こんばんは。
今回は関東オフで対戦して一部で再熱しているeシリーズについて考察します。
eシリーズは旧裏面から現在の裏面に変更され、
2番目のシリーズになります。
初代のVSシリーズは全142種のカードプールで進化カードはなく全部たねポケモン、
ドローソースもない初心者向けの内容でした。
その後公式大会は予選でハーフデッキ(30枚)を構築し、本選でスタンダートデッキ(60枚)を使用しました。
ジュニアとシニアでは新裏面(VSとe)、マスターが旧裏と新裏のミックスのレギュレーションでした。
旧裏もしくは次シリーズにあたるADVシリーズとのミックスが主でした。
そのため、eシリーズオンリー環境というものを深く研究し、
なおかつ現代においてどのようなカード配分だったのかをまとめているサイトは皆無です。
こうして記事を書いている私ですら手探り感が否めなく、自分の過去の記憶と関東オフで話題に上がった話、そして過去のポケモンカードプレイヤーの日記を頼りにしてまとめています。
一度目に見える形にして現在も研究を行っている方の意見を交えて推古していくことで、よりしっかりとした結論が導き出せると思います。
旧裏面にはスピードこそ劣りますが、多種多様な特殊能力やトレーナーカードは一度触ってみると面白みがわかります。
環境を一度フラットに戻そうとした製作者の意向を感じつつ、プレイしていただけると幸いです。
・ポケモン編
たねポケモンでみると1キルを防止するためか、非常にマイルドの性能を持つカードばかりです。
たとえば1エネルギーで確実に20以上のダメージを与えるポケモンは以下のとおりです。
ハネッコ HP40 (e2)
へなへなタックル 無 20
自分にも10ダメージ。
ビリリダマ HP40(e2)
スピードスター 雷 20
このワザは、相手の「弱点・抵抗力・ポケパワー・ポケボディー・その他の効果」に関係なく、ダメージを与える。
これに加えて、「ちからのかけら」という旧裏でいうところのプラスパワーは重複効果がなく、
相性を考慮しなければ初ターンで最大30までしかダメージを与えられません。
そのため、よほどのことでなければ1キルは不可能となりました。
進化ポケモンはその分旧裏と同等、もしかするとそれ以上の能力を秘めているものもあります。
有名どころでいえばゲンダイル(ゲンガー+オーダイル)やデンキュウ(デンリュウ+キュウコン)、
ハッサムランターンがレシピとして残っています。
先日行われた関東オフでは、
この日だけでみると炎タイプに人気が集中し、アタッカーでみるとキュウコン、
山札へのアクセス方法が限られ、場を構成するのが難しい中、
いかに強力なわざを連発できるか。
一応、オフ会用に組んだバクフーン+キュウコンのレシピを載せます。
こちらのはトレーナーカードの配分がアレなため、見直しと改良が必要です。
・トレーナーカード
前述の通り、ドローソースがサポーターと名称を変え、1ターンに1枚しか使用できません。
そのため、よく考えてデッキに組み込み、よく考えて使わないといけません。
これだけ見ればBWやXYといった現行の環境に通ずるのですが、バトルサーチャーがないため、
確実に手札から使用しなければなりません。手札事故はよく起きます。
ここでは主にどこのデッキにも入るだろうトレーナーカードを、これくらい入るだろう(多分)の目分量で記載していきます。
・オーキドはかせの研究(e1)
XYシリーズでいうところのサナ。
このカードがeシリーズでは必須で、鮫トレードが行われていました。
当時中学生の自分も昔、某店で大学生ほどの人と鮫トレードの被害を受けました。
キョウのスピアー+キョウのピジョンでオーキドはかせの研究を含むe1パック5枚。
受けてしまったとはいえショックでしたね…。怖かったし。
これ以降鮫トレードは身内でしかしないようにしました。笑
ほぼ4枚積み推奨のカードですので、eシリーズにどっぷり行くならばこれから集めましょう。
・ウツギはかせの育てかた(e1)
旧裏ですと「ボスのやりかた」や「月の石」に通ずるカード。
サポーターだけあってすべての進化カードにアクセスすることができます。
対戦のスピードが遅く、早めに進化カードを用意して相手を叩くためには以下に進化ポケモンを引くかにかかっています。
デッキには2~3枚くらい積むのがいいの…かな?
(当時は2枚しか持ってなかったけど、3積みもありかなあと関東オフで思った)
・マサキのメンテナンス(e1)
手札を1枚戻して山札をシャッフルし、3枚引くカード。
手札の枚数で言うと2枚プラスになります。
ただし、戻した1枚が再度返ってくるかもしれませんので、強い信頼は置かないほうがいいかと。
e1環境では貴重な手札の枚数プラスカードになります。
私が調べたデッキレシピでは、eシリーズが後期になればなるほどマサキのメンテナンスを入れていないレシピが発見されたため、「おや、特に重要視されていないのかな?」と思いました。
しかし、708さんとの対戦では初手でエネルギーなしのジャグラーのみという手札で、
この瞬間に「マサキのメンテナンス、入れよ」と心に誓ったのでした。
そういう意味では最近になってありがたみを身を持って理解したカードです。
デッキには3枚程度投入するといいのかな。
・デュアルボール(e1)
コイン依存ですが最大2枚たねもしくはベイビィポケモンをサーチしてベンチにおけるカード。
2~3枚積んでおくのが望ましいのかと。
ちなみに今は1枚100円程するのですが(駿●屋)、泣く泣く買いました。
枚数持ってないので見つけ次第手元に置いておくかなあ。
・地底探険隊(e4)
山札の下から4枚見て、2枚手札に加える。
その後残りの2枚を好きな順番にして山札の下に戻すという少し変わったカード。
4枚見て好きなカードを2枚加えられるため、進化カードとドローソース、特殊エネルギーetcと状況に応じて切り札を得ます。
連続で地底探険隊を使用するとありがたみがないので、次ターンで山札をシャッフルするカードを使ってリフレッシュしたほうがいいと思います。
e4シリーズはそこまで出回っていないため、入手しづらいとは708さん談。
自分はいろいろ触って3枚あたりを投入。
・砂漠のシャーマン(e4)
現行のジャッジマンみたいなカード。
4枚までと細かい記述があるとおり、4枚までであれば好きな枚数を引くことができます。
デッキ切れや相手の状況の相談して使うのが望ましいです。
率先して入るわけではないけれども1枚くらい積んでもいいかなというカードです。
・町のボランティア(e2)
旧裏のタイムカプセルや夜の廃品回収、現行のすごいつりざおに通ずるカード。
トラッシュから基本エネルギーとポケモンカードを最大5枚山札に戻します。
汎用性の高さからどのデッキにも1~2枚入るカードです。
バクキュウですと山札から炎エネルギーを持ってくるため、4枚フル投入されているデッキも過去にはありました。
・釣り人(e5)
現行でも再販されている釣り人の元祖。
当時私はウインディ(e5)のデッキに積んでいるくらいでしたが、関東オフで見ていると必要だなあと思いました。
eシリーズだとフシギバナ(e1)のポケパワーと相性がいいんですよね。
こう考え始めると現行のデッキにも必要になってくるのか?うーん。
・ミステリーゾーン(e5)
スイカさんが使用していたカード。
私も持っていたのですが全然効果を知らず「なんだこのカードは!?」と一瞬固まりました。
手札にだぶついた進化カードを戻して基本エネルギーを引けるため、多色デッキでも事故を軽減できます。
エネルギーは1ターンに1枚、確実に貼って育てていきたいものです。
駿河屋だと250円前後したため、当時に戻れたら買い占めておけばよかったなあと後悔。
(クルミと同じことが起こってますね)
また機会があれば他のカードなどにも触れていこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。