じく映画のタイトルを張った仲間としての
配慮が足りないっ!!
上でも書いたように、フラダリやバトルサーチャーを増やしたり、スタジアムをアクア団の秘密基地にしたり、ドラミドロアリアドスをスリーパーにしてスチールシェルターに変更したり、はてまたジャノビー退化スプレー型にしたりと応用すればさらに戦術は広まりそうなジラーチ。
スターダストだけがジラーチじゃないぜ!と気づくことができてよかったです。
どうやらDP期のカードも同名のわざを持つジラーチがあるようなので、DP期でのデッキレシピを洗いなおして再び組む日が来るといいですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。