ジト目のレアコイルちゃん!

レアコイルの磁力線を利用して、パソコンのデータを破壊する事件が多発しているという。

20160416関東旧裏オフ本戦 ~敵は身内の中にいた!小さなチコリータの大きな反乱~

昼休みを終わり、徐々に高まってくる本戦熱。
主催者の708さんが音頭を取り、参加者の自己紹介と共に最初の対戦者を決めるべくエネルギーカードを引きます。

わたくしはちょうど真ん中の位置におり、各々が挙げる嫌いなカードに一喜一憂していました。
みなさんわるいラフレシアお嫌いなんですねえ…。
ちょうどここにさっきまでわるいラフレシアを使ってわるいマグマラシに燃やされた人間がおりますよ?



わたくしの自己紹介が終わり、引いたカードは…炎エネルギー!
そして奇しくもこのわたくしと戦う相手は……KGさん!!





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(このようにテーブルシートの上にスコアシートを置くと公式戦を思い出しますね)


正直KGさんとはここ3ヶ月くらいちょこちょこ対戦していまして。
それこそチェルモで対戦した時にはスライ対決をし、そして制したという実績があります。
加えて言えば白音紅さんを交えたデッキ診断の時にわたくし立ち会っていますからね。
その時のアイディアをそのまま踏襲しているとすれば殿堂ランクはマルマイン×2とぎゃくしめい×2 Or 超エネルギーリムーブのはず。
マルマインぎゃくしめいは仕方ないとして問題は超エネルギーリムーブ。
最悪ドードリオを「くろいまなざし」してベンチのライチュウを倒しきれば問題なかろう。


ここまで丸裸にしているお相手。
あとはデータ通りに対応していけばいける!

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データ通りにいけば負けることは無い。ゴー!バックブレーダー!!



第1戦 KGさん(スライ)


こちらバトル場:コラッタ(R)
あちらバトル場:ピカチュウ(プロモ)


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先攻はKGさん。
事故を起こしているのかウツギはかせを使用して手札を入れ替えます。


正直ウツギはかせを使ってくれた瞬間、これはいち早くミニスカートを使いたいですなあと思いました。
ウツギはかせは確かに手札を捨てること無くリフレッシュさせるいいカードです。
しかし、たった一つのデメリットである「次ターンにならないとトレーナーカードが使用できない」は
ミニスカートの格好のエサなのです。
KGさんに後々聞いたらドローソースがこれしかなかったそうでした。


こちらはヤミカラスズバットをベンチに出すといういい引きを見せます。
あらかたぶん回してロケット団参上!も引けてサイドカードにドローソース、しかもオーキドはかせがあることを確認して使うはミニスカート!


KGさんの苦い顔とともに手札のほとんどが山札に返って行きます。
ちょうどその時に一回戦は不戦勝となってあちこち見学されていたスイカさんがやってきました。
イカさんの乾いた笑いは何故か覚えています。
やれリザードンだやれカメックスだやれわるいゲンガーだと盛り上がる本戦。
端のテーブルではヤミカラスとミニスカートが暗躍しているデッキを見たらこうなりますわな。


一方でわたくしのサイドカードを見ると超エネ2枚悪エネ2枚がサイド落ちという事態。
デッキレシピを参照された方には既にご承知の通り、エネルギーは最大8枚しかありません。
そのうちの4枚が既にサイドにあるのです。


エネ枯渇問題が発生しました…と隣で対戦していたプレイヤーに話かけるわたくし。
手札が薄くなったKGさんとエネルギーが枯渇しているわたくし。
2人揃ってウーンウーン言っていました。
こんなはずでは!



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(無駄にコダックにはんげきのツメをつけてみたものの肝心のエネが引けずにずつうが使えないため頭が痛くなるあさりのみそしる氏)



サイドカードを先取するものの、ヤミカラスを育成することに神経を注ぎすぎてコラッタで「わるふざけ」→超エネルギーセレビィで「サイキックダメージ」をすることができずにいたずらにターンを返します。
一方でKGさんはライチュウに進化してぎゃくしめいからのプラスパワーでエネルギートラッシュなしでヤミカラスを倒して行きます。


このデッキの弱点は火力のあるアタッカーがヤミカラスしか無いこと。
つまりヤミカラスを失ってしまうと途端に勢いが落ちてしまうのです。
加えてプレイングミスとして貴重な悪エネルギーを貼ってセレビィを逃がしてしまったこと。
これによりヤミカラスの打点が上がらなくなります。


そして、先ほどからコインがまったく表が出ません。
スーパーポケモン回収、リサイクル、サイキックダメージ。
テストプレイの時でも半分表半分裏くらいだったものの、ここまで裏ばかり。
運に頼ったデッキに構築していたため仕方ないにしても
チコリータコインが仕事をしません。
短期決戦には時に非情になることも大事ですね。



一向に仕事をしないチコリータコインを諦め、せまいジムでクロバットを回収したりします。

KGさんはR団ストライクやビリリダマをベンチに並べますがそんなのはもう見向きもしません
あくまでもライチュウライチュウさえきぜつさせればこのゲームはもらえるのです。


この頃はもうチコリータコインを諦めヒノアラシコインを回します。
表もちらほら出てライチュウにダメカンが乗ります。


こちらはデッキを回しすぎた反動でデッキ切れの恐れが出てきましたが、
フジろうじんでわるいクロバットを回収したり、ナツメのサイキックダメージコントロール
KGさんの夜の廃品回収を使います。
まだだ…まだ終わらんよ……。


その後サイドを1-1にしてダメカンが5個乗っているライチュウに対してセレビィ
「サイキックダメージ」をします。
コインが3回表なら勝ち。なんだ簡単なお仕事じゃないか!(錯乱)



表、表、




返しのターンでKGさんがライチュウの「らいげき」全トラッシュ。
ここで表を出せば、表を出せばセレビィは山札に返っていきライチュウは置物。
時を渡れセレビィ!返しのターンで殴ってとどめを刺すんだ!!




コインは……



無念、涙の敗北。

一回戦から激しくも楽しいバトルができました。
KGさん対戦ありがとうございました!




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(写真見るとビリリダマセレビィがきぜつしていますね。あれ?ライチュウ倒したんだっけ?)




第2戦 ほえらさん(わるいゲンガー)


二戦目は早くも当たりたくないお相手No.1のほえらさん。
わたくしほえらさんにはかなり相性が悪くて、本戦では絶対に避けたいと思っていました。
何故ここでマッチングしてしまうのか。


お相手は「ずつうを使わないデッキ」とおっしゃっていましたが、果たしていかほどのデッキなのか。


こちらバトル場:セレビィ(Neo3)
あちらバトル場:ゴース(Neo4)ベンチ:ゴース(Neo4)


お相手はゴースの他にナツメのケーシィ、スリープ、エイパムが出てきます。
これはわるいゲンガー+ムウマとベンチ呼び出し要員のわるいスリーパー、
すべてのわざを駆使するナツメのフーディンですね。
とりあえずエイパムは早めに処理しなければならないと思い「だましうち」でダメージを与えて行くものの、
ほえらさんもそこは百も承知でバトル場にエイパムを出して山札に返って行きます。




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(開始の時点でセレビィの「ときわたり」が意味をなさないときを知り絶望を感じる瞬間)


エイパム倒さないと永久的に山札切れは狙えないし、
悪エネルギーを貼れども貼れどもエネルギーリムーブではがされていきます。
さすがにエネルギーリムーブ3積みはないであろうとはいえ、
エイパムで回収され続けた場合にはヤミカラスが意味をなさなくなります。
2回エネルギーリムーブを使われた後にエコロジムを引き、
お相手のR団ジムを破壊することに成功しましたが肝心のエネルギー保護の役には立ちませんでした。


ここで大事なことに気がつくわたくし。



まずい!
わるいクロバットが出せない!!


つまり超抵抗を持つポケモンです。
一方でわるいゲンガーは初期ダメージが30。
つまり抵抗力のおかげでダメージが通らないのです。
(おそらく抵抗力低下ジムは入っていると思いますが)


しかし、セレビィバットデッキの半分以上のダメージ源であるわるいクロバットを育てようとしても
わるいゲンガーで一撃で葬られてしまうのがオチです。
かといってヤミカラスだけではダメージが蓄積しない(1回戦参照)このデッキ。
せっかく引いたズバットラインが捨て札になってしまう…。



ズバットを捨てて安定を取るか、
それともズバットを出して勝ちに行くか…。



過去に対戦した光景を思い出しながら、必死に考えるわたくし。
何かないか…。最近の自分の対戦や現役時、はてまた新裏……。
自分の中にはないとすれば見てきたもの聞いたきたものから無理くりにでも引っ張ってくるしか無い!



そこで思い出します。この対戦風景を。




やっててよかった進研ゼミ。
読んでてよかったスイカ(さん)ブログ!




あさりのみそしる氏、ズバットラインをオーキドはかせでトラッシュ。



その後は抵抗力を盾にヤミカラスで攻め、わるいゲンガーやゴースをきぜつさせ
わるいスリーパーを「だましうち」2回撃ってきぜつさせました。


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結果は3-1で勝利!
相性も去ることながら負け越しの相手とここ一番で競り勝つ出来たのは大きかったです。

ほえらさん、対戦ありがとうございました!




第3戦 ほたるさん(わるいラフレシア

関西の方からやってきたというほたるさん。
知らないうちにtwitterで繋がっていましたが、一体いつ繋がったのでしょうか?
(多分わたくし発信からなんでしょうけど、一体どのタイミングだったんだ…?)


ほえらさんとの対戦後にちらっと対戦風景を拝見しましたが、
ベンチにわるいクサイハナがいてバトル場にゲンガー(プロモ)がおりました。



や、やみのちからゲンガー!?



なんとまあ、わたくしが主にメインで使用していたことのあるやみのちからゲンガーを関東オフで拝見することになろうとは。
これは新旧ゲンガー使いの対戦かな?
(今回ゲンガー使ってませんが)


こちらバトル場:ズバット(R)
あちらバトル場:ゴース(化石)ベンチ:ゴース(化石)、ナゾノクサ(R)


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ズバットラインがワラワラ出てくるもののゴルバットクロバットが出てこず、
何を血迷ったかトレーナーカード5枚手札にあったのにお相手のエリカで3枚トレーナーカードフルドローしてヤミカラスが一撃で沈むという痛恨のミスを多発。



お相手はコイン絶好調でマサキの転送装置をバンバン決めてきます。
その表が出るコイン、わたくしに譲って下さいませんかね…?



エリカで引いた分をカスミの勝負で流されて何故か枚数が減ったりと
色々なロジックが積まれているなあって思いました。

確かにカスミの勝負面白いんですよね。
ただ、わたくしのやみのちからに特化したデッキだと一撃でポルターガイストしてケリをつけなければならないため、採用を見送ったカードでした。
なるほど、わるラフ軸ならありなカードですね!


そのまま押し切られて負けました。
よい子のみんなはわるいクサイハナを見かけたら十中八九わるいラフレシアに進化するということを頭に入れておこう!
わたくしみたいに「ほお、わるいクサイハナで混乱させて時間を稼ぐやみのちからゲンガーとか新しいな」とかよく分からないことは考えてはいけません!!



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(スパイ作戦で手札がオープンになっています。)


ほたるさん、対戦ありがとうございました!


第4戦 ひきゃくさん(リザードンバクフーン


旧裏に復帰して間もないひきゃくさん。
以前チェルモでADVカードを漁りに行った足で旧裏フリー対戦していたらお店の人に誘われて現行レギュ大会に出たことがあったのですが、その時にシングル見ていた女性っぽかったです。


昼休みにちょろっと話した際にはギャラドス(第一弾)でいずれデッキを組みたいと申しておりました。
ギャラドスかっこいいですよね~。
是非ともサカキのギャラドスあたりでも頑張ってもらいたいです。



こちらバトル場:ズバット(Neo3)
あちらバトル場:ヒノアラシ(Neo1)



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この試合の手札はわたくしものすごくよくて、あらかた展開した上でミニスカートを使うことが出来ました。
お相手が事故っているうちにベンチにいるププリンヒトカゲ(R)、ヒノアラシをだましうっていきます。

練習でカツウィンと当たった際には、カツラのガーディ(カツラデッキ)のHP60という壁が厚く
カツウィンに焼き焦がされるという悲しい事態になりましたが、
対戦して行く中で、ヒノアラシの段階で倒しておかないとバクフーンが大変めんどくさいということを学びました。
「ファイヤーリチャージ」で一気に形成が逆転される瞬間を何度目の当たりにしたことか…。



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ヤミカラスが悪エネルギーを2枚まとってはんげきのつめも所持しているという完全武装です。
本戦4回やって、お手本のような戦いをすることができました。

ホウオウの「せいなるほのお」でコラッタをきぜつさせられたら辛かったので、あえてズバットをベンチに出してコラッタを守るプレイングをしてみたりもしました。



ひきゃくさん、対戦ありがとうございました!



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結果はこんな感じです。

個人的に優勝されたKGさんとの勝負もやりようにやってはもう少し頑張れただろうし、
ほたるさん相手にもズバットを出さずにサイド引かれないようにしたりと工夫が出来たかなと思われます。
楽しさ反面、勉強の必要性を感じる関東オフでした。


その後はモミールしたり、フリーで将棋さんと対戦したりして、私用のため途中離脱しましたとさ。
幹事の708さん、対戦くださった方お話しして下さった方。
楽しかったですありがとうございました。
また対戦の機会がありましたらよろしくお願いします。


そして自分は旧裏を少しお休みして、MガブリアスEXを取りにカメックスメガバトルの会場に行こうかと思います。
MアブソルEXに続くプロモEXのデッキを組んでみたいですねえ。
みんな、会場で会えたら対戦よろしくね!!


最後までお読みいただきありがとうございました。