ジト目のレアコイルちゃん!

レアコイルの磁力線を利用して、パソコンのデータを破壊する事件が多発しているという。

ベトンププリン怖くない!わるラフホルターデッキ

どうもこんにちは。
このブログにはデッキレシピというカテゴリーがあるにも関わらず、そこまで更新せずに買い物したリストを書き並べてばかりなので、自分で見返してみてもお小遣い帳?みたいになることがあります。
こんな意識低い系ブログなのに毎日足しげくアクセスしていただける皆様本当にありがとうございます。
この先も同じスタイルだと思いますので覚悟だけは決めてください



さて、今回は旧裏デッキレシピです。
あさりのみそしるさんはロックデッキもとい相手が嫌な顔をするのが大好きです。
改造ハンマー(エネルギー・リムーブ)とかいいよね。フラダリ(突風)って嫌な顔させるよね。
トレーナーロックハンデスデッキデスって素晴らしいよね。
そんなことばかりやっていると正攻法の戦い方を忘れるから気をつけなければならない!

ただ、一流プレイヤーの皆様はそんなことはお見通しといわんばかりに対抗できるカードをデッキに投入しているため、あさりのみそしるさんがしたい勝ち方がすんなりできないのが常。


殿堂ランク最大にして旧裏ではじめてエラッタがかかる要因の一つになったわるいラフレシアというカードがあります。





















このカードはお互いのプライヤーがトレーナーカードを出して使うことができなくなるという優れもの。
手札にオーキドはかせがあろうがウツギはかせがあろうが突風があろうが、ただの紙札と化してしまうのです。

このイカしたカードを使って勝ちたい!
ただし、特殊能力である「アレルギーかふん」の効果がなくなるカードも存在します。
それはベトベトン(化石)、そしてププリン(遺跡)
前回の関西オフでは無水やブイズ系デッキにもベトベトンが投入されて上位に入賞していることからもわかるとおり、特殊能力に依存するデッキでは避けられない天敵。
突風やポケモンぎゃくしめいなどは軒並み殿堂ランク入りをしているため、わるいラフレシアを入れると他はデッキに入れることができません。

どうすればいいんだ、どうすればベトンププリンを瞬殺できるんだ。
夜な夜なベッドをごろごろしながら考えていた時、新裏で負けたホルビーデッキを思い出します。
ほるほる強かったなあ。
「みらいよち」のあとの「ほるほる」でバトルサーチャーが落ちた時は詰んだなあ。
そんなことを考えていたら、閃きます。

そうだ、なら相手の山札を見て「ほるほる」すればいいんだ……!!!





















ファイヤーアンノーンOが入りました。

こちらはスイカさんの考察記事を完全にパクリインスパイアしました。
ドローソースを封じてしまえばよほどのことがない限りは相手が引くか、こちらが1枚以上山札をトラッシュできるかになります。
ここで相手がベトベトンもしくはププリンをドローするタイミングを図って燃やせばいいのだ。


元祖わるラフポルターの要素をふんだんに活かしつつ、新裏のほるほる要素を混ぜ込んだ、温故知新、理論上究極のロックデッキが完成したのです!!



わるラフホルターデッキ(新・殿堂ランク(全カード対応Verβ)版)
(※ ★が殿堂ポイントを表しています)

ナゾノクサ(Lv.21)×3
わるいクサイハナ(Lv.21)×1
わるいラフレシア(Lv.29)×1 ★★★★★★★★
ゴース(Lv.17)×4
ゴースト(Lv.26)×3
ゲンガー(Lv.38)×1
ピチュー(Lv.3)×1
コラッタ(Lv.12)×1
ファイヤー(Lv.35)×1
アンノーンO(Lv.12)×1

計:17枚

【トレーナー】
オーキドはかせ×4
マサキ×4
ウツギはかせ×2
ナツメの眼×2
エリカ×4
ポケモン交換おじさん×2
ポケモン育て屋さん×3
ロケット団参上!×1
スパイ作戦×1
夜の廃品回収×2
くすぐりマシーン×2
ふうせんのみ×2
エネルギースタジアム×1

計:34枚

【エネルギー】
炎×6
超×4

計:10枚


【殿堂ランクの割り振り】





















殿堂ランクはわるいラフレシアに費やしました。
この一枚にすべてをささげる潔さ、男らしくないですか?(ないです)



【主な動き】
動きは簡単です。
2ターン目ないし3ターン目までにわるいラフレシアを立てて、ベンチにファイヤーとアンノーンOで相手の山札を監視。
アタッカーはゴースト(拡張シート)の「ポルターガイスト」で省エネでサイドカードを取りにいきます。
引かせたくないカード(=ベトベトンププリン)の姿が見えたらファイヤーがバトル場に出て行って燃やします。
確実に仕留める姿はまさにスナイパー。
状況がまずくなったら「ゴットバート」をお好みで放ってください。


理想は

バトル場:拡張シートゴースト
ベンチ:わるいラフレシア(ふうせんのみ)、コラッタ、ファイヤー(ふうせんのみ)、ゴースト、アンノーンO
スタジアム:エネルギースタジアム

という布陣で、トレーナーカードをたんまりと抱えた相手にほくそ笑みながらプルターガイストを連発。
起死回生のカードをピンで燃やして次ターンにまたベンチに帰って行く。
消費した炎エネルギーをエネルギースタジアムで回収することで燃やす手段を永久に確保するのです。

エネルギーは炎>超で貴重です。
枚数があるからといって調子に乗ってピチューに炎エネルギーを貼ったりするとファイヤーに枚数割くことができず、悲しい思いをすることがあります。

そしてやまやきをすることで、トラッシュにキーカードを落とします。
その場合、怖いのが夜の廃品回収(ロケット団なわけですが、わるいラフレシアがそれをさせません。
さすがにエイパム(ネオ1)までは対策の施しようがないので回収されたらお手上げですが、その場合は再度オブザーブ→やまやきをすればいいだけの話。
つまり、ほぼ確実に相手プレイヤーはPPLカードを失えば復活が不可能に近くなるわけです。

エネルギーは以下の優先順位でつけています。

ファイヤー=ゴース>わるいラフレシア>コラッタ=ピチュー

ふうせんのみを装着しているとはいえ、何かの拍子でバトル場に駆り出された場合には逃げなくてはなりません。
その場合、わざを使用しなくても余分にエネルギーを手貼りする必要があります。
逃げた分のエネルギーはエネルギースタジアムで回収すればいいのです。
あとはゴーストが何とかしてくれます。


【カード個別説明】
・わるいラフレシア わるいクサイハナ





















このデッキはわるいラフレシアがベンチに登場することが必須条件です。
そのため、何が何でも2ターン目で進化することを目指します。
わるいクサイハナ(もしくはナゾノクサ)の時点でふうせんのみをつけておくことで、エリカのウツボットにより場に召集されてもベンチに逃げ帰ることができます。

こちらの場が壊滅な時は「くさいかふん」で延命措置に走ることもしばしば。
その時はだいたいバトル場にはピチュー(イントロネオ)がいます。


・ファイヤー(化石の秘密)





















相手のデッキに眠るキーカードをトラッシュ送りにするこのデッキの裏のアタッカー。
鳥のくせに逃げるコストが2で、すぐさまベンチに引っ込むことができないのが玉にきず。

ふうせんのみを優先してつけて、なるべくベンチで温存しておきたいところ。
アンノーンOとコンビを組ませてベトンを完全消失させたり、山札切れを狙ったりと使用用途は意外と高い。
さすが僕らのファイヤーさん。ゴッドバートじゃなくてゴットバートなのもうなずけるぜ!
ちなみに何度か炎エネをまとってファイヤーさんが満を持してバトル場に現れましたが、ゴットバートはことごとく裏が出ました。


アンノーンO(プレミアムファイル2)





















特殊能力「オブザーブ」により、相手の山札を5枚見て元に戻します。
順番を入れ替えられませんが、相手が何を手札に加えるかを把握できるのは強力。
優先してベンチに出したいポケモンです。
ただし、ファイヤーがいないと特に活躍する場もなく、やることなくてとりあえずオブザーブしたり、たまにエネルギースタジアム同様に忘れたりすることもしばしば。

こちらはスタジアムカードのラジオ塔も同様の使い方ができ、スタジアムを圧迫するかベンチを圧迫するかという二択になります。
私はエネルギーの枚数の関係上、エネルギースタジアムを投入して賄う必要がありましたのでアンノーンを選択しました。
一昔前ならバクフーン(ネオ1)と共存できたため、ラジオ塔という選択肢もあった…のかな?

ファイヤーが殉死した場合はバトル場で壁になったりもします。
時にはコラッタのほうが活躍する場合もあるんだよなあ。


・ゴースト(拡張シート)





















このデッキの表のアタッカー。こいつでサイドカード6枚取りに行く意識です。
やみのちからゲンガーデッキでもメインアタッカーであり、このデッキでも同じ感じなため、
自分でこれら2つのデッキを使っていると何が何やらわからなくなったり。苦笑
エリカ8枚からの「ポルターガイスト」150ダメージとかどこの新裏だよ状態です。

ポルターガイスト」もさることながら「ナイトメア」も強力で、コインが表なら眠り、裏なら混乱。
いつもは表が出るのを願ってやまない私ですが、この時ばかりは裏を祈って投げます。
人間は現金なものなのです。

1エネで技起動できるため、ベンチの1枠にはゴースないしゴーストを絶えず準備して相手ポケモンをきぜつに追い込みたいです。
逆にいえばゴーストが尽きた時はやばい時です。























おなじみの2組。
今回の任務としてはサイドカードにあるわるいラフレシアの回収。
そして、サイドカードにあるエネルギーカードやポケモンカードを山札の一番上に持ってくることの2つです。

特に後者はトレーナーロックがかかった環境ですとほしいカードがなかなか手元に来ないと展開が厳しくなります。
トレーナーカードが多い構築とはいえ紙札になったものを引いてきてもしょうがないことなのです。
そればらば、ゴースなどを有効に取ってくることでアタッカー不足を解消すればいいのです。
本来ならドローソースなどを取ってくるのですが、それが逆の役割になっているものを面白いところですね。
あと、コラッタはとりあえずで場に出せることと貴重なアタッカーも兼務できます。


・くすぐりマシーン(ジム拡張2)





















1ターン目に特にダメージを与えるデッキでもないのと、ナゾノクサを守りたいことからハンデス要因として投入。
これがなかなか功を奏し、相手プレイヤーの阿鼻叫喚を聞くことができます。
コインが表であれば引き続きわざも使用できるので、当たれば儲けものの精神で使いましょう。
ちなみに私は大体裏が出て阿鼻叫喚しています。
バトル場にはピチューなどのベイビィポケモンを配置し、壁役に徹してもらうのがいいと思います。
表が出たら逃げてゴースあたり出してダメージを与えればいいと思います。

くすぐりマシーン成功→エリカ×4→わるラフ進化→ポルターガイストが決まれば
いい感じのダメージ量を与えることができます。
このデッキはくすぐりマシーンの結果に委ねられていると言っても過言ではないのです。
先行取得で1ターン目くすぐり→裏
2ターン目もくすぐり→裏 の時は心が折れました。


・ふうせんのみ(ネオ3)





















「アレルギーかふん」環境だとポケモン入れ替え系カードが使えないため、ファイヤーとわるいラフレシアをベンチに戻すために使用します。
特にファイヤーややまやく仕事が終わればすぐにベンチにひっこむ必要がありますし。
あとはオーキドはかせでトラッシュするのも防ぐことができます。



・スパイ作戦(マチスデッキ ジム拡張1)





















できれば1ターン目ないし2ターン目に使いたいカード。
手札にベトベトンないしププリンの有無を確認し、あればナツメの眼などで戻しましょう。
オーキドや育て屋さんが余った場合にはトラッシュし、ドロー枚数を増やし、事故がない進行をするのです。


クルミ(ネオ1)





















ご存じドローソースですが、今回フル投入したのには訳があります。
というのも、枚数多く入れているとはいえポケモン育て屋さん(第一弾)とわるいラフレシアを極力トラッシュに送らないことです。
調子に乗ってオーキドはかせをバンバン使う自分にとっては死活問題で、余計にトラッシュ行きカードが多くなるのを防ぎたいのです。
あとは夜の廃品回収やウツギ博士はもしものための取っておきたいなどの理由もあったりなかったり。


・エネルギースタジアム(ネオ4)





















やまやき用のエネルギーないしファイヤーが逃げるためのエネルギーを確保するために使用。
相手にもチャンスが来るのには眼をつぶれるくらい強力です。
「アレルギーかふん」環境ではスタジアムも壊される心配がないので安心して設置してください。
優先して回収するのは個人的には炎エネですかねえ。




【採用を見送ったカード】
マチスイーブイ(ジム拡張1)
「おどろかす」で疑似ハンデスもよかったのですが、そうなるとオムナイト(化石)も入れたいな、とか考え始めたので断念。
ハンデスデッキ作る時は採用の余地はある…か?

・キョウのポッポ(ジム拡張2)
わるラフロック下においてキーポケモンを引いてくるために採用を検討しましたが枠が足りなくなり泣く泣く断念。
面白いんですけどね、面白いんだけど。うーん。

・カスミのゴルダック(ジム拡張1)
ダメージはないものの、枚ターンエネルギー・リムーブが使えるのはおもしろいと思ったのですが、
結局エネルギースタジアムで回収されちゃうんですよね。。。
元々初期はタケシのキュウコンでゴースやカスミのゴルダックに化けようかと考えていました。
今のアンノーンOの役割がネイティオ(ネオ1)だったり。
ただポケモンの数がとても多くてねえ…。もう少し余計なものをそぎ落とせばまだ日の目を浴びるかも。



【使用感】
脳内で考えた時は「これは環境に一石投じられる出来なんじゃないか!?」と本気で思い、いざ回してみるとなかなかに無残な結果になるという典型的なデッキでした。

わるいラフレシアが2ターン目に決まってポルターガイストをたたきこむ爽快感は素晴らしいのですが、基本的に事故が起きます。
交換おじさんやクルミで山札に戻したわるいラフレシアが山札の深い位置で眠りにつくことがほとんどで、大体なぶり殺されるのがほとんど。
あとは交換おじさんをもう1枚あるといいのかなあ。

あと、気付いたのがエリカのウツボット(ジム拡張1)強いっすね。。。
疑似突風の「かおりのわな」でわるいラフレシアがきぜつになると一気に加速する向こう。
トレーナーロックがあってこその「ポルターガイスト」のため、ダメージ量が一気に減るのです…。
この無残たるや!

ここまでベトベトンププリンをそんなに警戒するならわるいゲンガー(ネオ4)入れろよって話なんですけどね。
まだまだ発展途上が見込めるロジックのため、もう少し研磨していきたいです。
とりあえずゲンガーはいらないかな。

コンボがつながるとすごく気持ちがいいデッキですので、是非お試しいただけたらと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。